⑤-1ができました^_^
①②③④はこちら→ https://note.com/mysoulhikari
1ページ目
『明日、島に行きます。
9時30分発の船で行きます。
オリーブ畑を見て見たい人は集まれ〜。
島にお店はありません。
お弁当忘れずに❗️』と、ブログに書いた。
そして、『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、庭に出て、月や星、惑星を見て楽しんだ。
すると、夜空の奥の方で、キラッと『D』が見えた。
「お〜また現れたな〜。おいで、おいで〜〜」と言うと、もう、庭に透明な四角い箱の乗り物が着陸していた。
ガイドのフランチェスコさんが降りて来た。
ふたりは、とてもうれしそうに挨拶を交わした。
「今日は、あなたにお会いしたいという、おふたりをお連れしました。
おふたりは、今、『D』社の『星めぐりツアー』に参加されているんです。
キャプテンとアミさんです」
🍀🍀つづく🍀🍀
YouTube 「オリーブの木を育てよう」
作詞作編曲 伊藤心太郎さん
https://www.youtube.com/watch?v=kC-bS8r2x6g
⑤-1ができました^_^
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1ページ目
『明日、島に行きます。
9時30分発の船で行きます。
オリーブ畑を見て見たい人は集まれ〜。
島にお店はありません。
お弁当忘れずに❗️』と、ブログに書いた。
そして、『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、庭に出て、月や星、惑星を見て楽しんだ。
すると、夜空の奥の方で、キラッと『D』が見えた。
「お〜また現れたな〜。おいで、おいで〜〜」と言うと、もう、庭に透明な四角い箱の乗り物が着陸していた。
ガイドのフランチェスコさんが降りて来た。
ふたりは、とてもうれしそうに挨拶を交わした。
「今日は、あなたにお会いしたいという、おふたりをお連れしました。
おふたりは、今、『D』社の『星めぐりツアー』に参加されているんです。
キャプテンとアミさんです」
🍀🍀つづく🍀🍀
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④-7から11ができました^_^
①②③はこちら→ https://note.com/mysoulhikari
1ページ目
6月、45本になった。
7月、50本になった。
9月、52本になった。
10月・・・
島のオリーブたちのはじめての冬。
実験用のオリーブを地植えした。
できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。
水は、雨だけ。
だから、雨がうれしかった。
ほどほどの雨がうれしかった。
🌿🌿🌿🌿
2ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、夢をみていた。
外は雷雨。
でも、ぐっすり眠っていた。
いつものように、船に乗り、島に着いて、凸凹道を歩きオリーブ畑に着くと・・・
オリーブたちが、めちゃ喜んで、『オリーブの木の苗を運ぶ人』を迎えてくれた。
木々の一本一本から妖精が現れて、みんなでダンス~ダンス~ダンス~。
でも・・・妖精のお顔が・・・ちっちゃいおぢさん❗️
目が覚めた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ふふふ~~と笑い、
「何はともあれ、恵みの雨をありがとう❗️」と庭の地植えしたオリーブと青空を見つめた。
🌿🌿🌿🌿
3ページ目
お地蔵さまを袋に入れ『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、仕事に行く準備をはじめた。
カモメは、屋根の上で、羽を広げたり、とじたりしながら静かに青空を見つめていた。
海が・・・空につきそうなくらい高く伸びた日。
あの日からカモメは『渡り鳥』をやめてしまった。
でも、今は、島や浜、町や村、川や山・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』の後を追いかけて、見たことがなかった景色を見て、毎日をとても楽しんでいた。
「さ~行くべ~行くべ~~~」と下から声が聞こえた。
🌿🌿🌿🌿
4ページ目
仕事から帰ってきた『オリーブの木の苗を運ぶ人』
明日は、仕事が休み。
それで、久しぶりに、『No.13』という浜に行こうと思った。
なんとなく、なんとなく。
そう・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、この『なんとなく』を大事にしていた。
🌿🌿🌿🌿
5ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、『No.13』という浜に向かった。
通り過ぎる風景を見ながら、あの日の朝を思い出した。
