2006/12/28 0:11
実父や義父は昭和一桁と、
一桁に近い生まれです。
実母や義母もそれぞれちょっと
年下になりますが、
戦争を子供の頃に経験した世代です。
そんな両親たちのてのひらは、私のてのひらに比べ、
厚く、固く、逞しいつくりをしています。
私はいま、素材を使い形を作り上げる仕事をしています。
自分の手で形を生み出す仕事です。
その仕事の関係で、利き手である右手の人差し指と
親指だけは少し固くなっており、荒れてもいますが、
それでも両親達の手に比べると、
華奢な手をしています。
私は両親達より、パソコンを使うことも、
屁理屈をいうことも上手く出来ます。
でも、私は両親たちほど畑仕事や庭仕事をできるような
体力はなく、自分の力で食べ物を作り出すことも
育てることもできません。
両親のてのひらを見る度に私は、
ごつごつしているけれど、私のそれより
美しいてのひらだな、と感じます。
もうすぐ正月になれば久し振りに実家に
ちびを連れて帰ることになります。
ちびを嬉しそうに抱き、頭を撫でる
ごつごつした両親のてのひらのように
自分のてのひらも変わっていけるといいな、
と最近は思うようになりました。
投稿者 : トモ



