イネ科 ギョウギシバ (初) | Home | カバノキ科・イネ科花粉飛散数の推移グラフ
2007/07/03 2:41 | 印刷

独立行政法人農業生物資源研究所が開発中の遺伝子組換え作物です。
スギ花粉の抗原決定基(エピトープ)を「米」に発現させて、これを花粉症シーズン前から毎日食べることで、スギ花粉症の症状を軽くしようとするものです。

 スギ花粉症緩和米は、スギ花粉エキスを用いた従来の減感作療法や舌下免疫療法と治療上のメカニズムは同じで、免疫寛容を目指しています。異なる点は、「緩和米」の方は、スギ花粉から抽出したエキスを使用するのではなく、遺伝子組換え技術によってスギ花粉のT細胞エピトープ(抗原決定基)のみを人工的に作り出している点です。

 先日のブログで紹介したように、この「米」は食品としてではなく、医薬品として扱うよう変更されています。農水省関連の(独)農業生物資源研究所は、当初この「米」が食品として流通することをイメージしていたようですが、厚生労働省が2007年1月に「医薬品として扱うべきだ」と判断したため、6月に路線変更を余儀なくされています。
 たしかに、特定の病気を改善(治療)することを明確にうたったものなので、特定保健用食品として扱われるのには無理があるように思います。健康食品業界は、儲けのネタが減ったので非常にがっかりしたようです。

コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。