イネ科 アキメヒシバ (初) | Home | 天空の イネ科
2007/09/25 0:01 | 印刷

秋の雑草花粉症をおこす植物の中でボス的存在のヨモギ。
どれくらいの標高まで生えているのかを確かめてきました。





















(白い花の上に並んで写っているのはヨモギです)

今回の調査地は乗鞍高原。
登山ルートは三本滝駐車場からしばらく車道、途中から登山道に入りましたが、
登山道は何回も車道を横切っています。

1)最大繁茂地:
三本滝駐車場よりも標高が高い場所で、ヨモギ属の繁殖が最も著しいのは、
駐車場向かいのゲレンデ(かもしかコース)の中腹を横切る車道周辺です。
秋の雑草花粉症の方は(地図)の場所には近づかないようにしましょう。

2)分布:
ヨモギ属は登山道には見当たらず、車道周辺に限られて生えています。
しかし、どこまで登っても道路沿いである限り、高木が生育できなくなる森林限界を超えて、
標高2600mの肩ノ小屋口周辺にも咲いていました。
























これは、車道に沿って種子が運ばれるためではないかと考えました。

残念ながら時間の都合で標高2700mの畳平までは確認してこれませんでした。
もしかしたら道路沿いなら、更に上の方にも咲いているかも知れません。

3)結論:
標高2600mまでは車道沿いにおいてヨモギ属は生育可能でした。
秋の雑草花粉症の方は、10月上旬までは、どんなに標高が高くても
車が通る場所に行くときは、治療薬や防護手段をお忘れなく。

以上、ヨモギ属は驚くべき適応能力をもっているというレポートでした。

次号予告:
でも初夏~秋の花粉源になるイネ科植物の方も、高山での繁殖力は更にスゴイ! 
     ↓
明日のレポートを乞うご期待

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