沈黙は恐いですか!!
「沈黙の中での出会い」があることをはじめて知りました。
人と人との関係は、目に見えたり、聞こえたりするものでしか成り立ち得ない。
私は今までそのようにしか思っていませんでした。
そうして、他でもない この自分とも 沈黙を通じて出会えることを知りました。
不思議な体験をしました。
わたしは小さい頃(今でもそんなときがありますけれど)
ボーっとしていることが好きでした。
でも、ボーッしている自分を、『ホラ、またボーっとしているョ』
そんなふうに教えてくれるもう一人の自分の存在も、
いつごろからか、意識できるようになりました。
でっ、 そんなときは、自分との対話を愉しむのです。
きょうあったこと、その時の感情、人の視線から感じたこと、
その人が感じているかもしれないこと、もし自分が犬だったら・・・、
犬の気持ち、もし自分がいなくなったら・・・などなど、
題材にはこと欠きません。
自分と対話することが愉しくて仕方ありませんでした。
そんなことが私の原体験としてあります。
今回の体験は沈黙の中で自分以外の他者との関係を考えながら
その中で未知だった自分と出会うと言う感じです。
それはそうです。
誰でもが自分の顔を媒体を通さずに見たことが無いように、
録音された自分の声に違和感を感じるように、
人が聞くのと同じように自分の声を聞いたことが無いように、
自分の存在は他者や物のなかに見るものなのかもしれません。
その意味では、他者の中で自分を見ることは当然なのでしょう。
しゃべったり、行動しなければ人とわかりあえない。
それも人と出会う方法の一つかもしれません。
でも、互いに沈黙の中で、同じ環境の中で同じ空気を吸い、同じ時間を過ごす。
そうしてヒョとした弾みで、他者の存在に気づき、それを意識して、
そのように考える自分と、
同様に、相手もまた自分と同じ体温と質量と感情持った存在であることに気付く。
独りではない自分に気付き、互いに尊重しあわなければならない自分たちに気がつく。
無言の中でこのことに気づかされた経験でした。
今、私はあの時間に愛おしさすら感じています。
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