ちょい微妙 これが最後の レポートと | Home | とりあえず アイツの番号 いくつだよ
2007/04/12 21:46 | 印刷

澁澤龍彦編「暗黒のメルヘン」を読み返していたところレシートが
挟まれていた。

発行元はスターバックスコーヒージャパン。
日付は2000/11/210 7:03:33A.M
買ったものはトールモカ合計357円である。

実に7年も前のレシートであった。感熱紙なのに時間が経っても
字がきれいなままだ。
2000年というと、ワシが一番ヤセていた時期でもある。
ということは、朝食をトールモカだけにすれば、また痩せるのだろうか。
ではなくて、澁澤龍彦を読み始めてもう7年以上経っているのだと
今さら思い知らされたのだった。まだリニューアルされる以前の河出文庫で
この河出文庫の澁澤コレクション29冊目である。そういえば、当時12冊目が
在庫僅少だか欠版で古書店を巡った覚えがある。
わざわざ文庫にこだわらずともよかったのだが、当時も今も文芸書より
文庫のほうが好きである。
わずかな理由で、文庫はワシのある種の守りなのだった。

用はなくともとりあえず書店に寄るのが癖になったのはかなり昔のことだ。
それまで角川とか新潮しか知らなかったワシが文春や講談社、集英社等の
背表紙を見続けて、当時、最後にたどり着いたのが河出だった。
河出はどこの書店でもどういうわけか、柱の影や、ちょっと薄暗いところや
当時の福武文庫とあわさっていたり、さまざまな妻たちのそばに置かれていた。
それほどたくさんあったわけではないが、どこかしら卑猥な(降順に並んだ棚で
稲垣足穂が最初に目に飛び込んできた。)ものが多いような気がしたから
こんな隅っこでも無理のないような気がした。
幸い老松もまわりもワシがそういうものを読んだからといってイヤな顔を
するわけでもないし、(だいたい老松という人はワシが隣で春画を見ていたって
笑っているだろう)それに当時は青林堂の出版物や夢野久作といったちょっと
暗い匂いのするものが、かえって好まれたような雰囲気もあり、ちょっと
澁澤龍彦訳「O嬢の物語」の拍子から特に目をそらす必要はなかった。

だが、読み始めたのはもっと後だ。
その後、ワシは最もあらぬ方向の本を読んでいたからだった。
その熱病みたいなものが去った後、ようやく手にとったのが澁澤龍彦だった。
それがもう7年にもなる。
なかなか受け止め方が変わっていないワシ。
成長していないということなのか。少しショック。


確かに、河出と福武が一緒になっちゃってる本屋さんて結構ありますよね。
まあ、私の場合はどちらもよく購入する出版社なので、あまり気にしてませんでしたが。

澁澤のこともエントリーしたいと思いながら、なかなかエントリーできずにいますが、そろそろ書きたいなと思っております。
まずは、”憲法談義”に澁澤を登場させようと考えております。

>最もあらぬ方向の本
気になります!
ありますよね!
内田百閒が一緒に並んじゃったりして・・とはいえもう福武ないんですよね。
今となっては懐かしいですね。
本は(特に文庫は)ある日突然絶版になっていたりして、
最近泣かされています。全集で買わなくちゃいかんのかー!みたいな^^;
happaさんの澁澤エントリ、楽しみです~。
憲法とどう絡むのでしょうか。ワクワクです!

>ある意味健全でしたけど・・ヒィ((((;゚Д゚)))

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