2020/02/16 20:20

昨年に増して暖かい今年の冬。2月に入ってようやく松本でも降雪を観測しましたが、その2日後に沿線を訪ねるとすっかり雪は溶けていました。日陰になるところなら...と思って、新島々寄りの沿線まで足を伸ばしてみましたが、こちらもうっすらと残っている程度でした。
新島々駅前。昨年はこの時期でも、白骨温泉や乗鞍高原スキー場を目指す、外国からのお客様の姿を見かけたのですが今年はひっそり静まり返っています。やはり例の感染症の影響でしょうか。長引けば、今シーズンの上高地の入山数にも響きそうです。
こちらは渕東付近。ひなたは早くも春のようです。ところで、冬の時期の上高地線電車といえば、車体が茶色くなりがち(雪と混じり合った鉄粉が車体に付着するため)なのですが、写真の3007-3008号車の車体側面は白いまま。そんなことからも今シーズンの雪の少なさが伺えます。
お昼はとく兵衛さんでかも汁そばをいただきました。奥さんとも雪の話題になり「前の冬もそうだったけれど、今年は余計に雪が少ないですね...」「スキー場なども困っているようですし」「夏は水不足にならないか心配」と思わずため息。

2020/01/29 21:55

渚駅から乗車した電車を3駅先の下新駅で降ります。ログハウス風の駅舎は1997年に建てられたもので、同駅周辺の沿線から見える北アルプスの山並みをイメージしたデザインなのだそう。現在は、平日の朝の時間帯のみ委託営業があります。トイレが改修されており洋式になっていました。
さて、実際の沿線から見える山並みです。北は信濃富士とも呼ばれる有明山、南は北アルプスの女王常念岳。間に蝶ヶ岳、燕岳などこの平人々にとっては馴染みの深い山々が並びます。モハ10型リバイバルカラー列車がやってきました。
同じ列車でもう1カット。西の方角をみると一面雪に覆われた乗鞍岳が顔を覗かせていました。最も標高が高い剣ヶ峰は海抜3097m.その麓の乗鞍高原には上高地線の終点新島々からバスが出ています。筆者は上高地線を"山ゆき電車"と呼んでいますが、乗鞍岳はその姿が車内からもよく見える点に於いて、大いにそのムードを盛り上げて呉れる存在といえます。
そうやって写真を撮っていると後方から何やらじっとこちらを見つめる視線を感じました。振り向いてみるとそこに居たのは一頭の白ヤギ。2020年代にあって、なおも牧歌的な雰囲気の漂う上高地線沿線です。

2020/01/20 16:13

2020年の上高地線沿線さんぽは渚駅からスタート。今年最初の一枚はプラットホームの西端から見た北アルプスと上高地線電車です。カメラを覗き込んで待っていると、電車を待っていたご夫婦から「今日はいい天気で、蝶ヶ岳もよく見えますね」と話し掛けられました。時々この駅を利用されるそうですが、筆者のように天気の良い日には電車を撮影している人を度々見掛けるそうです。
やって来た電車には、「「上電×北鉄×アルピコ スタンプラリー」」のヘッドマークが掲出されていました。上毛電鉄友の会様主催のこの企画は今回で3年目。元京王帝都電鉄3000系が走る、上毛電鉄・北陸鉄道・アルピコ交通が参加しています。上高地線では波田駅・新島々駅の2箇所にスタンプが設置されています。期間は今年の3月31日まで。是非この機会にお出かけください。

プラットホームでは上高地線イメージキャラクター渕東なぎささんがいつもと変わらぬ笑顔を振りまいています。昨年末にNHKBS1で放送された番組『沁みる夜汽車 2019冬』では、彼女の生みの親の一人である故・林公介さんのエピソードが紹介されました。林さんは、古い電車で新しい語らいの会の活動にも積極的に関わっておられ、まだ高校生だった筆者にも優しく接してくださいました。突然の逝去から7年、筆者自身も、上高地線を発信しようとこうしてブログを書いたり、イベントを企画をしたりできるようになりましたが、まだまだ林さんの足元にも及ばない思いです。

次の下り列車が来るまでの間に、駅前の「エフエフショップアサワ」様のワッフルを購入。4月12日(日)開催予定の『しましま本店-本と電車と春の筑摩野Ⅱ-』のちらしも置かせていただきました。今年2020年はアルピコ交通創立100周年の年。上高地線のいちファンとして同線をどう盛り上げてゆけるか、挑戦の年となりそうです。

2019/12/19 23:24

12月も下旬に差し掛かり、2019年も残すところあと僅か。この頃の上高地線は沿線や電車の車内から見える北アルプスの山々が冠雪し、本格的な冬の到来を感じさせる風景を各所でみることができます。この日は少し早起きして下新と大庭の間の沿線へ出掛けました。
こちらは渚と西松本の間にある田川鉄橋上流側からの風景。テーブル状の蝶ヶ岳からピラミッド形の常念岳、台形の有明山、特徴的な稜線を展開する北アルプスをバックに、ステンレスの車体が朝日にギラリと輝きます。
北アルプスの山としてやっぱり忘れてはならないのが乗鞍岳。北新・松本大学前と下新駅の間の沿線からはその白い姿をよく望むことができます。やってきたのはなぎさTRAIN。ヘッドマークはクリスマス仕様です。12月21日・22日にはクリスマスにちなんだイベントも予定されています。

