2010/03/11 18:19

新書で、ミステリではないです↓



森 博嗣さん「大学の話をしましょうか」です。タイトル通り森さんが大学について語っています。インタビュー形式です。「臨機応答・変問自在」という本が別にあります。こちらも大学の・・というより学生の質問に答えるというものですが、こちらよりもより大学というものについて森さんが話しています。
僕も一応大学を出ていますが、文系だったので理系のことはよくわかりませんが、基本的に理系への憧れみたいなものは持っていますね。なんか楽しそうだなと感じました。学生と教授や助教授たちとの距離が近いなとも思いました。まぁ、これは文系理系問わず学生や教授たちの姿勢によるとは思いますが・・。
ここ最近農業系の雑誌を読むのに忙しくてなかなか趣味の読書に時間がさけませんでしたが、これくらいの薄さで内容も面白いので3日ほどで読み終えました。

2010/02/14 11:00

トリビュート作品です↓



西尾 維新さん「ダブルダウン勘繰郎 トリプルプレイ助悪郎」です。清涼院流水さんの作中に登場する日本探偵倶楽部(JDC)にインスパイアされて描かれた作品です。この清涼院さんの作品は読んでいます。が、まぁ、読んでいなくても問題ないですね。登場する人物もオリジナルなので(さりげなく原作の登場人物が登場してますが)すんなり受け入れられます。
タイトル通り2編の作品が収録されています。両方ともミステリとして楽しめました。ちゃんと腑に落ちる感じでした。
このJDCトリビュートは他の作家のかたも書いています。また読んでみたいですね。こういうトリビュートな作品は今後も他の作品でも見てみたいですね。その作家さんの個性みたいなものもみれて楽しいですしね。

2010/02/06 16:26

久しぶりに読みました↓



歌野 晶午さん「密室殺人ゲーム王手飛車取り」です。
インターネット上で集まる5人はそれぞれ問題を出します。残り4人が探偵となりそれを推理する。ただし、その問題は実際に起きた事件です。そして、出題者が犯人です。出題者が殺人をして残り4人がその謎を解きます。例えば密室、ダイイングメッセージなどの謎です。彼ら5人はそれぞれ問題を出していきます。始めは短編のようですが、後半から少し趣向が変わっていきます。伏線が実はあちこちに貼られています。
もちろんこれは小説ですが、昨今ではこのようなことが実際あってもおかしくないなぁ~とも思いました。それだけに小説がやたらリアルに感じられました。
歌野さんは過去の作品も何冊が読んでいましたが、久しぶりに読みました。作風が以前と少し変わったなぁという印象です。
かつて島田 荘司さんのところに原稿を持ち込んだこともあるそうで、島田さんのエッセイにもそのときのエピソードが載っていました。純粋にミステリが好きなのだなとそのときは思いました。そして、今もそうみたいですね。なんとなく作品から伝わってきます。この作品は3部構成のようです。次作が楽しみです。

2010/01/27 17:24

全部風呂の中でのみ読みました↓



森 博嗣さん「ZOKUDAM」です。Zシリーズの2作目です。
ミステリではないですね。かといってファンタジーとかSfとかとも違う独特な森ワールドです。ZOKUDAMという組織とTAIGONという組織がロボットで戦うまでを描いているのです。一瞬「えっ?」って思いますが、ロボットの操縦に関することや仕組み関するディテールはさすがだなぁと。森さん自身も工作が好きな方なのでなんとなくこだわりを感じさせる文章です。
この対決の動機なんかも意外とうなずけたりします。登場人物は第1作の「ZOKU」と変わりません。時系列的にはこちらのほうが先にくるのかなと思います。

冒頭でも書いていますがこの本はすべて風呂の中で読みきりました。最近はまじめに農業書なんかを日中読んでいたりすることもあって唯一の娯楽読書タイムは風呂です。忙しい時期はできないことなのでのぼせない程度に楽しむつもりです。

2010/01/17 17:52

新年1発目です↓



有栖川 有栖さん「絶叫城殺人事件」です。新年早々~殺人事件とはなかなか物騒ですね。6つの短編を集めた本です。ちなみに6つすべてに~殺人事件とつきます。これまで有栖川さんはこういうタイトルの小説を書いてこなかったようですが、出版社の依頼で書いたのがきっかけでそれならそういう短編を集めて~という流れらしいです。火村、アリスコンビがもちろん登場します。じっくり読む長編も好きですが、さらっと読める短編も悪くありません。