あの日は、新車が来て3日目の朝だった。
タイヤがパンクしたのでスタンドによって修理した。
その後、少し前からはじめた『33観音巡り』の18番札所に寄った。
そこに、かわいらしい、お地蔵さまがいた。
お地蔵さまに見とれて見とれて見とれて・・・時間オーバー‼️
ルートを変更して仕事場へ・・・ここで被災・・・した。
トンネルを抜けて『No.13』という浜に着いた。
袋からお地蔵さまを取り出し砂浜に置いた。
静かな海。
海風が気持ちいい。
この浜は、追悼花火があげられた浜。
🌿🌿🌿🌿
6ページ目
『No.13』という浜からの帰りは、いくつもの村や町を通りながら帰った。
あの日のままの所をいくつも見ながら・・・
時々、車から下りて少し歩いた。
ふと、足元を見ると、草の中に、4つ葉のクローバーがあった。
「また、目が合ったね」
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、何度も何度も、こうやって4つ葉のクローバーを見せてくれる『力』に感謝した。
「ありがとう」
🌿🌿🌿🌿
7ページ目
カワセミ、蜂雀、よだか、カモメ、青い鳥、5羽は、『満ちた』ものしか降りれない屋根にいた。
寝転がってゴロンゴロン。
うつ伏せになったり、仰向けになったり、のんびりと足と羽を伸ばしていた。
すると、夜空の奥の方で、一瞬『D』と光った点が、すーっと、5羽のいる屋根まで来て静止した。
あの、360度透明な四角い箱の、乗り物だ❗️
中から宮沢賢治さんがトランクを持って屋根に降りてきた。
🌿🌿🌿🌿
8ページ目
「わ〜〜宮沢賢治さん❗️こんばんは」とカワセミが言った。
4羽もうれしそうに挨拶した。
「こんばんは。みんなが屋根の上にいることを知ったら、また来たくなったんですよ」
蜂雀は、うれしくて、うれしくて、宮沢賢治さんの顔の近くまで飛んで行き、そこで、静止飛行していた。
カモメは、間近で見た、蜂雀の飛行技術にうっとり❣️
「ねーねー本を読んで」とカワセミが言うと、「何がいいかな?」と宮沢賢治さんは、トランクを開けた。
「『双子の星』を読み聞かせして〜〜」と蜂雀が言った。
🌿🌿🌿🌿
9ページ目
「天の川の西の岸に・・・
双子のお星様たちは・・・
丁度あちこちで星めぐりの歌がはじまりました。
〜〜あかいめだまの さそり 〜〜♪♫
東の空が黄金色(きんいろ)になり、もう夜明けに間もありません。
はい。『双子の星』は、これでおしまい」と宮沢賢治さんが言うと、
5羽は、それぞれの羽をめいっぱい広げて、宮沢賢治さんを包みました。
🌿🌿🌿🌿
10ページ目
「また来るね」と言い、宮沢賢治さんは、5羽の顔をやさしく、やさしくなでた。
ずっと、屋根の近くで静止飛行していた、透明な四角い箱の乗り物には、子どもが2人乗っていた。
「この子は、いもうとのトシです。こちらは先日、一緒に旅行したトシさん。『オリーブの木の苗を運ぶ人』のおとうとさん」と宮沢賢治さんが言った。
全員の中の、あたたかい『ひかり』が高速でつながった。
ガイドのフランチェスコさんが、「『読み聞かせ』イイですね〜〜」と言うと、
「わたしも、楽しかったです。きょうだいに聞かせていた頃を思い出しましたよ」と宮沢賢治さんは言った。
🌿🌿🌿🌿
11ページ目
「それでは、離陸します。また、お会いしましょう」とガイドのフランチェスコさんが言った。
5羽は、小さな声で歌いはじめた。
「あかいめだまのさそり〜〜♪♫」
透明な四角い箱の乗り物は、すーっと上昇し、空の奥の方に向かった。
途中、『D』と何度も光りながら。
家の中、『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、お地蔵さまを洗っていた。
なんとなく小さな声で歌いはじめた。
「オリオンは高く うたい つゆとしもとをおとす〜〜♪♫」
🌿🌿( ④はこれでおしまい。⑤へつづく))
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④-6ができました^_^
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1ページ目
6月、45本になった。
7月、50本になった。
9月、52本になった。
10月・・・
島のオリーブたちのはじめての冬。
実験用のオリーブを地植えした。
できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。
水は、雨だけ。
だから、雨がうれしかった。
ほどほどの雨がうれしかった。
🌿🌿🌿🌿
2ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、夢をみていた。
外は雷雨。
でも、ぐっすり眠っていた。
いつものように、船に乗り、島に着いて、凸凹道を歩きオリーブ畑に着くと・・・
オリーブたちが、めちゃ喜んで、『オリーブの木の苗を運ぶ人』を迎えてくれた。
木々の一本一本から妖精が現れて、みんなでダンス~ダンス~ダンス~。
