2017/06/27 21:05

松本駅7番線上高地線ホームにあるあんどん式の番線表示が変更されていました。今回の変更では青地にプラットフォームである[7]の数字と日本語・英語・韓国語・中国語による「上高地線」とシンプルなものに改められています。
以前はここに新村・波田方面とあったのですが、地域の外から訪れるお客様(特に海外からのお客様)にとっては、これが上高地線であるかどうが重要であること、また使い慣れた地域のお客様にとっては周知の事実…であるとの判断から今回表示から外されたのかも知れません。

2017/06/19 21:22

新村駅でこのようなお知らせが配られていました。『新村さやか&初海あおい 声優オ―ディション 開催』とあります。主催は路娘MOTIONプロジェクト http://locomotion.link/ 上高地線には既にアルピコ交通オリジナルのキャラクタ―渕東なぎささんが居り、地域の皆様に広く知られています。二匹目のドショウか…なんて声も聞こえて来そうですが、3000形電車をモチ―フにしたキャラクタ―デザインから察するに、渕東さんよりはタ―ゲットを絞った形でのプロモ―ションに活躍するのではないでしょうか。

2017/06/11 21:41

モハ10形カラーの電車(3003−3004編成)が走り始めて早一週間。この日は沿線の各所で同編成を撮影して廻ることに。まずは北新・松本大学前−下新にて。北新・松本大学前駅の南東歩いて3分ほどの場所から北アルプスを仰ぐ形で上り電車を捉えます。
こちらは渕東−波田にて。上高地線では数少ない俯瞰ポイントです。普段のダイナミックストライプも勿論良いのですが、やはりこの山と田園に囲まれた、30年前と大きく変わることのない風景にはオレンジとグレーのツートンカラーがより似合うのではないでしょうか。リバイバルカラーはとかく車両にばかり目が行きがちになりますが、こうした沿線風景の中に置いた時に価値を持つような気がいたします。
…とはいえ、やっぱり車両主体で撮りたくもなるのがこの趣味の世界の人間です。順光になる時間まで待って、下新−北新・松本大学前の大カーブで下り電車を捉えました。下新駅からは歩いて7分ほどです。
以前ならば『同じ色の電車ばかりでつまらなーい』と言われた上高地線ですが、なぎさTRAINを加えてこれで3種類。運用情報はバスウォッチャーにて公開しておりますのでお確かめの上この機会に是非お出かけください。

2017/06/04 22:07

アルピコ交通上高地線で、かつて同線で活躍した10形電車のカラーを再現した電車の運行が始まりました。今回、外装が変更されたのは3000形の3003−3004編成。7月からスタートする信州ディスティネーションキャンペーンに合わせた企画です。写真は6月4日に定番撮影地である奈良井川鉄橋(渚−信濃荒井)で撮影したもの。筆者の他にも複数名の方がカメラを向けていました。
オレンジとグレーの車体色が再現されたことはもとより、10形電車に掲出されていたサボ(当時は[松本−島々]でツーマン運行でした。)風の中々ニクい演出も。DC期間中はヘッドマークに隠れて見えませんが、正面の金太郎塗装もしっかり再現されています。
車内には10形電車をはじめとしたかつての上高地線(島々線)の写真が展示されていました。通称アルピコカラーからの大変身に、どちらかといえば普段から利用されている地域のお客様の驚きの方が大きいと思われるのですが、こうした歴史的背景も伝われば良いですね。
記念きっぷも販売されています。新島々・波田・新村の各駅窓口にてお求めください。松本から新村/新村から新島々の乗車券2枚と今回のリバイバルカラーをモチーフにした台紙がセットで800円です。この機会に是非お求めください。

2017/05/26 21:20

上高地線を走る3000形電車のうち1編成が、かつて同線で活躍した10形電車のカラーリングにラッピングされます。昭和30年代に登場し、5000形電車が登場する昭和61年までの約30年間走り続けたこの10形電車。先日の新村旧駅舎内の公開でも現役時の写真を展示しましたが『懐かしい』『島々線と言ったらこの色だよね』と言った声も聞かれました。(島々線が上高地線に改称された直後に10形電車は登場しました。)沿線の方の記憶に残るこの色が、今度の土曜日6月3日、上高地線に再び戻ってきます。(写真はやまびこ国体記念きっぷより)