さて、新年明けてこの2週間ほどでこの1冊かと思いきや、本は結構読んでたりします。まぁ、少しは農業系もとか思って図書館なんかに行って本を借りています。ここで紹介するのは自分で購入した本というヘンなポリシーに最近気がついたのでとりあげていません。で、基本的に風呂の中でのバスタイム読書でのみということでこれほど時間がかかりました。
最近はホームページ作りやら名刺づくりやらで完全にオフィスモードです。この状況を1番喜んでいるのは我が家の愛猫でしょうか。今も「ニャぁ、ニャぁ」言っています。下旬から勉強会やら講演会なんかに出かけていく予定です。

2009/12/31 15:25

読み納めかな↓


西澤 保彦さん「複製症候群」です。今年最後の1冊になりました。いわゆる「ヘンミステリ」です。今回の設定は突然現れた謎の虹のような壁に触るとコピー人間が出現するというものです。その壁は通過できますが、コピーは内側にコピーを生みます。そして、日本政府はその壁に触れることを禁止します。
そんな壁の内側に孤立してしまった高校生や担任、謎の男。非常に特殊な環境で少しずつ何かがおかしくなっていきます。その辺の人間の心理描写が緻密です。何人かは自分のコピーと対面する自体になります。いわゆるクローンとは違って生み出されたコピーはその瞬間までの記憶を持っている上に自分がコピーであるという自覚がなくあくまでもオリジナルだと思うわけです。こういう設定をよく思いつくなぁ~といつも驚かされるわけです。

さて、今年も終わります。農業は3年目、そして、4年目になります。毎年毎年状況は変化し続けますが、流れに乗りながらゆらりゆらりと生きたいものです。来年には100冊達成できるでしょうか?ではでは。

2009/12/29 23:30

こういうこともあります↓



我孫子 武丸さん「弥勒の掌」です。なんか久しぶりとか思って先日購入した「探偵映画」に誘われる」ようにこの作品を見つけました。
ページ数は少ないものの内容はぎっしりで緻密な印象です。さらには後半の返しがきれいでした。一部なんとなく予測と合いましたが、それ以上に勧善懲悪でないこの現代社会の闇みたいなところがリアルでしたね。
いわゆる新興宗教団体とそれに立ち向かう2人の男という図式ですが、実は・・。まぁ、とにかく伏線や記述がすごいなぁという感じです。
ふっと、今最近のエントリーを見るとすべて読了本でした。うん、充実。
ちなみに今日は久しぶりに高校の友人と軽く野球しました。もちろん明日のことなんて考えずに。はい、若くないって本当に思いました。でも楽しかったです。

2009/12/29 23:18

いつもとは少し違う路線↓



本田 健さん「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」です。
タイトルどおりパート2なので過去に1を読みました。ちょうど農業を始める年でした。もちろん当時からバリバリミステリだったので知人の紹介です。いわゆるビジネス書だと思いますが、その根本というかこれからまさに商売を始めようとしていた僕にしてみればなんか勇気がわいてくる1冊でした。
さて、その続編です。ただし、この本の原題は「スイス人銀行家の教え」の改題です。つまり舞台はスイスでユダヤ人の富豪は直接登場しません。この本のテーマはずばりお金です。どうやったらお金持ち、いや、大富豪になれるかという本です。こういうことを掲げる本はこれまで割りと避けてきたのですが、このシリーズは別かなと。まぁ、読み手によって感じかたはそれぞれでしょうが、3年目を終えてさて、これからというタイミングで偶然本屋で見つけたのも何かの縁ということで読んでみて正解でした。再確認というやつです。

2009/12/26 17:21

この人の本は久しぶりかな↓



我孫子武丸さん「探偵映画」です。ここに登場するのは初めての作家さんでしょうか?久しぶりに読みました。ミステリを読み始めて間もないころに出会った作家さんですね。
タイトル通り映画の話です。作中作ってやつですね。映画の世界は詳しくないですが、映画の舞台裏や過去の名作とかもいろいろ出てきて、いわゆる映画論みたいなのもあって興味深いですね。ごちゃごちゃしてなくてシンプルなのですが、最後に来るカタルシスは変わらない感じです。過去に読んだこの作者の本で最後の1行で「あ~」っていう作品があって本当にすごいと思ったことがありますが、そういうのがうまいですね。時間がたっぷりあったというのもありますが、読みやすくて、気になる作品でした。

2009/12/25 16:44

少し不思議なお話↓



森 博嗣さん「少し変わった子あります」です。最近よく読んでいる森さんです。この作品も少しミステリとは違いますね。幻想的というか現代社会の隙間みたいな感じです。ある料理屋の話なのですが、場所が毎回違って、店の名前がないというのです。さらにそこで毎回違う女性と食事をするのです。会話がある場合もありますが、そうでないときもある。訪れる客は不思議な空間で時を過ごすのです。小説ですが、現実にありそうな気がします。何か犯罪が起こるとかそういうことはないのですが、どこか気味の悪いような感じも受けます。薄い本なのでじっくり味わいながら読めた気がします。

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