2016/08/09 19:25

ぼんやりとしている間に8月も第二週に突入。お盆を前に連日気温が30度を超える暑い日が続いています。そんなこともあってか,この日の上高地線は涼を求めて山を訪れるお客様で,各列車とも座席がほぼ埋まる程よい混み具合でした。写真の3005-3006編成は先月運用に戻ったなぎさTRAINですが普段とは異なる『新村のひまわり』というヘッドマークを掲げています。
その新村のひまわりがこちら。北新・松本大学前から新村に向かう車中の進行方向右手に見ることができます。この日は畑の持ち主である松本大学主催の「ひまわり祭り」が開かれていました。見頃は例年8月の中旬,お盆の頃まで。電車と一緒に撮影される方は午前中がおすすめです。

(*8/11に現地で確認したところ、ひまわりは例年より一足早く終わってしまっていました…)
そして忘れてはならないのが明後日に迫ったはじめての「山の日」新村駅の窓口ではこれを記念した記念乗車券が販売されていました。松本~上高地間の電車+バスの運賃2950円とちょっと手が出しづらいのですが,最初の山の日はもう二度とやって来ないことを思えば,この機会に手に入れぬ理由はないでしょう。

2016/08/06 0:10

この日,松本駅前バスターミナルから乗り込んだのはアルピコ交通の生活路線バス「浅間線」。いつもは電車上高地線で西へ向かう筆者が今回はまちの東側へ。旅のお供は先ごろ発売開始となったばかりのMATSUMOTO ONEDAY PASS(松本ワンデーパス)です。
駅前を出たバスはあがたの森通りをすぐに左へ折れ,大名町を経て松本城の外堀を走ります。清水を経て北上し信州大学松本キャンパスが車窓を過ぎてゆくと周りは市街地とも上高地線沿線とも異なるゆったりとした風景に。終点浅間温泉には25分ほどで到着です。
浅間温泉は約1000年前の古文書にまずその名をみることができます。慶長年間には松本城主石川氏が別邸を置き,近代以降は交通の発達と共に現在の温泉場が形成されました。御殿山(860m.)の麓,幾つかの坂に沿って大正~昭和,平成にかけての旅館,ホテルが立ち並ぶ様はまるで温泉の博物館です。
ところで,今回筆者が浅間温泉にやって来たのにはある理由がありました。『おんせんブックス』さんの訪問です。山の手通りの一角「篶竹荘」の一角にあるここは今年の春に生まれたばかりの古本屋さん。玄関脇の6畳間には,本棚とちゃぶ台,ソファの置かれたゆるりとした空間がありました。普段は木曜日,火曜日の夕方から夜を中心に開いているこのお店を,今回特別に開けていただいたのは,秋に実施するある企画の打ち合わせをするため。3時間に渡って筆者からお話しさせていただいたり,お聞きしたりする中で「こんなことがしたい」「あんなことができたら」と企画のアウトラインがみえてきました。
△△で,おんせんブックスのお二人に見ていただいているのは,第710回で紹介した『アルプス登山と筑摩電氣鐵道』この鳥瞰図や観光案内をみると,上高地から浅間温泉へ,浅間温泉から上高地へ…と山と温泉をめぐる一大観光圏と,その間を結んでいた2つの電車―島々線と浅間線―の存在に気付かされます。今回の企画は,かつて電車でつながっていた山と温泉、そして人と人をつなげられたら楽しそう…と始めたもの。これから秋に向けて準備を進めてゆきます。

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