2019/03/15 15:01

この日は10形リバイバルカラー列車を追って沿線へ。まずは下新-大庭の北アルプスを望む地点から。今年に入ってからというもの、松本へ来るときはいつも曇っていたり、晴れていても山は雲の中だったりで、天気に恵まれずにいたのですがようやく。
下新駅より下り列車に乗り込みます。電車の右手に見える台形は美ヶ原(王ヶ頭)この時間はちょうど2限になるのでしょうか、お隣北新・松本大学前まで乗車する学生さんで車内は混雑していました。
終点の新島々で電車を降り、松本方面へと歩いて戻ります。国道158号線沿いの場所で折り返しの松本ゆきを撮影。同駅での折り返し時間は日中10分程度なので結構急ぎました。
ちょうどお昼時になりましたので、上↑↑の地点から目と鼻の先にある「とく兵衛」さんで昼食にしました。かも汁そばを注文。この時期の撮影は何より寒さとの戦いですから、温かい食事は有り難いですね。

2019/02/12 14:59

この日は冠雪した東山と電車を撮ろうと夕方の奈良井川鉄橋へ。現地に到着後しばらくして王ヶ頭に雲がかかり、まぁ仕方ないかと待っていると、列車がやってくる直前に太陽がし雲に隠れてしまいました。冬のこの時間帯(17時ころ)の撮影は難しいですね。
この1月〜3月は、上高地線の老朽化した施設の更新工事が集中して行われています。この日も奈良井川鉄橋の西側(新島々寄り)には足場が組まれていました。古くなった枕木を交換するそうです。実際の工事は電車の運行が終了した深夜から翌朝にかけて行われます。
信濃荒井駅で電車を待ちます。先ほどの雲は更に厚さを増し、濃い青色に。その切れ目から漏れ出る残照とのコントラストは冬ならではの風景です。

2019/02/06 15:12

暖冬といわれる今年の冬ですが、上高地線沿線もまとまった雪が降る日は余りなく、辺り一面真っ白の雪原を走る電車...を撮るのが難しい状況です。さて今回は新村-三溝。雪はうっすら。背後の山にかかる雲の中はきっと雪なのですが。
同じく新村-三溝。このポイントからは鹿島槍ヶ岳をはじめとする北アルプス北部の山々を望むことができます。△△の時にあった雪はこの時すっかりなくなってしまっていました。まるで春のようです。

さて、ここでイベントのおしらせです。上高地線を舞台に、本を通じた交流の場づくりを展開しているプロジェクト「しましま本店」がこの春再びやって来ます。今回は「走る電車が本屋さんに!?」変身します。詳しくはしましま本店公式サイトをご覧ください。

2019/01/16 22:01

今回は渕東駅付近で撮影した上高地線の風景を幾つかご紹介します。まずは午後3時ころの線路端の様子から。この時間になると車両全体に太陽が当たるようになります。電車の後方、遥か向こうの東山には、今月に入って漸く頂上付近に雪が積もるようになりました。
電車をメインに撮るのも良いのですが、渕東付近の醍醐味はやはり里山の風景を取り入れた引きの画です。この日は前日に平野部でも積雪があり、上高地線の車窓にもうっすらと雪の残る田んぼや畑が見られました。電車の背後、家々の向こうに見えるのは金松寺山。いままでは「里山」と一括りにしてきましたが、こうして名前を知ると、その由来や地域との関わりについて俄然興味が湧いてきます。
もう一つ、渕東付近で撮りたいのは、終点新島々に向けての風景。平野部が終わり迎え、山が一気に谷となって迫ってくる風景です。電車の正面に見えるのは大明神山。この山の向こう側には、かつての上高地へのメインルートである島々谷が控えています。

2019/01/14 19:45

この日は夕暮れ時の沿線へ。冬至を過ぎたとはいえ、午後5時前にはこの薄暗さ。下新駅の西側にあるアウトカーブで下り電車を捉えました。明かりの漏れる車内には、家路を急ぐお客様の姿が多くみられます。背後には美ヶ原。
数分待って今度は松本ゆき電車を。こちらの車内は、ひとつ手前の北新・松本大学前で乗り込んだであろう学生さんで混雑していました。この日の松本平はすっきりとしない天気で、北アルプスも雲のなか。一方、この辺りを走る電車の南側の車窓遥か彼方には、南アルプスの山影をみることができました。
日没後は、沿線の波田支所で実施されているライトアップHATAを見にゆきました。旧波田町役場の庁舎とその前の広場が電飾で彩られています。写真の「I❤️HATA」に近寄ってみると、なんとペットボトルでできていました。この独特の手作り感、上高地線沿線のひとつの特徴かもしれません。

2018/12/17 18:45

気温の低い日が続き、遅れていた北アルプスも冠雪。12月も下旬になってようやく冬らしくなってきた筑摩野です。この日はまず渕東付近で一枚。穏やかな陽射しのなかをなぎさTRAINがやってきました。
駅横の踏切から、新島々へと向かう列車を見送ります。新島々駅よりも西側。梓川を遡ったところにある安曇地区(旧安曇村)方面の山々には、既に雪が降り積もっているのがわかります。
折り返しの松本ゆきに乗り込みます。車内にはクリスマスに合わせたモールなどが飾り付けられていました。あと1週間ほどでクリスマス。クリスマスイヴに当たる12月24日には、新島々発 9:20|10:53|12:52と松本発 10:10|11:28|13:26の各列車にサンタさんが登場する企画も。詳しくはアルピコ交通公式サイトをご覧ください。