2017/05/22 20:59

通算2回目となる古い電車を使った本の企画『しましま本店 本と電車と春のそよ風』を開催いたしました。当日は松本市内、長野県内、東京方面から集まった計11組の小さな本屋さんと喫茶ヤマベボッサ様による出張販売、信州大学レトロ音楽倶楽部の皆様による懐かしの音楽の演奏など、1日5時間の枠に収めるのは少し勿体なかったのかな…と今更感じています。
前回に比べ大幅にボリュームアップしたこと、主催者である筆者の動きが遅かったことで、お客様・出店者の皆様にはご不便をお掛けする場面もあったと思われます。事故もなく終えられたことは何よりですが、次回の開催をより良いものとするためにも、開催時期、システム、運営形態など検討して参ります。改めまして、当日お集まりいただいた100名を超える皆さま、今回の開催に当たり、事前の告知にご協力をいただいた皆さま、会場の提供にご協力をいただいたアルピコ交通株式会社の皆さまに御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2017/05/17 20:47

昨年11月に開催し好評をいただきました。本と電車の企画「しましま本店」早くもこの週末に2回目が開催されることになりました。さわやかな風吹く5月、気になるあの人を誘って、本とひとをめぐる小さな旅へ出掛けてみませんか。

○しましま本店 本と電車と春のそよ風
日時:平成29年5月21日(日)10:00から15:00まで
会場:上高地線新村駅構内新村車両所(みどり色の古い電車)・入場無料
内容:古い電車の小さな古本屋さん(本のフリーマーケット・喫茶・ミニコンサート)

※新村駅駐車場は電車ご利用のお客様専用の駐車場です。
しましま本店お越しのお客様は是非、電車をご利用ください。ご協力をお願いいたします。

(詳しくはしましま本店のFacebookページをご覧ください。)

2017/05/12 19:42

観光案内電車などで配布されている上高地線のパンフレットが大幅にリニューアルされました。これまでの日本語版に加え、今回は近年増えつつある外国からのお客様に対応してEnglish versionも用意されているのも大きなポイントです。観光案内電車では松本出発前にガイドさんがこのパンフレットを配って歩くのですが、渡されたお客様がじっくりと読み込む様子は印象的でした。
上高地線の顔である3000形電車や白ガエル、懐かしの10形電車が描かれた表紙に「わぁ!」と声を上げてしまった筆者。中身の観光マップも含めた、これらのイラストは新島々駅や車内の展示でお馴染みのイラストレーターsonic様の手によるものです。(ブログはこちらから)丁寧な取材を基に描かれた沿線マップは、是非実物を手にとってじっくりとご覧ください。

上高地線観光案内電車は土休日の松本発10:10/11:28/13:28です。
パンフレットを片手に、上高地線片道30分の小さな旅をお楽しみください。

2017/05/05 15:04

5月の連休も半ばを過ぎてUターンラッシュなどというニュースも聞こえて来ましたね。写真は5月3日の朝に上高地線大庭−下新間で撮影したもの。冬の間、ブレーキシューから出る錆で汚れていた電車も、連休を前にすっかり真っ白になって、青い山々をバックに走る姿がよく映えます。
5月の車窓には桜、桃に代わって、梨の花、花壇のチューリップ、山の斜面に山吹など、役者が増えて来ました。写真は下島駅近くの梨畑。この時はちょうど観光案内電車に乗っていたのですが、案内人のHさんによると、この梨の花に少し遅れてりんごの花も咲き始めるそうです。
渕東付近の田んぼには水が入り始めました。途中下車して水鏡の写真を撮るもの良いかも知れません。これはあくまでも筆者個人の意見ですが、夏前のこの時期が上高地線の最も良い季節です。5月の爽やかな風吹く信州松本へ是非お越しください。

2017/05/02 14:29

上高地線では6月17日に実施される「第57回 全日本花いっぱい運動松本大会」に合わせ、フラワートレインを運行しています。写真は同大会の開催をPRするヘッドマーク。花いっぱい全国運動は松本市が発祥の地であり、また今回の大会が松本市市制施行110周年記念事業に当たることから、関係者の間では特に力の入るものになるのではないでしょうか。
車内も気合が入っています。3004号車の天井周りにはご覧のような造花の装飾。これまでもクリスマスの時期などにリボンやリースで飾るなど車内装飾の例はありましたが、今回は広告類も一切取り払っての装飾となっています。
新島々駅と松本駅東西自由通路では、これまでの花いっぱい運動の歴史を振り返るパネル展示も行われています。この、花いっぱい運動の歴史は長く、昭和27年、当時松本市の小学校に勤務していた小松一三夢氏の手で始まったもの。背景には勿論、戦後の荒廃した世の中があり、小林先生はそこに文字通りの豊かさの種を蒔いた人物といえます。それから70年近くが経った今も豊かさに関する議論は尽きませんが、こうした先人に倣って今度はどんな種を蒔けば良いのだろう。そんなことを思った筆者です。

