2018/03/21 22:06


3月17日のダイヤ改正後、上高地線電車で使用されている自動放送が変更されました。上のビデオは、上り列車の新村駅発車後に収録したものです。これまで通りの日本語の次駅案内に加え、今回は英語による次駅案内も加わりました。英語の案内では、駅ナンバリングもアナウンスしています。

また北新・松本大学前では、ダイヤ改正に合わせホーム側の全扉を開閉するようになりました。同駅は曲線上にホームがあるため、乗り降りの際の注意喚起なども放送には追加されています。
こちらは松本到着前の放送です。松本の到着時は以前から日英中韓の4ヶ国語による放送が行われています。日本語、英語放送については変更されていましたが、中国語・韓国語については以前のものがそのまま使用されているようです。また、松本出発時に車外スピーカーから流れる音声についても従来は「上高地線新島々ゆきが...」から「アルピコ交通上高地線新島々ゆきが...」と変更されているのを確認しました。

ところで、日本語の放送を担当されている方...なんというか、とてもアニメっぽいのですが...以前の方とは異なるようです...いったい誰なのでしょうか?

追記(3月24日)
みんな気になる新アナウンスの中の人の正体は...! 路娘MOTIONキャラクター新村さやか(CV:高瀬絵菜)さんでした!そうそう、早朝の臨時快速〔101列車)の運行が今シーズンもはじまります。こちらのアナウンスがどのようになったのかも気になりますね!

2018/03/18 19:51

第866回でお伝えした上高地線の新しい自動券売機ですが、波田駅と同時に新島々駅でも導入されています。機械自体は波田駅と同じものですが、運用に少々異なる点があったので別記事にて紹介いたします。写真は改札付近の様子。券売機の設置場所は、半分屋外のような場所であることから、今回新たに扉が設けられていることがわかります。

こちらはきっぷ購入時の画面です。波田駅のものは日本語表示のみの対応でしたが、こちらは、英語、簡体中文、繋体中文、ハングル、そしてアラビア語の6言語表示に対応しています。外国からのお客様の利用が多いことからこのような機能が追加された模様です。ここはあえてアラビア語表示にして、上高地線電車1日フリー乗車券を発券してみました。隠しキャラのように渕東なぎささんが出現します。

実際に発券したきっぷです。サイズはC型。各種注意事項のほか上高地線の路線図を印字し情報量多めです。日付表示は西暦表示となっていました。


なお、以前の券売機では新島々から先のバス乗車券も販売していましたが、今回の新しい自動券売機では対応していません。電車・バスを乗り継いで上高地などへ行く際に、松本駅や当駅の精算窓口で割引乗車券ほか各種きっぷを購入する人が多く、こちらの券売機を使用してバスのきっぷを買う人は少なかったのでしょうか。

(4月7日追記)バスの乗車券も自動券売機にて発券ができるようになりました。

2018/03/16 12:10

3月17日に上高地線電車のダイヤ改正が実施されます。これに合わせてダイヤ改正に対応したポケット時刻表の配布がはじまりました。筆者も新村駅で一部いただきました。前回(画像下:2017年3月4日改正)のものと比べると、印刷が二色からカラー三色刷りに。また、長らく続いていた4ツ折りから、今回はじめて5ツ折りが採用されました。


増えた分の紙面には各駅の乗降口と有人・無人駅の、反対側の面には「あんしん電車」と「観光案内電車」の案内が掲載されています。時刻表は貰ってすぐ捨てられてしまうちらしと違い、取りあえず取っておいてもらえる紙媒体。このようにPRの手段として活用するのは有効ですね。


2018年3月17日改正の時刻表はこちらをご覧ください(PDFファイル)

2018/03/11 16:30

以前もお伝えした松本駅7番線ホームの内方線付点字ブロックと転落防止柵の設置工事が終わりました。写真は上高地線の0キロポスト側に設けられた柵で、新島々方と合わせ電車2両分を除いた箇所にこれが立つ形となりました。以前よりも松本駅で上高地線電車を撮影されている方をよく見かけるようになりましたが、今後はちょっと構図に工夫が必要になりそうです。

7番線のお隣、6番線大糸線ホームには味が良いと評判の駅そば店があります。その店内にはいま、70年代の観光キャンペーン「DISCOVER JAPAN」のに関連するポスター、スタンプ、ゲームなどの懐かしい品々がディスプレイされています。上高地線訪問の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

2018/03/07 16:29

3月1日より上高地線の波田駅・新島々駅で新しい自動券売機の使用がはじまりました。写真は波田駅に設置されたもの。従来のボタン式から今風のタッチパネル式となり、波田から線内各駅ゆきの乗車券と、上高地線電車一日フリー乗車券、入場券を買うことができます。(紙幣は千円札までの対応)機械にはNEC MP-T series。このシリーズは既に松本バスターミナルで導入されており、実績があることから今回も採用された模様です。
実際にきっぷを買ってみました。今回は入場券(上)です。地紋はALPICO GROUP。サイズはいわゆるA型です。日付は西暦表示となりました。なお硬券入場券(下)は引き続き窓口にて販売しているのでご安心ください。またJR線への連絡乗車券については、窓口にて手書きの券を発行し対応するそうです。(※東京都区内ゆきのみ、常備券があります。)

