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2008/05/29 12:03 | 印刷


『GIANT KILLING』 綱本 将也 (著), ツジトモ (イラスト)  モーニングKC
「これ面白いよ」という口コミをいろんなところから
聞いていたんですが、やはり面白かった!(^○^)

続きが気になって、単行本を追っている作品です(笑)

タイトルの 『GIANT KILLING』 とは、
弱小チームが強豪チームに勝利して
ひと泡吹かせることのようです。

日本で言うと、大相撲で格下の若手力士が横綱に土をつけた時の、
思わず 座布団が乱れ飛ぶような痛快な感覚 に近いのかもしれません。

私はそれほど熱いサッカーファンではないけれど、
かなり引き込まれました。

NHK BS-2 でも何度か本の紹介で取り上げられていて、
サッカー解説者の中西さん
「サッカーをかなり知ってる人が読んでも十分納得できる内容」
と絶賛してました。
もちろん、私みたいに 「サッカーは気が向いたらTVで中継を見るレベル」 でも
十分ついていけます(^_^;)


物語はイングランドでアマチュア・リーグの監督をしている
達海猛を古い友人がさがしまわるシーンから始まります。

弱いアマチュアチームで強豪プロチーム相手に番狂わせを
何度も起こしている彼を監督に招き、
J1の最下位&残留争いの常連になってしまった
イースト・トーキョー・ユナイテッド(ETU) を立て直すためです。

このETUというチームは親会社を持たない
東京の下町に密着した小さなチーム。
シーズン直前でも南のキャンプ地に行く金がないほどの貧乏ぶり。

かつてこのチームの選手だった35歳の若い監督が
あの手この手で弱いチームを勝てるチームに変えていくのですが、
当然、そう簡単にはいかないところがリアルで面白い。

選手もベテランから若手、わがままな王子など、
いろんなキャラクターがきちんと描かれていて
誰か応援したくなります。

また、チームを支えるフロントやサポーターなどの
キャラクターもよく描かれていて、チームとともに
ちょっとずつ変わっていくのも楽しいです。


昔、 『キャプテン翼』 で見たような
“タイガーショット”“北国シュート”“スカイ・ラブ・ハリケーン” といった
「ありえねぇー(・〇・;)」技は出てきませんが、
(それはそれで十分面白かったけど…(^^))
ゲームのシーンは迫力があります。

1巻だけでも十分面白いけれど、
2巻の プレシーズンマッチ まで一気に読んだ方が話に入り込めます。 

サッカーファンはもちろんのこと、
『プロジェクトX』『ガイアの夜明け』 に出てくるような
「改革&再生ネタ」 が大好きな方にもおすすめです(笑)

個人的には ミスターETUの村越さん がいいですね(^^)


女性や老人、子どもなど弱い立場の人をねらう犯罪が多い今日この頃。
こういう 「強いヤツが相手の時ほど燃える」精神 は失いたくないものです。

他にもファンの方がいたらぜひ語りたい作品です(笑)








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