賢明な読者諸兄/姉におかれましては既にご存知のこととは思いますが、
市民タイムスに掲載されたあのような投稿を看過できないので、
ブログの記事といたしました。
米国ではRescuegrassと呼ばれています。
なんでレスキュー牧草なんでしょう?
寒い時期に牛が食べられる牧草が限られているからでしょうか?
とりあえず松本の路傍では満開です。
【イ ネ 科】 カモガヤ、オニウシノケグサなど主要アレルゲンが開花中です。
ナガハグサなどイチゴツナギ属、シラゲガヤ、イヌムギなども開花中です。
【カバノキ科】 シラカバ花粉の飛散数はかなり減ってきています。
【他の樹木】 クルミ花粉はまだ飛散中です。
【スギ・ヒノキ】 飛散終了です。
路傍、畦、河川敷、法面 … あまねく分布しています。
トールフェスクという呼び名もあります。
昨日(24日)の夕方は最悪だったかもしれません。
前日から気温は急上昇してカモガヤが一斉に満開になり、
あまり風がなかったので花粉が飛はずにたまっていたところに、
夕方になり急に風が出てきたからです。
あまり世間では注目されていませんが、クルミ花粉症というのもあるのです。
この2週間は2桁の飛散数の日が多かったので、
クルミ花粉(写真)にアレルギーの方は症状が出ているだろうと思います。
丸の内中学プールわきから城山公園に登る裏ルートのイネ科雑草は
す、す、すごいことになってますので…
イネ科花粉症の方はあと1ヶ月半ほど絶対に通らない方がいいですよ~
【イ ネ 科】 ご注意! カモガヤ、オニウシノケグサが本格開花します。ナガハグサなどイチゴツナギ属、シラゲガヤが開花中です。
【カバノキ科】 北アルプス山麓のシラカバが開花中です。標高の高い場所はこれからで、平地部まで到達する花粉もまだかなり見られます。
【スギ・ヒノキ】 飛散終了です。少量の花粉はみられますが、症状がでるほどの量ではありません。
【他の樹木】 クルミ花粉は本格飛散中です。
今年の場合、4月中旬から飛散数が多くなっていますが、
この頃はまだスギ・ヒノキ花粉が多いので
カバノキ科を区別して症状を自覚するのは無理でしょう。
すでに市内で開花しています(画像は5/9のもの)。
しばらくのあいだ次々と花粉飛散があります。
昨日受診した小学生くんは、日曜日にアルプス公園内をひたすら歩いてきたそうです。
当日鼻汁がとまらなくなり、夜になって鼻がつまり、目の充血と痒みが出て、
一日経った診察時にもしっかり症状が残っていました。
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スズメノカタビラは、背が低いので目立ちませんが、
アルプス公園の家族広場などで寝転ぶと目を直撃する可能性があります。
ハルガヤ、スズメノカタビラなどがすでに開花中です。
カモガヤ開花が近づいています。
入り口付近の花壇や道路周辺は手入れがされ刈り込んでありますが…
松本・安曇野地域花粉アラート(右上)の掲載はじめました。
【イ ネ 科】 カモガヤが一部で開花しており今週はあちこちで本格開花します。オニウシノケグサも開花がはじまりそうです。ナガハグサなどイチゴツナギ属、シラゲガヤが開花中です。
【カバノキ科】 北アルプス山麓のシラカバが開花中で、飛散のピークに入っています。
【スギ・ヒノキ】 飛散終了間近です。ヒノキもほとんど終わりです。
【他の樹木】 ケヤキ花粉はピークを過ぎました。 クルミ花粉は本格飛散期です。
開花中です。
イネ科・イチゴツナギ属(ナガハグサ属)
ケンタッキーブルーグラス、西洋芝として用いられている。
牧草として導入されたものが野生化。
abn長野朝日放送で、5/14(月)18:17からのabnステーションにて、
当ブログを含めて「地域の花粉症」をテーマに放送予定です。
5月4日のブログに書いたスズメノチャヒキ属の名前は、ウマノチャヒキでした。
最近はあちこちで咲いている姿が目につきます。
みのしまクリニックは保健所のある松本合同庁舎から西へ約4kmに位置しています。
採取装置は、前者はロータリー型で後者はダーラム型の違いがあるものの、
同じスライドグラス上に採取された、スギ花粉とヒノキ花粉の比率が
2地点でそれほど差が出る理由はなさそうなのですが…
虫媒花では普通なかなか花粉症にはなりません。
受粉作業のように花粉を手作業で扱う際に感作されることがあります。
【カバノキ科】 松本市の平地のシラカバが終わりに近づき、北アルプス山麓が開花します。
【イ ネ 科】 スズメノテッポウ、スズメノカタビラ開花中です。週末には他のイチゴツナギ属、シラゲガヤなどの開花が始まります。
【スギ・ヒノキ】 飛散終了間近です。一部でヒノキが残っている可能性があります。
【他の樹木】 ケヤキ花粉は引き続きかなり多い状態。 クルミ花粉は少量飛散しそうです。
2007年のスギ花粉の飛び始めは昨年よりかなり早く、ヒノキは昨年よりやや遅く、飛散がほぼ終了した日は昨年並みという不思議な飛び方をした年でした。
スギ・ヒノキ花粉の飛散は終息に向かっており、今後まとまった飛散はないと予想されます。
前年同期(2~4月)比で、スギ花粉は昨年の3.2倍、ヒノキ花粉は…
4月30日から5月1日朝までに、ケヤキ花粉としてはかなりの数が飛散していました。
他の花粉の数はさほど増減がなかったので、
4月30日の日中に特別に目のかゆみや鼻症状を感じた方は…
義民会館前から東に向かっての道路わきにはヒゲナガスズメノチャヒキが開花中です。
蟻ケ崎配水池東側の林周辺には早くもカモガヤが出穂しています。