でも・・・妖精のお顔が・・・ちっちゃいおぢさん❗️
目が覚めた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ふふふ~~と笑い、
「何はともあれ、恵みの雨をありがとう❗️」と庭の地植えしたオリーブと青空を見つめた。
🌿🌿🌿🌿
3ページ目
お地蔵さまを袋に入れ『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、仕事に行く準備をはじめた。
カモメは、屋根の上で、羽を広げたり、とじたりしながら静かに青空を見つめていた。
海が・・・空につきそうなくらい高く伸びた日。
あの日からカモメは『渡り鳥』をやめてしまった。
でも、今は、島や浜、町や村、川や山・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』の後を追いかけて、見たことがなかった景色を見て、毎日をとても楽しんでいた。
「さ~行くべ~行くべ~~~」と下から声が聞こえた。
🌿🌿🌿🌿
4ページ目
仕事から帰ってきた『オリーブの木の苗を運ぶ人』
明日は、仕事が休み。
それで、久しぶりに、『No.13』という浜に行こうと思った。
なんとなく、なんとなく。
そう・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、この『なんとなく』を大事にしていた。
🌿🌿🌿🌿
5ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、『No.13』という浜に向かった。
通り過ぎる風景を見ながら、あの日の朝を思い出した。
あの日は、新車が来て3日目の朝だった。
タイヤがパンクしたのでスタンドによって修理した。
その後、少し前からはじめた『33観音巡り』の18番札所に寄った。
そこに、かわいらしい、お地蔵さまがいた。
お地蔵さまに見とれて見とれて見とれて・・・時間オーバー‼️
ルートを変更して仕事場へ・・・ここで被災・・・した。
トンネルを抜けて『No.13』という浜に着いた。
袋からお地蔵さまを取り出し砂浜に置いた。
静かな海。
海風が気持ちいい。
この浜は、追悼花火があげられた浜。
🌿🌿🌿🌿
6ページ目
『No.13』という浜からの帰りは、いくつもの村や町を通りながら帰った。
あの日のままの所をいくつも見ながら・・・
時々、車から下りて少し歩いた。
ふと、足元を見ると、草の中に、4つ葉のクローバーがあった。
「また、目が合ったね」
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、何度も何度も、こうやって4つ葉のクローバーを見せてくれる『力』に感謝した。
「ありがとう」
🌿🌿つづく🌿🌿
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④-5ができました^_^
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1ページ目
6月、45本になった。
7月、50本になった。
9月、52本になった。
10月・・・
島のオリーブたちのはじめての冬。
実験用のオリーブを地植えした。
できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。
水は、雨だけ。
だから、雨がうれしかった。
ほどほどの雨がうれしかった。
🌿🌿🌿🌿
2ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、夢をみていた。
外は雷雨。
でも、ぐっすり眠っていた。
いつものように、船に乗り、島に着いて、凸凹道を歩きオリーブ畑に着くと・・・
オリーブたちが、めちゃ喜んで、『オリーブの木の苗を運ぶ人』を迎えてくれた。
木々の一本一本から妖精が現れて、みんなでダンス~ダンス~ダンス~。
でも・・・妖精のお顔が・・・ちっちゃいおぢさん❗️
目が覚めた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ふふふ~~と笑い、
「何はともあれ、恵みの雨をありがとう❗️」と庭の地植えしたオリーブと青空を見つめた。
🌿🌿🌿🌿
3ページ目
お地蔵さまを袋に入れ『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、仕事に行く準備をはじめた。
カモメは、屋根の上で、羽を広げたり、とじたりしながら静かに青空を見つめていた。
海が・・・空につきそうなくらい高く伸びた日。
あの日からカモメは『渡り鳥』をやめてしまった。
でも、今は、島や浜、町や村、川や山・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』の後を追いかけて、見たことがなかった景色を見て、毎日をとても楽しんでいた。
「さ~行くべ~行くべ~~~」と下から声が聞こえた。
🌿🌿🌿🌿
4ページ目
