よけいなお世話?! | Home | 映画 『それでもボクはやってない』
2008/02/20 5:13 | 印刷

野地秩嘉『企画書は1行』(光文社新書)
パソコン雑誌『日経PC21』連載の「企画の1ページ」を
新書化したもの。

「企画書なんか書かないよ!」という人にも
誰かに何かを伝えたい!というときに役に立つ本だと思います。

この本はビジネス本コーナーによくある
「こういう書き方をしなさい」といった
「どのように企画書を書けばよいか」を書いた本ではない。

それよりも 「どうやって企画を実現させるか」 を書いた本だと思う。
だから、企画書のつくりかたよりも、
相手(主にえらい人)を「うん」と言わせる方法
具体的な事例を挙げながら説明している。
そのことが「はじめに」にもよく表れている。

企画書の目的は、こちらが望んだプロジェクトを実現させること。さまざまな目的があるが、つまりは相手に「面白い企画だ、それをやろう」と言わせることだ。
長文の企画書もあればメモ用紙一枚のそれもある。表やグラフなどデータ満載の企画書もあれば素っ気ない手書きもある。
しかし、実現に結びつく企画書を見ると、どれもひとつの共通点を持っている。それは企画の意図が相手に一行もしくはひとつの言葉で伝わること。
いくら良い企画でも、相手に伝わらなければ道端のゴミと同じ。相手が知りたいのは、企画書のなかの核心部分だけだ。
(「はじめに」より抜粋)

実は、私はTV東京のワールド・ビジネス・サテライトとか
日本経済新聞が好きそうな?「いかにもビジネスっぽい話」は
あまり得意じゃないんだけど(笑)、
この本はすんなり読めた。

なかでもそれぞれの人物を描いた具体例が面白い!

FM局の J-WAVE KIRINの「氷結」
NPOの救急ヘリ病院ネットワーク
日本サッカー協会「キャプテンズ・ミッション」
深夜番組の 「カノッサの屈辱」「お厚いのがお好き」 など、
ヒットしたものや注目されている活動の裏に
こんなドラマがあったのか!と思わせる話がいっぱいだった。

近ごろ、日本で一番お金を稼いでいるライブをする人は
若者が支持するJ-POPのアーティストではなく、
よく長野県にも来ている赤い学生服の“あの人”だった!など
驚きの話もあります。(くわしくは本で…(^^))

なかでも企業経験のない屋台のたこやき屋さんが
「一生、屋台をひくことはできない」と決意し、
お金持ちの常連さんに投資してもらうために書いた
人生を変えた企画書の話は読んでいても熱くなります(‥;)
企画書を書く前にまず確認するのは、
その企画は何を置いても自分が実現したいことかどうかを
自身に問うことではないか。(はじめに より)
やはり一番大切なのは、
「魂のこもっている企画かどうか」 なのかもしれません。

「とにかく企画書の書き方をおしえてくれ~!!」
というお急ぎの方には、こちらがおすすめ。

忙しい企業のトップに見せるための企画書として
短く、見やすく、さらにうなづかせるために
「A41枚に何を書けばいいの?」 という
具体的なアドバイスが書いてあります。

夢や目標にむけて誰かの助けを借りたいとき
どちらの本も役に立つと思います。











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