2016/10/11 21:32

久し振りの上高地線施設更新事業見たままレポートです。今回は少し早足で進めます。まずは踏切。今年度も数箇所での機器更新がなされる見込みですが、その内のひとつが写真の北新停留所踏切。上高地線で今や唯一となった電鐘式踏切です。10月2日の時点で既に地中工事が行われた模様(土台部分が新しくなっている)傍らに立てられている工事看板によると、工事期間は11月10日までとなっています。
続いて架線柱。渚駅の西側のものは今年の春にコンクリート柱となりましたが,今秋は駅の構内のものについてもコンクリート柱に更新される見通しです。従来門型であったものについても片持ち型に変更されるのでしょうか。
営業線に並行して、新村車両所内の木製架線柱も更新工事が進められています。写真はホームからみた様子。10月10日現在,洗浄線の北側にコンクリート柱が建植された様子をみることができます。

2016/10/05 20:23

10月14日は鉄道の日.明治5年に新橋-横浜間に日本初の鉄道が開通したことと,大正10年に鉄道博物館(初代)が開館したことを記念して制定された日本の記念日です。鉄道の日という名称は国鉄民営化後のことで,それまでは鉄道記念日と呼ばれていたそうです。上高地線電車には早くも鉄道の日のイメージキャラクター「テッピー」をあしらったヘッドマークが取り付けられていました。(北新・松本大学前駅にて)

この鉄道の日の前後には各地で鉄道に関するイベントが開かれます.そのうちの最も大きなイベントである「鉄道フェスティバル」に我らがアルピコ交通は今年も参戦。オリジナルグッズも多数取り揃えて東京は日比谷公園に出陣です。東京方面のみなさま,是非お出掛け下さい。


11月5日・6日開催の「しましま本店」のおしらせです。facebookアカウントをお持ちのみなさま,いいね!シェア等していただけますと励みになります…。

2016/10/02 6:23

10月です。9月の中頃から続いていた関係者泣かせの長い長い雨もやっと収まり、ちらと晴れ間の覗く上高地線沿線です。写真は1日(土)の新島々。雨がやむのを待ってました!とばかりに、山へ向かうお客様が次々と降り立ちます。
接続する上高地ゆきバスの前にも乗車を待つお客様の列が。やはり海外からのお客様の姿も。ターミナルとしては小さな駅ですがこのような工夫にも近年力が入れられており、誘導ラインを示して「Kamikochi?ThisYellowline」と片言で案内するKさんの姿が印象的でした。
駅隣のカフェプレイエル・ギャラリーやましろさんでお茶をします。ここでは版画家加藤大道の作品を楽しむことができるのですが、現在は山の日にちなみ「加藤大道版画展2016北アルプス~山の情景~」として新たに発見されたものを含めた展示となっています。作品制作の傍ら手掛けた上高地・松本みやげのパッケージは、まだグラフィックデザイン等という言葉が広く使われる前のものと思われますが興味をひかれます。しましま本店のおしらせも置かせていただきました。新島々訪問の際は、電車を一本見送って、是非。山の水がうまい。

2016/10/01 1:28

町に出ると早くもあちらこちらで『This is Halloween』と聞こえて来るそんな月末。9月は第3週辺りからはっきりしないお天気続きで,折角の三連休もその他のお休みも人出のぱっとしない月となりました。

そんな中で9月18日にはまつもと一箱古本市に出店。11月開催予定の「しましま本店」について紹介させていただきました。いまは準備中の段階ですが,既に何人もの方にお声掛けいただいたり,協力をいただいています。これが本や地域鉄道上高地線の持つ,人と人とを結ぶ力なのでしょうか。イベント当日も,そういったことも感じていただければ幸いです。

明日は午後から「しましま線の日」相変わらず雨~曇りの予報ですが新村駅の古い電車を開けてお待ちしております。お近く通りがかりの際はお気軽にお立ち寄りください。

2016/09/26 22:21

秋分の日に続き、9月24日(土)も松本へ出掛けました。まずはまつもと一箱古本市の如く台車をゴロゴロと引きずってあがたの森へ。この沿道に路面電車浅間線があったことは広く知られた話ですが、その運行間隔は廃止直前の昭和39年でも10分毎。ほぼ同じルートを走る信大横田循環線は毎時2本。これがせめて4本あれば「ちょっと待つか」となるのですが、現実は「歩いた方が早い」のです。
あがたの森では『市民活動フェスタみんなの学校2016』が開かれていました。上高地線応援隊(古い電車で新しい語らいの会)もブースを出展。その一角をお借りして「しましま本店」のPRをさせていただきました。このところの天候不順と立地もあってか来場者はそこそこでしたが、上高地線のことも含めてご案内させていただきました。

