先月ブログでもお知らせした、
資本主義社会サバイバルシネマ「ザ・コーポレーション」
観て参りました。
まずはおさらい。
先月3月23日の記事でご紹介した
ドキュメンタリー映画 「ザ・コーポレーション」。
昨日は松本で上映があったので
行ってまいりました。
映画の内容・・(イントロダクションより一部引用)
株式会社の誕生から、政治システムを超えてグローバル化している企業の正体を、
現在の企業を一人の人格として精神分析を行う。
すると、完璧な“サイコパス(人格障害)”であるという診断結果が表われます。
すべては利益のために働く機関としての企業の、様々な症例を
「ボウリング・フォー・コロンバイン」で有名なマイケル・ムーアや、ノーム・チョムスキーMIT教授を始めとする総勢40人の証言や発言を基に構成したドキュメンタリー映画。
こんなこと書いちゃうと
「なんかでかいテーマだな」
って感じる方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが。
少なくとも私はそうなのですが。
プロデューサー兼監督マークアーバーは
こんなことを言ってます。

マーク氏says: 北米は、日本の生産方法を吸収し、日本の製品を受け入れましたが、日本が代わりに得たものは、外国のビジネスモデルのもつ厳しい局面でした。
その自己中心的な真義は、現代のビジネス企業の経営原理主義に表現されます。
『ザ・コーポレーション』はこの問題に対し、多くの警告を発しています。日本の国民とビジネスリーダー達がこの映画を観て、警告に耳を傾け、そして問題を知ることを、私は強く希望しています。
ほほぅ。
たしかに。
企業のリーダーの方々に観ていただきたい映画であることに
間違いはなし。
では、これから先は私の主観。
まず、映画のテンポが速いはやいっ!
もちろん字幕で、次から次へと多様な人の証言や
テーマが出てくる。それを追うだけで、やや疲労・・。
観ながらも考えさせられること山積み!!
な映画だ。
「製品の売り上げの一部は恵まれない国の子どもたちに寄付しています。」
と製品タグに銘打ちながら、
実際その企業の製品を作っているのは貧困な国(という表現も適切かは考えるところだが)で
労働賃金を過剰に搾取されている幼い少女たち。
この矛盾。
学生時代に多用したマクドナルドや
どこの店でもヒトが多く大売れなGAP・・
今まではよく行く場所だったけどね、
たぶんこれを観ると、ちょっと考えちゃうよ。
じゃあそこの企業の何が悪い?
悪いのはそこで働くヒトやリーダーたちではなく
その「企業」という名の集合体だ。
それも理解。
そしてそれに立ち向かうのは
あなたたち(=民衆)です!!!
と最後には締めくくっていた。
ボリビア・コチャバンバの公営水道の民営化反対紛争を例に、
民衆の力を感じさせる一面もあった。
→コチャバンバ水道水紛争の経緯は コチラ
(Wikipediaより)
ただね、私が思うのは
民衆の力というのも、それが正義になりうるかは
大いに疑問。
というか、注意しなくちゃいけないんだということ。
いろんなケースがあるのだとは思いますが、
肝心なのは
一人ひとりの判断力を高めることが重要
なんでしょうか。
・・ということで長めになってしまいやしたが、
興味関心等おアリの方は、なんでもコメント
お待ちしています。(マツアズマンさんもぜひ♪
いろんな立場のヒトが様々な視点で観て、何を感じるのか
気になります。
今回観てない方では、きっとそのうちDVD化等
されるでしょう^^
ちなみに、会場には松AZブロガーazusaさんもいらっしゃってたみたい。
どなたかは分かりませんでしたが・・><;
そして、松本シネマセレクトの宮崎さんももちろんいました。
ごあいさつしました。
あ、あと「いかにして儲けるか」がテーマのトークも
ついでに参加。
こちらは、東京HIV訴訟原告の川口龍平さんをはじめとする対談でした。
→薬害エイズ訴訟 経緯は コチラ
テーマとは全く違う?トークだったようにも思えましたが
個人的には吉田満さん(現役から退いて10年の、元大企業の方らしい)のお話は、良い悪いは別として、現実味がありました。
そうですよね、私もこの映画を観て
何か物を買う際、食べる際にも無意識でいいのかな、と考えるきっかけになりました。
企業はあらゆる戦略の元に利益を追求しています。環境に配慮して、なんて最近珍しくありませんが「ほんとかよ」ってまだまだ思ってしまうし、また私個人ももっと意識すべきことだと思いました。
見てないんでなんともコメントしにくいですが「企業」活動ってそんなに悪いことなのかなあと素直に思います。
学校においても、企業は公害を垂れ流したり、労働者をいい様に使ったりというような官製のネガティブキャンペーンでも張ってんの?てな感じで子供に伝えたりしてますが、どうなんでしょ?
