野地秩嘉 『企画書は1行』 … 「それ面白い!」と思わせる方法! | Home | 『モラタメ』 ゲットだぜぇ! 
2008/03/01 14:09 | 印刷

またまた最近自腹でレンタルしたDVDがTV放映されます(笑)
もっと早くわかってたらなぁ… (T_T)
なかなかおもしろい映画です。
HPはこちら 映画『それでもボクはやってない』 公式サイト 

解説: 『Shall We ダンス?』の周防正行監督が、11年ぶりにメガホンを取った本格的な社会派ドラマ。電車で痴漢に間違えられた青年が、“裁判”で自分の無実を訴える姿を、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにしつつ描く。ハリウッド映画『硫黄島からの手紙』に出演し、世界的に注目を集めた加瀬亮が、本作で初主演を果たす。主人公を弁護する弁護士には、瀬戸朝香、役所広司らがふんする。3年もの歳月をかけて“裁判”について取材した監督が、現代の日本における“裁判”の現実を突きつける。
(シネマトゥデイ)
あらすじ: フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行った。しかし、「ボクはやってない!」という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった。
(シネマトゥデイ)
それでもボクはやってない(Yahoo!映画) より引用】
 
この映画、派手なCGやアクションはまったくないけれど、
しまいまで妙にハラハラして見てしまいました(‥;)
判決が出るところは手に汗をにぎってしまいます!

主演の加瀬亮さんがまた、いかにもどこにでもいるフリーターという感じで
リアルでした。

主人公のアパートの大家の竹中直人さん、
留置所で相部屋になる怪しい人?の本田博太郎さんなど、
ちょこっとした役でもそれぞれうまい役者さんをあててます。
個人的には母親役のもたいまさこさんがいい感じでした(^^)


冤罪についてはくわしいお話は 松AZブログのhappaさんのエントリーに
鳩山邦夫法務大臣の失言と関連させて、うまく書かれています。
さすが専門家!
中産階級ハーレム 「冤罪(えん罪)を考える 」より)


私には法律的なことはよくわかりませんが、
この映画を見て「中国製の冷凍餃子の検査」「食品の表示偽装」など、
他の業界でも起こっている問題と同じ根があるような感覚をおぼえました。


起訴された事件の約99%という有罪率の高さで、
「疑わしきは罰せず」の原則を考える余裕もないまま
限られた人数で莫大な案件を処理せざるを得ない状況。

裁判官にとっては日常のなかの一件であるけれど、
裁かれる側にとっては一生の問題。

でもそんな被告の事情よりも、
被告を裁くために、当局でいろんな人が関わっているから、
なんとなくグレーな感じでも、うかつに無罪を出して
関係者のそれまでの仕事を差し戻して
明日の別件の仕事で気まずくなるよりは…
いや、それよりもたまりまくった案件をなんとかしないと…という
身内の都合で いったん動きだした仕事を止められない、
「それはおかしい!」と言いにくい組織の体質
映画でも描かれています。 

「そもそも司法に関わる人の常識が一般人とかけ離れてるんじゃないの?」 
という疑問もよく聞きます。
ニュースで裁判の判決を見て「えぇっ?!」と思うこともしばしば。

この映画をみてその辺をもっとツッコミたくなった方は
いま発売中の 週刊新潮 の短期集中連載 『新・「裁判官」がおかしい!』
読むと「なるほど!」とうなずけると思います。
個人的には連載第1回目が一番おもしろかったです(^^)


この映画を見て、ごくふつうの人が裁判で闘うことになったら…と考えたときに
ホラーとはちがう「うすら寒さ」 を感じました。

とくに 親や元カノが傍聴している法廷
自宅から証拠品として押収されたHなDVDと本のタイトル
検事に言わされる場面が…… って

そっちかぁ(笑)!!(>O<)\(^^ ) 



映画生活『それでもボクはやってない』

それでもボクはやってない - goo 映画




よかったら、この本も…好評です。






リンクを張っていただいただけでなく、お褒めの言葉までいただき、ありがとうございます。

結局、テレビ放送見てしまいました。
一度見てあるにもかかわらず、やはり、最後まで緊張して見てました。

本当に有罪率99%という数次は凄い数字ですね。
検察が起訴しなかった事件を加えた有罪率が知りたい気もしますが。

私も今のうちに隠してあるDVDや雑誌の処理をしておかなければ・・・(笑)
コメントありがとうございます(^^)

なぜだかわからないけれど、最近の事件に
タイムリーな時期の放映でした。

やはり、この映画はたぶん女性よりも
男性のほうが切実な感じでみてそうですよね(笑)

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