2006/07/18 22:18

大雨。そして今も雨・・雨・・雨・・・・・。
大雨の影響で、電車が、途中の駅で止まってしまう。

12時発のその電車は約6時間遅れで、私の最寄駅19時に到着。 
7時間も電車とバスの中にいました。
大雨と大雪の時は、こんな出来事がたまに起こりますね。
どうやら私はたまに起こる出来事に、過去に何回も遭遇した気がします。

以前はなんだかイライラすることがあったが、今では不思議なほど気長に待つようになった。
大雨が続いたり、冬・大雪が降りそうな時、それが予想される日は、
私、こんなものをついつい準備して電車に乗ってしまう。
バックには、本2冊、ガム、チョコなどのお菓子、お水(お茶等)。

『今日も素敵な出会いがあった。』

『運転再開の目処がたたない』と言うことで、
私は覚悟を決め、気長に待つことにした。
携帯で友人・親・姉に近況を一通り連絡した後、
あらかじめ用意していた本の1冊目を読んでいた。小澤征爾氏のボクの音楽武者修行である。 

小澤征爾さんの若いときの話だが、楽しくて、本にどんどん引き込まれていった。
途中ふと気がつくと、まだ運行再開の様子は無く、
時々届くメールに返信しながら、また本の世界に入っていった。

12時から4時間たった頃だろうか、

ある一人の『優しそうなおばさま』が声をかけてきた。
2両しかない電車の、前の車両に乗っていた人達が、皆でタクシーを乗り合い、
二つ前の駅に止まっている電車まで行かないか・・・ということらしい。
どうやら、二つ前の駅からは電車が出るらしいが、時間も運行もあまり定かでない状況だった。

気長に待つ予定だったが、親切に声をかけてくれたので、
もう一度、詳しく車掌さんに聞いてみる。
状況を把握しつつ、皆さんの話を聞いたり、タクシー会社に電話し状況を確認したり、

その話をテキパキ進めてみる。
なんだか、前職を思い出す。

いろいろ状況を確認をしていると、JRのほうで進展があり、
バスでの救済があるようなので、
結局、このまま電車の中で皆と待つことになる。

私は本を読むのを止め、
声をかけてくれた、三重県に帰るというおばさまと
もうひとり近くにいた、神戸まで帰るという、インドネシアの男性のかたと

お互いの状況を話し始めた。
なんだか、不思議な出会いである。
でも、こんな状況でも、3人での話は楽しかった。
様々な話に及んだ。

他にもこんなことがあった。
私がタクシー会社に何回も確認をしていたからと、
『ありがとうと言う言葉と共に、少しだけだけど電話代受け取って』と
差し出してくれたご夫婦もいた。
外の電話BOXから電話帳をもってきてくれたおばさまもいた。
こんな時だからこそ、人の親切が身にしみる。
年齢も、住む場所も、国籍も、関係無く、協力できることをする。自分のできることをするだけ。
そして、そこにいる皆のことを思う、考える。

雨足が強くなってきた。皆、無事に移動出来ているのかと、心配になってしまう。
出会うべくして、出会ったのだろうか?
三重県・神戸まで、無事で帰ることを、祈るばかりである。

皆、ありがとう。感謝。
そして、メールに付き合ってくれた、友人へも、ありがとう。