仕事から帰ってきた『オリーブの木の苗を運ぶ人』
明日は、仕事が休み。
それで、久しぶりに、『No.13』という浜に行こうと思った。
なんとなく、なんとなく。
そう・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、この『なんとなく』を大事にしていた。
🌿🌿🌿🌿
5ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、『No.13』という浜に向かった。
通り過ぎる風景を見ながら、あの日の朝を思い出した。
あの日は、新車が来て3日目の朝だった。
タイヤがパンクしたのでスタンドによって修理した。
その後、少し前からはじめた『33観音巡り』の18番札所に寄った。
そこに、かわいらしい、お地蔵さまがいた。
お地蔵さまに見とれて見とれて見とれて・・・時間オーバー‼️
ルートを変更して仕事場へ・・・ここで被災・・・した。
トンネルを抜けて『No.13』という浜に着いた。
袋からお地蔵さまを取り出し砂浜に置いた。
静かな海。
海風が気持ちいい。
この浜は、追悼花火があげられた浜。
🌿🌿つづく🌿🌿
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④-4ができました^_^
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1ページ目
6月、45本になった。
7月、50本になった。
9月、52本になった。
10月・・・
島のオリーブたちのはじめての冬。
実験用のオリーブを地植えした。
できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。
水は、雨だけ。
だから、雨がうれしかった。
ほどほどの雨がうれしかった。
🌿🌿🌿🌿
2ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、夢をみていた。
外は雷雨。
でも、ぐっすり眠っていた。
いつものように、船に乗り、島に着いて、凸凹道を歩きオリーブ畑に着くと・・・
オリーブたちが、めちゃ喜んで、『オリーブの木の苗を運ぶ人』を迎えてくれた。
木々の一本一本から妖精が現れて、みんなでダンス~ダンス~ダンス~。
でも・・・妖精のお顔が・・・ちっちゃいおぢさん❗️
目が覚めた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ふふふ~~と笑い、
「何はともあれ、恵みの雨をありがとう❗️」と庭の地植えしたオリーブと青空を見つめた。
🌿🌿🌿🌿
3ページ目
お地蔵さまを袋に入れ『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、仕事に行く準備をはじめた。
カモメは、屋根の上で、羽を広げたり、とじたりしながら静かに青空を見つめていた。
海が・・・空につきそうなくらい高く伸びた日。
あの日からカモメは『渡り鳥』をやめてしまった。
でも、今は、島や浜、町や村、川や山・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』の後を追いかけて、見たことがなかった景色を見て、毎日をとても楽しんでいた。
「さ~行くべ~行くべ~~~」と下から声が聞こえた。
🌿🌿🌿🌿
4ページ目
仕事から帰ってきた『オリーブの木の苗を運ぶ人』
明日は、仕事が休み。
それで、久しぶりに、『No.13』という浜に行こうと思った。
なんとなく、なんとなく。
そう・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、この『なんとなく』を大事にしていた。
🌿🌿つづく🌿🌿
YouTube 「オリーブの木を育てよう」
作詞作編曲 伊藤心太郎さん
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物語「オリーブの木を育てよう④」
④-3ができました^_^
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1ページ目
6月、45本になった。
7月、50本になった。
9月、52本になった。
10月・・・
島のオリーブたちのはじめての冬。
実験用のオリーブを地植えした。
できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。
水は、雨だけ。
だから、雨がうれしかった。
ほどほどの雨がうれしかった。
🌿🌿🌿🌿
2ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、夢をみていた。
外は雷雨。
でも、ぐっすり眠っていた。
いつものように、船に乗り、島に着いて、凸凹道を歩きオリーブ畑に着くと・・・
オリーブたちが、めちゃ喜んで、『オリーブの木の苗を運ぶ人』を迎えてくれた。