2017/04/23 19:32

今年度の松本市・山形村の時刻表の配布が始まりました。これは松本市が広報として配布しているもので、地域内の公共交通機関の路線図・時刻表のほか利用方法などが分かりやすくまとめられています。今年度は従来のA5版から判型が大きくなりA4版に。時刻表など文字が大きくなり見やすくなったのではないでしょうか。
アルピコ交通が運行する上高地線電車・市内の路線バス・コミュニティバス・高速バスの時刻に加え、今回は、ほしみ線をはじめとした各地区が運行するミニバス(廃止されたバス路線の代替交通として運行されています。)JR篠ノ井線・JR大糸線、そして何故か松本空港を発着するFDAと、松本市・山形村の公共交通機関を網羅する内容となっています。カバーする情報、判型ともに大きくなった時刻表を是非ご活用ください。

2017/04/15 22:02

先週上高地線新島々駅を訪れた際に見つけたものを3点紹介します。一つ目は改札口の横、窓口の上に新たに掲げられたモニターです。写真の通り次の電車の発車時刻と松本駅への到着時刻が表示されていました。日英中韓の4ヶ国語に対応している点は第803回で紹介した車内のモニターと同様です。
もう一点はプラットホームと改札口の間。ちょうど電車を降りて構内踏切を渡った正面にも直立式のモニターが設置されていました。こちらは「ただいま試験放送中です」のメッセージが表示されており運用は始まっていませんでした。観光シーズンに入ったところで、上高地や松本市街地の天気や気温といった情報が放映されるのでしょうか。メーカーはSHARP(参考リンク
それから…プラットフォームの旧島々方にあった電照式の駅名板。駅ナンバリング導入後もここだけ変化がありませんでしたが、これが今回「電車のりば」に変更されています。

来週4月17日には県道も開通し上高地もいよいよシーズンイン。
上高地線電車に乗って春の沿線へ是非お出かけください。(時刻表はこちらから

2017/04/12 18:35

上高地線電車の車内に設置されているモニター(Highland Rail Information)の内容がリニューアルされました。従来は、アルピコグループの施設のPR映像のほかは、電車のご利用に関するお知らせが静止画で表示されるのみでしたが、今回のリニューアルでは多言語(日本語・英語・中国語・韓国語)に改められたほか、スライドの切り替え時にアニメーションが採り入れられています。
外国語での表示の様子。実際に乗っていると、海外からのお客様で、下新・大庭駅などの無人駅では乗車口から降りてしまうケースを時々目にします。既に導入されている音声案内と併せ、視覚的にも情報提供ができると良いですね。

2017/04/09 9:40

上高地線を運行するアルピコ交通が、4月1日(土)よりALPICO FREE Wi-Fiとして公衆無線接続サービスをはじめました。全国的に駅や車内で同様のサービスが広がる中で、アルピコ交通も対応した形となります。提供元はNTTBPが手がけるJapan Connected-Free Wi-Fiで日常利用よりは訪日観光客に向けたサービスと考えられます。尚、Free Wi-Fi スポットにいえることですが、セキュリティが気になる向きにはVPNの設定をおすすめします。詳細は公式サイトにて

2017/03/27 20:56

新村駅旧駅舎最後の公開から一週間が経ちました。最後の公開の翌日には解体工事が始まり、地元新村地区にて保存される車寄せの装飾や鬼瓦、出札窓口、松本市で保存される筑摩鐵道時代の金庫などの各備品の搬出が終わればあとはあっという間。今、旧駅舎の建っていた場所は更地になっていることでしょう。
最後の公開日であった20日とその前日は、筆者は日中のほとんどの時間をこの旧駅舎の中で過ごしました。現役当時の姿を再現すべく、出札窓口に小物を置いてみたり、券箱に切符を入れてみたり。それから数としては不十分ですが、手持ちの資料や昔の写真の展示もさせていただきました。保存問題の始まりからこの日まで何もして来なかった筆者がギリギリのタイミングでできることをしたつもりですが、当日、出札窓口に多くの方がカメラを向けていたり、資料を熱心にご覧になる様子を見て、少しだけ心のつかえが取れたような気がします。

ところで、旧駅舎の跡地にはコミュニティバスの発着所が整備される予定です。新村駅が地域の公共交通の拠点となり、上高地線が地域の持続・発展のためのツールとして活用されることが、旧駅舎やそれに携わった先人の思いに応えること、建物の物理的な保存以上に難しく、同時に意義のあることではないでしょうか。