飯田市でヒノキの本格飛散はじまる | Home | 今週のスギ・ヒノキ花粉飛散予測070408
2007/04/07 0:04 | 印刷

幼児期に花粉症を発症する例が徐々に増えてきています。
医学論文では静岡県立こども病院の木村先生がいくつかの発表をなさっています。

木村先生の論文によれば、0歳でスギ花粉特異IgE抗体が陽性になる例があり、
その多くは秋冬生まれであった*とのことですので、
乳児期前半に花粉に曝露すると感作されやすいことになります。

静岡県はスギの植林面積が広く、
2000年以降のスギ花粉飛散数は少量飛散年の2004年・2006年を除き、
1シーズンあたり5,000~12,000個/cm2もの飛散数があります(静岡市)。

これに対し長野市は1シーズンあたり2,000~4,000個/cm2程度の飛散数で、
松本市は更にその半分です。(いずれもダーラム型で採取)

2004~2007年の3年間でみると、
松本市において乳児期前半に静岡市の平年並みに大量曝露しているグループは
たいへん限られています。

この3年間で松本市での大量飛散時期は2005年の3~4月に限定されますので、
この時期に乳児期前半であった場合、
スギ花粉に感作された割合が他の年代層よりも高い可能性があります。

今年は少量飛散年ですが、昨日2歳児(1月生まれ)の受診がありました。

来年もし大量飛散年にあたれば、
2004年9月~2005年2月生まれの幼児(2008年4月に年小で入園)に
スギ花粉症デビューが目立つのではないかと予想します。


引用
*木村光明,スギ花粉感作・発症の低年齢化の実態,アレルギー科 2004;17:29-35

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