多感な時期にこの教育じゃぁ、起業する人いなくなっちゃうよ~と思っております。
確かに数ある企業の中には、困った企業もあるでしょう。でも、ほとんどの企業は、自社の利益もさることながら、従業員や自社を巡る社会の発展を願って企業活動をしていると思うんですけどネ。
私にとっても興味深いテーマです。
>私が思うのは民衆の力というのも、それが正義になりうるかは大いに疑問。
>というか、注意しなくちゃいけないんだということ。
私はよく、民衆を消費者に置き換えて考える事があります。
その時感じるのが、消費者の行動はヒステリックで暴力的であることが多い、
ということ。
書いておいて申し訳ありませんが、どうしてそう感じるのかは、長くなりそうなので
別の機会にさせて下さい・・・
>いろんなケースがあるのだとは思いますが、肝心なのは
>一人ひとりの判断力を高めることが重要なんでしょうか。
そうですね、本当にとても重要だと思います。
私も、物事は多角的に捉えられるよう、心がけ、努力しています。
自分では「バランス感覚」とでも言うのかな、と思っています。
人間ができていないんで、なかなかそうも行きませんが。
多様な価値観が溢れている時や、それとは逆に、ひとつの意見に
全てが集約されてしまいそうな時程、バランス感覚が肝要なのかな、
と思っています。
む?ちょっとずれたコメントになりましたね。
お許しを・・・
ノーム・チョムスキーのコメントをそのまま引用します。
「民営化とは、公共機関を善良な人に譲ることではない。専制政治へそれを委ねることです。公共機関には利点もあった。公営企業には後ろ盾があるので、別の利点があれば損をしてもよかったのです。不景気でも従業員を雇え、そのために消費も伸び、景気回復につながります。しかし民間企業では解雇せざるを得ません」
勿論公共事業そのものに対する別の問題点もあります。
この映画はいろいろな問題を含んでいるので、個人としてできることは、やはり自分の暮らしに対する意識を高めるということが第一歩になると思います。
そういった人々の小さな意識の集合から世界を変えて行く事ができるかもしれません。
また無意識の生活にかえってしまいます。
そういう自分はやっぱ未熟だな~と感じています。
私も起業家(もどき)のような立場にいるのですごく興味がありました。行けなくて残念です。
大企業になればなるほど色々な問題を抱えるようになり複雑になっていくのだと思いますが、まだまだ未熟ゆえ私にはその辺は語れません。
それでは寂しいコメントになってしまうので、自分の会社像の話を少し。(自分ネタで申し訳ないです)
まず一番はスタッフがこの会社で働く事を誇りに思えること。そしてスタッフの家族が幸せになること。同時に会社に関わる方(お客さんや関連会社)に喜ばれること。地域が良くなること。
私もいずれはスタッフを増やし企業という組織を作っていかなくてはなりません。先はとても長いですが、こんな会社を作れればと考えています。
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私も思うことがあります。東南アジアで日本人の口にあうように魚の骨を1本1本ピンセットのようなもので抜いたり、外食ですぐ食べられるように細かいことまで要求したり、少し情けなくなります。自分の食べるものまで小骨をとってもらった給食で子供たちは何をまなぶのでしょう・・・