セリは虫媒花なので、普通は花粉症になりません。
ハウス栽培農家、花卉販売、華道家など職業的接触で生じることがあるようです。
本日10/29の日中は晴れて強い南風が吹く予報になっていますので、
まだ開花している地域からのイネ科・ヨモギ花粉の飛来があるかも知れません。
【キ ク 科】 ヨモギ花粉はほとんどみられません。
【イ ネ 科】 気温が高く風のある日はイネ科雑草花粉がわずかに飛散するでしょう。
【そ の 他】 気温が高く曇天の日はカビ胞子の飛散があるでしょう。
第三回は、2月から10月までまったく窓を開けなくでも快適に生活できる温熱環境と省エネ性能についてです。内容が多いので、2回に分けて掲載します。
課題1:真夏に窓を閉め切って快適に過ごす :暑くない、室内空気がきれいである。
課題2:省エネルギー住宅である :遮熱、高断熱、エアコンの機種選定。
西ニューヨークに住むアレルギー性鼻炎か喘息をもつ患者さんを158人を対象に
皮膚テストでヒノキ科花粉の感作について調べた研究があります。
花粉がアレルゲンであるかを調べたのは日本でも販売されているニオイヒバともう一種。
1996年5月に日本アレルギー学会誌「アレルギー」に掲載された論文で、
埼玉にある大学の先生が1995年までの9年間の観測データをもとに検討したものがあります。
昨日朝の最低気温は5℃を下回り、アルプスには冠雪。
ヨモギ・イネ科植物もほとんど終わって、紅葉やキノコが目を楽しませてくれる季節になりました。
【キ ク 科】 ヨモギ花粉はほとんどみられません。
【イ ネ 科】 イネ科雑草花粉がわずかに飛散しています。
【そ の 他】 曇天の日はカビ胞子の飛散がみられます。
メヒシバもほとんどのものが暗赤色になって花が終わっていますが、
日当たりのよい場所では、一部にこれから開花しようというものもみられます。
今年の9月は暑かったので、イネ科の開花期が伸びるかもしれないと考えていました。
10月になってからの17日間の平均気温と最高気温はほぼ平年並みです。
写真はチカラシバ
秋のイネ科植物が開花するのは、寒冷地の松本地域と比べて、
四国・九州など温暖地では1ヶ月以上遅くなり、終了もそのぶん後へずれ込みます。
今年の秋は西日本の気温が特に高いので、
四国でのススキの開花は10月に入ってからになったようです。
欧州ではシラカバ花粉症の人が口腔アレルギー症候群をおこす重要なバラ科果物として、
リンゴと並んで西洋ナシが挙げられています。
昨日のササガヤと同じ属で、葉の形はよく似ています。
花は地味です( ほとんどのイネ科は地味だろ!)。
アシボソの名前の由来は、本文写真の一番下のように
立ち姿で「ひざ下のスネ」の部分が葉鞘のある上部「太もも」よりも細く見えるから?
撮影地は昨日のササガヤと同じです。
名前のように葉がササに似ています。もうほとんど花は終わっています。
山道の道路沿いなどに普通に咲いていますが、住宅地や平地の農耕地ではあまり見かけないだろうと思います。
【キ ク 科】 ヨモギ花粉が少量飛散しています。
【イ ネ 科】 イネ科雑草花粉が少量飛散しています。
【そ の 他】 スギ花粉がわずかに飛散する日があります。
本文写真、左下の2個(青で囲み)がスギ花粉!
年内に花粉を少量飛ばす、超気が早い杉の木は、この地域でもみられます。
花粉症の原因植物として学術報告(1977小崎)されているのですが、
虫媒花であるため実際にはあまり花粉は飛びません。
目の前でわざわざ振り回すと花粉が多少飛び散りますので、
キク科花粉症の人はそんなことをしないように注意しましょう。
薄川の川原にヨシが群生していますが、ほとんど花は終わっています。
少数の株で開花中のものがあります。
シリーズ最終回は、決して目立つことなく地味に…しかし、
イネ科花粉シーズンの初めから終わりまで、4月下旬から10月中旬まで半年間も
入れかわり立ちかわり咲いているツワモノです。
家族広場の野外ステージ周辺などにメヒシバやカゼクサが多少咲き残っています。
イネ科花粉に非常に敏感な人を除くと実害はないでしょう。下の写真はメヒシバです。
【キ ク 科】 ヨモギ花粉の飛散数は減っています。開花が遅れたものが一部に残っています。
【イ ネ 科】 イネ科雑草花粉が少量飛散しています。
【そ の 他】 アカザ属の花粉がみられます。
アルプス公園「さくらの森」内の南東の角(ワシ・タカ舎の裏手、道路の反対側)にて、
昨日の記事でとりあげたヌカキビの近くでイヌビエを撮影
そろそろイネ科花粉も終わりそう。そこで、“イネ科といえばアルプス公園”の
花粉シーズンの終わりをドキュメンタリータッチにて、シリーズでお届けします。
遠足や行楽の際の判断材料としていただければ幸いです。
シラカバ花粉症の人のなかに、リンゴを食べると喉がイガイガするという人がいます。
栗やバナナを食べてアナフィラキシーを起こす人は、天然ゴムのアレルギーを持っている
ことがあります。
全国のあちこちで勢力を広げていて、やっかいな外来種として嫌われています。
先日アップしたヌカキビ(リンク先)に近い種類ですが、花序が開ききるとちっとも似ていません。
こんな切れ込んだ葉のヨモギ、平地ではちょっとみかけません、別名ヤマヨモギ/エゾヨモギ。
北海道でヨモギといえばこれのことだそうです。