木々の一本一本から妖精が現れて、みんなでダンス~ダンス~ダンス~。
でも・・・妖精のお顔が・・・ちっちゃいおぢさん❗️
目が覚めた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ふふふ~~と笑い、
「何はともあれ、恵みの雨をありがとう❗️」と庭の地植えしたオリーブと青空を見つめた。
🌿🌿🌿🌿
3ページ目
お地蔵さまを袋に入れ『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、仕事に行く準備をはじめた。
カモメは、屋根の上で、羽を広げたり、とじたりしながら静かに青空を見つめていた。
海が・・・空につきそうなくらい高く伸びた日。
あの日からカモメは『渡り鳥』をやめてしまった。
でも、今は、島や浜、町や村、川や山・・・『オリーブの木の苗を運ぶ人』の後を追いかけて、見たことがなかった景色を見て、毎日をとても楽しんでいた。
「さ~行くべ~行くべ~~~」と下から声が聞こえた。
🌿🌿つづく🌿🌿
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④-2ができました^_^
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6月、45本になった。
7月、50本になった。
9月、52本になった。
10月・・・
島のオリーブたちのはじめての冬。
実験用のオリーブを地植えした。
できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。
水は、雨だけ。
だから、雨がうれしかった。
ほどほどの雨がうれしかった。
🌿🌿🌿🌿
2ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、夢をみていた。
外は雷雨。
でも、ぐっすり眠っていた。
いつものように、船に乗り、島に着いて、凸凹道を歩きオリーブ畑に着くと・・・
オリーブたちが、めちゃ喜んで、『オリーブの木の苗を運ぶ人』を迎えてくれた。
木々の一本一本から妖精が現れて、みんなでダンス~ダンス~ダンス~。
でも・・・妖精のお顔が・・・ちっちゃいおぢさん❗️
目が覚めた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ふふふ~~と笑い、
「何はともあれ、恵みの雨をありがとう❗️」と庭の地植えしたオリーブと青空を見つめた。
🌿🌿つづく🌿🌿
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四角の中に小さな四角のある畑を作った
中の四角には庭を整えた時に出た草を山積み
虫虫が集まるところをいじらないように
ミミズが虫が行き来しやすいように
小さな柵を並べて2つの四角を作った
庭の歩くところは苔だけ
四方から中心に手が届く小さな畑の形
いくつもいくつも
④-1ができました^_^
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1ページ目
6月、45本になった。
7月、50本になった。
9月、52本になった。
10月・・・
島のオリーブたちのはじめての冬。
実験用のオリーブを地植えした。
できるだけ、できるだけ、島のオリーブと同じ環境にしたかった。
水は、雨だけ。
だから、雨がうれしかった。
ほどほどの雨がうれしかった。
🌿🌿つづく🌿🌿
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14ページから18ページができました^_^
①はこちら→ http://www.matsuaz.com/mysoulhikari22/2020/08/16/1597544019210.html
②はこちら→http://www.matsuaz.com/mysoulhikari22/2020/09/22/1600732273517.html
1ページ目
今日も島に行った『オリーブの木の苗を運ぶ人』
休みの時は、できるだけ島に行った。
それは、オリーブ畑を作る前からしていたことだった。
陸が海になった日から・・・
島や浜、村や町を見に行っていた。
なぜか・・・むしょうに・・・そうしたかった。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ガーデンチェアに座りテーブルにお地蔵さまを置き実験用のオリーブを見つめていた。
お地蔵さまの隣には、2匹の猫が座っていた。
✳️ ✳️
2ページ目
「にゃ〜〜」「にゃ〜〜」
猫たちが夜空を見て鳴いた。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』も夜空を見た。
たくさんの星の中、ジグザグ動く小さな光る点があった。
「お主、また現れたな〜〜!」
そして、今日は、なんとなく、こんなことも言ってみた。
「ここに降りといでよ〜〜」
✳️ ✳️
3ページ目
声が届いた?