2018/03/03 6:57

前回の地点から歩いて北新・松本大学前に向かいました。駅の手前、松本寄りにはこれまた急なカーブがありますが、南側にあった踏切の機器類が撤去されたため、ご覧のようなアウトカーブ構図も狙うことができるようになりました。背後の葉を落とした雑木林も良いですね。
電車を待つ間、ふと上方を見上げると架線柱の上にトンビが止まっていました。幼鳥以上、成鳥未満といいますかその位の大きさで、例の特徴的な鳴き声も、ピーピーだったりピーヒョロだったり余り上手ではありません。これが秋になると空高くに響くピーヒョロロになるのでしょう。松本の市街地から10分ほどのところですが、里の風情が残る新村地区です。
ここでひとつ、過去の写真をお目にかけましょう。写っている3005+3006編成は、その後ラッピングされて「なぎさTRAIN」に。掲げているヘッドマークは松本市制施行100周年を記念したもので、アルプちゃんの登場はこの時が初だったと記憶しています。また写真には写っていませんが、この時はまだ電鐘式警報機が現役でした。日付は2008年3月3日。この日から筆者の上高地線通いが始まります。

2018/02/28 22:59

この日の松本は朝9時の時点で気温零下1度。風も時々吹いて散歩と撮影には寒い日でしたが、折角山も見えますので下新周辺を歩いてみました。北新・松本大学前との間には大きなS字カーブで電車を待ちます。松本ゆきは3007+3008編成。
上の写真の前に撮った下り新島々ゆきはなぎさTRAINでした。ところで、弊通信を書き始めたのが2008年の3月。10年前にもこの区間で撮影した写真があるのですが、果たして進歩したのは機材か写真の腕か...。当時は「単独での路線維持は困難」として、路線の存続が議論されていた頃。利用者でもない、地域住民でもない筆者ができたのは、弊通信を書くことだけでした。

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2018/02/27 11:17

この日は上高地線の北新・松本大学前から新村に向けて歩きました。松本大学横でやってきた上り電車を撮影。電車の足元をみると白っぽいバラストが目につきます。レール交換が行われたようです。
近寄ってみてみましょう。交換されたレールの側面には「50N LD JFE 2017.9」の刻印がありました。製造は国内最大手のJFEスチール。50Nとは旧国鉄が設計した50kgNレールを意味しています。上高地線ではこれまで37kgレールが使われていましたが、近年このように50kgレールに交換される箇所も出てきました。なお車輪の通過する部分以外は錆びておりますが、これは鉄の粒子を安定させるため敢えてこうしているのだと以前職員の方に伺いました。
踏切の更新も進んでいます。写真の新村駅松本寄踏切のほか、三の川踏切、川久保踏切などの新村駅周辺の踏切も新しくなっています。トリコした時などに押す非常停止ボタンも付いています。

2018/02/25 20:01

2月23日の午後に撮影した新島々駅改札口付近の様子です。上高地閉山のこの時期はバスに乗り継ぐお客様も少なく、基本的には静かなこの駅ですが、この時間帯はちょうど乗鞍・白骨温泉方面のバスの発着するタイミングでしたので数人のお客様がいらっしゃいました。よくよくみると窓口の横にあった自動券売機がなくなっています。今年度中に新しいものと交換するそうです。
繁忙期を前に駅舎内のトイレの改修工事も行われています。仮設トイレは国道158号線を挟んだ駅の向かい側に設置されている(職員用駐車場の向こうの小屋)のでご注意ください。こちらも完工まで来月いっぱいかかる見通しです。
上の写真を見てお気付きの方もいらっしゃるでしょうか。旧島々駅舎の前にあったアーチが撤去されていました。波田町観光案内所として使用されていた当時に建てられていたものですが、見るからに老朽化が進んでいたこともあっての措置でしょう。訪問する人にとっては駅舎の全景を収めるためにわざわざ国道158号線を横断する必要がなくなったので良かった?のかな。

なお、この旧島々駅舎については1989年に旧波田町が復元→松本市が所有していますが「老朽化と現行の耐震基準を満たしていないこと」を理由に、2015年より使用を停止しています。以前の観光案内所のようにシーズン中毎日人を置いて...という形は難しいと思うのですが、イベントなど何らかの臨時的な形で市民が使用できる機会を持てないものでしょうか。

2018/02/21 20:20

(2月24日追記)2月23日に確認したところ新島々方の柵の設置は既に終了していました。なお、内方線付き点字ブロックの整備には、長野県の鉄道振興対策事業費のひとつである「利用者にやさしい駅舎の整備事業補助金」が使われています。(資料/pdf
上高地線電車が発着する松本駅の7番線ホームで、安全対策工事が行われています。筆者が確認した時点では目の不自由な方のための点字誘導ブロックが貼り替えられていました。その場にいらしたMさんによると、以前はエレベーター側から歩いていらしたお客様が誤って上り階段に誘導されてしまうこともあったそうです。
今回の工事では、点字ブロックの改修に加え、線路への転落を防止する柵の設置も予定されています。ホームの新島々方、起点0キロポスト方双方のホーム上には既に準備工事がなされていました。

