(2)地球温暖化と畜産業
畜産業の中で牧草と関連があるのは、酪農、肉牛飼育、競走馬育成など。
一昨日からの報道では、輸入飼料の高騰で酪農家の廃業が相次いでおり、
バターだけでなく乳製品の流通量が不足するだろうとのこと。
2年前に同じテーマで書きましたが(リンク先)、バイオ燃料などあらたな対策が打ち出されるなど
情勢の変化がありましたので改めて触れたいと思います。
(写真は先日も撮影した牧草地で5/29のものです)
アレルギー検査に
特異IgE抗体価アカシア(属)という項目があります。
これはニセアカシヤ(ハリエンジュ)花粉について調べる項目ではありません。
某会館の用水路わきのイネ科群落です(イチゴツナギ属とヤクナガイヌムギ・先週撮影)。
敷地内は非常にきれいに手入れされていますが、用水路の対岸は土地所有者が
異なるので手が出せないでしょうね。
【イ ネ 科】 先週からカモガヤその他多くのイネ科植物が本格的に開花しています。
【カバノキ科】 標高の高い場所からカバノキ科花粉が飛来しますが、減少期に入ります。
【スギ・ヒノキ】 スギ・ヒノキ科花粉の飛散は終了です。
昨日の昼に庭先で突然の呼吸困難になり、緊急で当院を受診された女性がいました。
この方は…
(上の写真はイメージです。記事と直接関係はありません)
【イ ネ 科】 今週からカモガヤその他多くのイネ科植物が本格的に開花します。
【カバノキ科】 標高の高い場所からシラカバ花粉が引き続き飛来しています。
【スギ・ヒノキ】 スギ・ヒノキ科花粉の飛散は概ね終了です。
例年より1ヶ月ほど早い開花です。たぶん5月上旬に気温が高い日があったので
一部が早く開花したのだと思います。
スズメノテッポウとスズメノカタビラはとっくに開花中ですが、
カモガヤ、オニウシノケグサなどはあと少しで開花します。
この間をつなぐように咲いているのは…
開花中です。毎年5月中旬から下旬に開花しています。
イネ科の中では花粉飛散性、感作性はそれほど高くないものの、
密集して栽培されているので、風下にいると花粉を浴びることになります。
イネ科植物の開花が早まりそうなので、5月中旬ころの遠足もかなり危険度が増しています。
大規模な公園や川原に行って、白目を腫らして帰ってくる季節が急接近中です。
【カバノキ科】標高の高い場所からシラカバ花粉が引き続き飛来しています。
【イネ科】今週からカモガヤが開花します。週末を中心に他のイネ科植物も一斉に開花します。
【スギ・ヒノキ】スギ・ヒノキ科花粉の飛散は概ね終了です。
日曜日の朝まで雨降りという予報です。
イネ科花粉症対策のために草刈り・防草シート敷きをする上で、
安全に実施可能な最後のチャンスです。
気温が高い日が続くために雑草の勢いがいいので、早く手をうたねばなりません。
イネ科花粉症の人には、晴れた日の草刈りは既に危険な状態です。
そこで、小雨模様のこの週末に「防草シート」を敷設するのはいかがでしょう?
“イネ科の女王”がもう咲いていました。
今年は気温が高いので、来週始め頃からあちこちで開花する様子が
見られるだろうと思います。
【スギ・ヒノキ】スギ花粉は概ね終了。ヒノキ科花粉は今週いっぱいで、敏感な方以外は花粉を感じなくなる水準まで減少する見込みです。
【カバノキ科】標高の高い場所のシラカバが開花しています。
【イネ科】南風が強い日は遠方から飛来する空中花粉として検出されますのでご注意ください。