小さな光る点は、ジグザグ動いて『D』と空に書いた。
そして、ぐ〜〜んと近づいて来た。
庭の上。
屋根の高さで止まった。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、驚いた。
猫たちは、じっと見上げてる。
屋根の、カモメ、カワセミ、蜂雀、よだかもじっと見ている。
✳️ ✳️
4ページ目
小さな光る点は、360度透明な四角い箱だった❗️
箱は、すーっと降りて、地面すれすれで止まった。
扉がないのに、中から、大人の人が出て来た。
「要請があったので、着陸しました。ガイドのフランチェスコです」
「あっ❗️そうですよね。呼びましたよね」と『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、驚きながらも答えた。
✳️ ✳️
5ページ目
「この乗り物、1つ条件がありまして・・・軽くないと乗れないんです。
あっ❗️氣持ちです。氣持ちが軽いと乗れます」とガイドのフランチェスコさんが言った。
「氣持ちですか〜〜❗️どう量るんですか?」『オリーブの木の苗を運ぶ人』は質問した。
「乗っていただいた後、地面にそのままいらっしゃるか、上昇できるかで分かります」
「それは、ドキドキですね〜〜」『オリーブの木の苗を運ぶ人』はニコニコ顔です。
✳️ ✳️
6ページ目
カワセミ、蜂雀、よだかが庭に降りてきて、透明な箱のそばに近づいた時・・・
「よだか、久しぶりだね。元氣そうでよかった。さ〜みんな、お乗りなさい」と、中から話しかける人がいた。
「あっ、宮沢賢治さんだ」三羽は驚いた❗️
その様子を見ていた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、とにかく、中に入ろうと思い、そーっと、透明な壁に手をあてた。
そして、透明な床に足を乗せた。
✳️ ✳️
7ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、透明な箱の中に入った。
振り向いて庭を見ると、お地蔵さまの隣で、猫たちは、まるで「行ってらっしゃい❗️」とでも言ってるような仕草をした。
透明な箱には、もう1人、子どもが乗っていた。
その子どもは、とても、とてもうれしそうに『オリーブの木の苗を運ぶ人』に寄ってきた。
✳️ ✳️
8ページ目
「おとうと?」
「そうだよ」
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、大きな大きな手で『おとうと』のほっぺたをやさしく、やさしく包んだ。
ガイドのフランチェスコさんが、「出発しましょう」と言うと、透明な四角い箱の乗り物は、屋根の高さまで上がり、さらに、高く上がっていった。
✳️ ✳️
9ページ目
ガイドのフランチェスコさんが、「床を白くしましょう」と言うと、箱の下は、まるで雲のようになった。
きっと、地上から見たら、雲があるだけに見えるはず。
自己紹介がはじまった。
笑顔笑顔の会話がはじまった。
✳️ ✳️
10ページ目
「着陸しましょう」とガイドのフランチェスコさんが言うと、透明な四角い箱の乗り物は、海へまっすぐ伸びてる、幅のせまい、細長い岬に着陸した。
「さー歩いて岬の先端に行ってみましょう」
月あかり、星あかりで見るステキな風景です。
その岬は、光沢のある土で、まるで、馬の背中のようです。
✳️ ✳️
11ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、『おとうと』と手をつないで、ゆっくり歩きはじめた。
すると・・・
『オリーブの木の苗を運ぶ人』の肩に、ルリビタキがとまった。
✳️ ✳️
12ページ目
「久しぶりだね。以前、具合が良くなくて、ずっと家にいた時、君は、毎日、庭に来てくれたね。時々、外出しても、そこに現れてくれたね。うれしかったよ。ありがとう。ほんとに、ほんとに君は青いね。青い鳥だね」
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、小さな声で歌いはじめた。
「ね〜この先はとても暗いから〜・・・♪♫」
すると、光る魚が細長い岬のふちに、たくさん、たくさん集まって来た。
✳️ ✳️
13ページ目
馬の背中のような岬。
集まってくる光る魚で、
岬は、『光るたてがみ』を持った馬のようです。
「まるで、ディズニー映画みたい⭐️」と『オリーブの木の苗を運ぶ人』が言うと、ガイドのフランチェスコさんは、とても、とてもうれしそうに微笑んだ。^_^
✳️ ✳️
14ページ目