市民~を終えたその足でバス北市内線に乗り込み蟻ヶ崎へ向かいました。北市内線はその路線図や西回り/東回りの案内ををみると循環線にみえますが,実際には松本駅前が起終点。今回のように駅の東側エリアから北側に出る場合は一旦降りる必要があります。勿論運賃もここで一区切り。400円かかりました。電子切符が導入されれば乗り継ぎ割引などできそうですが…暫く待つことにします。

バスを降りて向かったのは『実家カフェ』さん。こちらでは現在『実家展』が開催されています。松本や安曇野出身・在住の作家さんによる雑貨と,作家さんの実家に眠っていたという品々が並びます。これが昭和の住宅を使った実家カフェさんの空間にマッチしない筈がありません。いま松本のまちには「20年前の吉祥寺のような」ムーヴメントが起こっていますが「20年前の下北沢のような」空間もあるのです。(あっ、そういえばどちらも3000形が走っていた街ですね!)
昼食にはちょっと遅い時間でしたが、ランチプレートをいただきました。実家のゆるさを前面に出しながらも、一皿一皿丁寧に作られる食事。ついつい通ってしまう理由はそこにあるのかも知れません。松本城、開智小学校見学の際は、そこからちょっと足を伸ばしてこの空間を体験してみてはいかがでしょうか。
実家カフェさんのブログはこちらから

2016/09/25 9:59

9月も終わりに近づきましたが、松本は連日すっきりしない天気続き.しとしと雨の降るなか渕東駅で電車を降りました。駅の前には小さなりんご畑。赤い実をつけて電車を出迎えます。その存在に気付いたお客様がカメラを向ける様子もみることができました。線路のそばには彼岸花。きょうは秋分の日です。
上り電車を見送って下り電車を待ちます。晴れている日は時々鳥おどしがパーンと鳴るここも、今日は雨音が聞こえるばかり。やがて警笛と踏切の音が聞こえ始め、波田方面から新島々ゆきが姿を現しました。
平日に挟まれた祝日、決してよいとはいえない天候ですが、電車にはこれから山へ向かうお客様の姿がありました。9月の最終週も曇りのち雨の予報が気象協会のサイトにずらっと並んでいますが、雨の沿線も実はオツなもの。雨具を用意してお出掛けください。

2016/09/23 20:46

9月22日は松本ノーマイカーデーでした。それまでのカーフリーデーから名称が変わったこのイベントは、クルマに頼りがちな生活を見直し、市民に徒歩・自転車・公共交通の利用しようと呼び掛けるもの。筆者も以前より気になっていましたが毎年「気がついたら終わっていた」イベントでもありました。写真は大名町のトランジットモール。この日はバス以外の自動車の通行を規制し、歩行者・自転車・公共交通のみの空間であった訳です。市内ではこの他にも中町通り、高砂通りで歩行者天国が実施されました。
普段の休日ですと松本城にいらっしゃるお客様で賑わうこの通りですが、このところの雨続きの天気もあってかその姿はまばら。いつもの習慣から抜け出せないのか、通行人の多くは歩道を歩いてゆきます。『道路はクルマの走る場所。クルマが優先。』そんな意識がいかに根付いているか、そんなことを感じさせられます。
つい4日前にまつもと一箱古本市があった大手門枡形跡広場にも足を運んでみました。こちらはメイン会場ということで、テントが立てられ情報発信ブースが設けられています。ただ…写真の通り。悪天候に見舞われた古本市で人がひっきりなしに出入りしていたのとはちょっと対照的でした。
もっとも、ノーマイカーデーだからといってここまで来るような人は筆者ぐらいでしょう。多くの人は目的があってはじめてこの中心市街地に出てくる。その手段として「徒歩・自転車・公共交通を選んでくださいね。」と呼び掛けるのが自然な形だと思うのです。こうした催しや啓発活動が積極的に展開されるのは嬉しいことですが、例えば、古本市のような別のイベントが開かれていて、その横にトランジットモールがある。そんな形で車に頼らない生活空間を体験する仕掛けをつくる。それで「何かこの雰囲気、いいよね」と思って貰うことが、普段の意識や交通行動につながるのではないかと筆者は考えます。