すっかり寒くなってしまった。
夕方、大松から電話があり、会計事務所から連絡があって決算の計算が
終わったとのことだった。足りない書類もなかったみたいで、よかった。
そういえば去年は色々足りなくて、しょっちゅう電話がきていたのに、今年は
1本もなかったなぁ、となんだか嬉しかった。
さて、今日は山に散歩に行ってきた。
まだ紅葉しているところもあって、遅ればせながらしみじみと秋の名残を
惜しんだのだった。ぼんすけは痛みもすっかりひいたようで、元気いっぱいに
歩くし走る。山のだいすきな妹子なんか大張り切りだ。
だけど、夜、空を見上げると大きなオリオン座が山の向こうに見えるから
本当はもう冬なんである。ズボン下の季節なんであーる。
ワシが子どものころ、冬はもっと寒くて、イヤイヤながら毎朝股引を
履かされて学校に通った。股引の上に靴下をかぶせてジャージをはく。
今じゃ珍しいが、ジャージ登校の学校だったのである。
あのグンゼの白い股引だら、左の腰のところに120とかサイズが印字してあって、
目をつむらなくたってすぐに思い出せる。子ども心にイヤでイヤでたまらなかったのに
恐い老松ににらまれちゃはくしかなかった、少女時代。
中学生になって、股引とおさらばできたのも束の間、今度は80デニールの
タイツが待っていた。紺か黒で、その上から白いソックス。おお、
思い出したくない。あのタイツっちゅーのは実は全然暖かくない。
高校生になって、本当に全てにおさらばして、10年以上経つのだが、
正直やせ我慢ももう限界でズボンだけじゃ寒い、タイツなんかはだしと同じ、
というわけで、昨今のオシャレ事情をかんがみて、ワシはスパッツを
はくことにした。
若い人をまねしてその上にスカートなんぞはいている。
若作りしていやぁね、と自分では思うのだが、これがどうしてなかなか
手放せないほど暖かい。普通にズボンをはいているより数段よい。
昨年まで毎日はいていたタイツが今年は出番がない。
形はグンゼの白い股引で、それを茶色や黒やボーダーや花柄にしただけ
のやつなのに、憎いくらいだ。
結局この何十年、私は老松の手の上で踊らされていたのかもしれん、と
毛糸のスパッツを手洗いするワシである。
2006/11/15 19:23
[日記]
投稿者 : お松