「そろそろ戻りましょう」とガイドのフランチェスコさんが言うと、透明な四角い箱の乗り物が、すーっと岬の先端にやって来た。
全員が乗り込むと、来た時よりも、ゆっくりと上空を飛んだ。
地上から見たら、まるで雲にしか見えないように飛んだ。
「よだか・・・氣持ちが軽くなったんだね。よかった、よかった。
私も軽くなったんだよ」と宮沢賢治さんが言うと・・・
カワセミ、蜂雀、よだかは、羽をめいっぱい広げた。
そして、その羽で宮沢賢治さんを包んだ。
✳️ ✳️
15ページ目
「着陸します」
ガイドのフランチェスコさんが言った。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、「また、おいでね」と言い、『おとうと』をぎゅっと抱きしめた。
カワセミ、蜂雀、よだかは、屋根に向かって羽ばたいた。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』が少し乗り物から離れた時・・・
「土地改良剤です。使ってみてください」と宮沢賢治さんは、トランクから袋を取り出し『オリーブの木の苗を運ぶ人』に渡した。
宮沢賢治さんと『オリーブの木の苗を運ぶ人』は幸せそうに握手した。
✳️ ✳️
16ページ目
「離陸します」とガイドのフランチェスコさんが言った。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ガイドのフランチェスコさんに聞きたいことがあった。
「なぜ、『D』と読めるように光るんですか?」
すると・・・
「こういう乗り物は、たくさんあるんですよ。『D』は、社名なんですよ」
「えーコマーシャルですかー❗️」
2人は、小さな声で、笑い合った。
「それでは、また、お会いしましょうね」
✳️ ✳️
17ページ目
ゆっくり上がっていく透明な四角い箱は、屋根の高さで止まった。
宮沢賢治さんが、屋根の上にいる、カワセミ、蜂雀、よだか、カモメに言った。「屋根の上・・・私も子どもの頃、たくさん、たくさん屋根に登りましたよ」
そして、さよならの仕草をした。
✳️ ✳️
18ページ目
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、宮沢賢治さんの『土地改良剤』をお地蔵さまの横に置いた。
そして、今日行った岬を『フランチェスコ岬』と呼ぼうと思った。
猫たちが「にゃ〜〜」「にゃ〜〜」とその袋を見て鳴いた。
「さ〜ねるべ、ねるべ。ちみたちもねなさーい」と、今度は、屋根の鳥たちに向かって言った。
✳️「オリーブの木を育てよう③」は、これでおしまい。④へつづく✳️
③-10、12、13の「島」を「岬」に変えました。
YouTube 「オリーブの木を育てよう」
作詞作編曲 伊藤心太郎さん
https://www.youtube.com/watch?v=kC-bS8r2x6g
13ページ目ができました^_^
①はこちら→ http://www.matsuaz.com/mysoulhikari22/2020/08/16/1597544019210.html
②はこちら→http://www.matsuaz.com/mysoulhikari22/2020/09/22/1600732273517.html
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今日も島に行った『オリーブの木の苗を運ぶ人』
休みの時は、できるだけ島に行った。
それは、オリーブ畑を作る前からしていたことだった。
陸が海になった日から・・・
島や浜、村や町を見に行っていた。
なぜか・・・むしょうに・・・そうしたかった。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、ガーデンチェアに座りテーブルにお地蔵さまを置き実験用のオリーブを見つめていた。
お地蔵さまの隣には、2匹の猫が座っていた。
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「にゃ〜〜」「にゃ〜〜」
猫たちが夜空を見て鳴いた。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』も夜空を見た。
たくさんの星の中、ジグザグ動く小さな光る点があった。
「お主、また現れたな〜〜!」
そして、今日は、なんとなく、こんなことも言ってみた。
「ここに降りといでよ〜〜」
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声が届いた?