2018/02/19 18:23

立春も雨水も過ぎて暦の上では春。上高地線沿線新村付近は田畑の雪がすっかりとけてしまいました。春先特有のぼんやりとした曇りの日で、条件は決して良くなかったのですが沿線で一枚。まだこちらは真冬の装いの北アルプス鹿島槍連峰をバックに上り下りの両列車が築堤上を走ってゆきました。

写真撮影の後は新村駅より松本まで電車で往復しました。(目的はアルピコプラザ)昨年を以って上高地線内発→松本駅着の乗車券については券種が変更されましたが、往復券については「かえり」の判子を捺して対応しています。

2018/02/16 21:40

アルピコ交通が所有する松本バスターミナルビルが、2月15日「アルピコプラザ」としてオープンしました。アリオ閉店後も営業を継続していた7階店舗、昨年12月に先行してオープンしたファッションセンターしまむらとその系列店に加え、グループ会社のデリシアなどが今回新たに入居しています。
こちらは松本駅側から見た様子です。注目したのは壁面に掲げられたバスのアイコンとBus Terminalのサイン。電車から降りてきたお客様に向けての案内・誘導をする上で効果を発揮するのではないでしょうか。

なお、駐車場は付属の立体駐車場・周辺の提携駐車場も含め、税込み1,000円以上の買い物で2時間無料と案内されています。買い物の有無に関わらず5時間無料(土休日は3時間)のイオンモールと比べると割高な印象を受けますが、やはりここはアルピコ交通の電車・バスでの来店を狙ったものでしょう。『中心市街地へのお買い物は電車・バスで』ここ30年の地方都市を取り巻く地域構造の変化から半ば忘れられていたスタイルがは、息を吹き返すことができるでしょうか。

2018/02/14 18:40

この日は大庭駅パークアンドライド駐車場にクルマを停めて中心市街地に出掛けました。ホームには早くも花穂を出したネコヤナギがありましたが、風が強い。帰宅時刻と重なったこともあって、松本筑摩高校の生徒さんでしょうか電車の到着時刻が近づくと、10人ほどが集まってきました。
大庭駅は無人駅なので、電車の乗車時には整理券を取ります。精算は松本駅へ到着後。先頭車両にいる運転士に所定の運賃をお支払いください。(大庭駅から松本駅までは170円です。)写真の運賃精算済券は車内での精算時に渡されるものですが、昨年末に紙質が変更されています。
松本のまちに出て、とあるお店に入ったところ写真のようなものをいただきました。中心市街地のお店が参加してのスタンプラリー企画です。渡されたスタンプ台紙は、まちあるきMAPも兼ねておりデザインも洗練されているのですが一点気になることが...そう、上高地線が掲載されていないのです。松本駅より東側のエリアでの企画であり、西側を走る上高地線は確かに関係がないのですが、このような精力的な企画をされる地域の方の意識には上っていないのです。これは危機ですよ...。

2018/02/09 23:34

線路の周囲に畑や田んぼが広がる渕東付近は一面雪に覆われていました。雪のかかれていない、深い轍と足跡だけが続く道に靴を埋めながら進みます。新島々方面からリバイバルカラー編成がやってきました。背後の山頂近くでは雪が舞っています。
続いて下り電車を。すっかり葉を落としたカラマツ林をバックに3001-3002編成がカーブの向こうから姿を現しました。風は余りなく、聞こえるのは踏切の音と、電車のジョイント音ばかり。
さて、ちょっと早い(これまでの中で最も早いのでは?)のですが『第11回上高地線ふるさと鉄道まつり』のお知らせです。近年は3月20日春分の日に開催されていましたが、今年はちょっと遅く3月24日(土)です。今から予定を空けておいてくださいね!

2018/02/06 18:02

波田地区の上高地線は並行して走る国道158号線とつかず離れずしながら西に向かいます。三溝から森口にかけてはご覧のように柵もガードレールもないような場所も。写真を撮ってから近くにある喫茶店でしばし休憩。お店の奥様に沿線で写真を撮ってることを伝えると『最近撮ってる人いますよね、人気なんですか?』と。さて、どうでしょう?
天気の良い日にはやはりここで撮りたい。新村と三溝の間にある東山を望むスポットへ。時刻は午後2時過ぎ。線路ぎわの雪は大分溶けてしまいましたが、雲の少ない冬の空にオレンジ色が映えること映えること。もう上高地線に通いはじめてかれこれ10年ですがこれは数少ない満足のゆく一枚となりました。
新村駅へ向けて歩きます。この一帯は専称寺ヶ原といって筑摩鐵道が開通した頃は狐か狸の出るような野っ原だったそうです。その中にアカマツが二本あるのですが、通りがかってみると無残な姿に...。松本平一帯で猛威を振るう松くい虫によるものと思われますが、感染したが最後、切り倒すしか手立てがないのが現状です。新村駅ホームと共に印象的な樹木であっただけに残念です。