小さな光る点は、ジグザグ動いて『D』と空に書いた。
そして、ぐ〜〜んと近づいて来た。
庭の上。
屋根の高さで止まった。
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、驚いた。
猫たちは、じっと見上げてる。
屋根の、カモメ、カワセミ、蜂雀、よだかもじっと見ている。
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小さな光る点は、360度透明な四角い箱だった❗️
箱は、すーっと降りて、地面すれすれで止まった。
扉がないのに、中から、大人の人が出て来た。
「要請があったので、着陸しました。ガイドのフランチェスコです」
「あっ❗️そうですよね。呼びましたよね」と『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、驚きながらも答えた。
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「この乗り物、1つ条件がありまして・・・軽くないと乗れないんです。
あっ❗️氣持ちです。氣持ちが軽いと乗れます」とガイドのフランチェスコさんが言った。
「氣持ちですか〜〜❗️どう量るんですか?」『オリーブの木の苗を運ぶ人』は質問した。
「乗っていただいた後、地面にそのままいらっしゃるか、上昇できるかで分かります」
「それは、ドキドキですね〜〜」『オリーブの木の苗を運ぶ人』はニコニコ顔です。
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カワセミ、蜂雀、よだかが庭に降りてきて、透明な箱のそばに近づいた時・・・
「よだか、久しぶりだね。元氣そうでよかった。さ〜みんな、お乗りなさい」と、中から話しかける人がいた。
「あっ、宮沢賢治さんだ」三羽は驚いた❗️
その様子を見ていた『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、とにかく、中に入ろうと思い、そーっと、透明な壁に手をあてた。
そして、透明な床に足を乗せた。
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『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、透明な箱の中に入った。
振り向いて庭を見ると、お地蔵さまの隣で、猫たちは、まるで「行ってらっしゃい❗️」とでも言ってるような仕草をした。
透明な箱には、もう1人、子どもが乗っていた。
その子どもは、とても、とてもうれしそうに『オリーブの木の苗を運ぶ人』に寄ってきた。
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「おとうと?」
「そうだよ」
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、大きな大きな手で『おとうと』のほっぺたをやさしく、やさしく包んだ。
ガイドのフランチェスコさんが、「出発しましょう」と言うと、透明な四角い箱の乗り物は、屋根の高さまで上がり、さらに、高く上がっていった。
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ガイドのフランチェスコさんが、「床を白くしましょう」と言うと、箱の下は、まるで雲のようになった。
きっと、地上から見たら、雲があるだけに見えるはず。
自己紹介がはじまった。
笑顔笑顔の会話がはじまった。
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「着陸しましょう」とガイドのフランチェスコさんが言うと、透明な四角い箱の乗り物は、海へまっすぐ伸びてる、幅のせまい、細長い島に着陸した。
「さー歩いて島の先端に行ってみましょう」
月あかり、星あかりで見るステキな風景です。
その島は、光沢のある土で、まるで、馬の背中のようです。
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『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、『おとうと』と手をつないで、ゆっくり歩きはじめた。
すると・・・
『オリーブの木の苗を運ぶ人』の肩に、ルリビタキがとまった。
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「久しぶりだね。以前、具合が良くなくて、ずっと家にいた時、君は、毎日、庭に来てくれたね。時々、外出しても、そこに現れてくれたね。うれしかったよ。ありがとう。ほんとに、ほんとに君は青いね。青い鳥だね」
『オリーブの木の苗を運ぶ人』は、小さな声で歌いはじめた。
「ね〜この先はとても暗いから〜・・・♪♫」
すると、光る魚が細長い島のふちに、たくさん、たくさん集まって来た。
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馬の背中のような島。
集まってくる光る魚で、
島は、『光るたてがみ』を持った馬のようです。
「まるで、ディズニー映画みたい⭐️」と『オリーブの木の苗を運ぶ人』が言うと、ガイドのフランチェスコさんは、とても、とてもうれしそうに微笑んだ。^_^
✳️つづく✳️
YouTube 「オリーブの木を育てよう」
作詞作編曲 伊藤心太郎さん
https://www.youtube.com/watch?v=kC-bS8r2x6g