2018/03/03 6:57

前回の地点から歩いて北新・松本大学前に向かいました。駅の手前、松本寄りにはこれまた急なカーブがありますが、南側にあった踏切の機器類が撤去されたため、ご覧のようなアウトカーブ構図も狙うことができるようになりました。背後の葉を落とした雑木林も良いですね。
電車を待つ間、ふと上方を見上げると架線柱の上にトンビが止まっていました。幼鳥以上、成鳥未満といいますかその位の大きさで、例の特徴的な鳴き声も、ピーピーだったりピーヒョロだったり余り上手ではありません。これが秋になると空高くに響くピーヒョロロになるのでしょう。松本の市街地から10分ほどのところですが、里の風情が残る新村地区です。
ここでひとつ、過去の写真をお目にかけましょう。写っている3005+3006編成は、その後ラッピングされて「なぎさTRAIN」に。掲げているヘッドマークは松本市制施行100周年を記念したもので、アルプちゃんの登場はこの時が初だったと記憶しています。また写真には写っていませんが、この時はまだ電鐘式警報機が現役でした。日付は2008年3月3日。この日から筆者の上高地線通いが始まります。

2018/02/28 22:59

この日の松本は朝9時の時点で気温零下1度。風も時々吹いて散歩と撮影には寒い日でしたが、折角山も見えますので下新周辺を歩いてみました。北新・松本大学前との間には大きなS字カーブで電車を待ちます。松本ゆきは3007+3008編成。
上の写真の前に撮った下り新島々ゆきはなぎさTRAINでした。ところで、弊通信を書き始めたのが2008年の3月。10年前にもこの区間で撮影した写真があるのですが、果たして進歩したのは機材か写真の腕か...。当時は「単独での路線維持は困難」として、路線の存続が議論されていた頃。利用者でもない、地域住民でもない筆者ができたのは、弊通信を書くことだけでした。

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2018/02/19 18:23

立春も雨水も過ぎて暦の上では春。上高地線沿線新村付近は田畑の雪がすっかりとけてしまいました。春先特有のぼんやりとした曇りの日で、条件は決して良くなかったのですが沿線で一枚。まだこちらは真冬の装いの北アルプス鹿島槍連峰をバックに上り下りの両列車が築堤上を走ってゆきました。

写真撮影の後は新村駅より松本まで電車で往復しました。(目的はアルピコプラザ)昨年を以って上高地線内発→松本駅着の乗車券については券種が変更されましたが、往復券については「かえり」の判子を捺して対応しています。

2018/02/09 23:34

線路の周囲に畑や田んぼが広がる渕東付近は一面雪に覆われていました。雪のかかれていない、深い轍と足跡だけが続く道に靴を埋めながら進みます。新島々方面からリバイバルカラー編成がやってきました。背後の山頂近くでは雪が舞っています。
続いて下り電車を。すっかり葉を落としたカラマツ林をバックに3001-3002編成がカーブの向こうから姿を現しました。風は余りなく、聞こえるのは踏切の音と、電車のジョイント音ばかり。
さて、ちょっと早い(これまでの中で最も早いのでは?)のですが『第11回上高地線ふるさと鉄道まつり』のお知らせです。近年は3月20日春分の日に開催されていましたが、今年はちょっと遅く3月24日(土)です。今から予定を空けておいてくださいね!

2018/02/06 18:02

波田地区の上高地線は並行して走る国道158号線とつかず離れずしながら西に向かいます。三溝から森口にかけてはご覧のように柵もガードレールもないような場所も。写真を撮ってから近くにある喫茶店でしばし休憩。お店の奥様に沿線で写真を撮ってることを伝えると『最近撮ってる人いますよね、人気なんですか?』と。さて、どうでしょう?
天気の良い日にはやはりここで撮りたい。新村と三溝の間にある東山を望むスポットへ。時刻は午後2時過ぎ。線路ぎわの雪は大分溶けてしまいましたが、雲の少ない冬の空にオレンジ色が映えること映えること。もう上高地線に通いはじめてかれこれ10年ですがこれは数少ない満足のゆく一枚となりました。
新村駅へ向けて歩きます。この一帯は専称寺ヶ原といって筑摩鐵道が開通した頃は狐か狸の出るような野っ原だったそうです。その中にアカマツが二本あるのですが、通りがかってみると無残な姿に...。松本平一帯で猛威を振るう松くい虫によるものと思われますが、感染したが最後、切り倒すしか手立てがないのが現状です。新村駅ホームと共に印象的な樹木であっただけに残念です。

2018/02/01 18:26

1月下旬に降った雪が残る上高地線沿線。空がよく晴れ上がった日に雪原を走る電車を撮りたくて出掛けてみました。まずは線路の南側に畠の広がる大庭-下新へ。小県郡との境にある三才山をバックに松本方面からモハ10形リバイバルカラーの3003-3004編成がやってきました。
通りがかりのオジさんが「今日はあいにくだねぇ」と言うのは北アルプスのこと。本来ならばこの区間は常念岳や大天井岳などが望めるのですがこの日は雲の中。加えて正午近くに出掛けたがために太陽は南中、前面に日が当たらない結果に。良い写真を撮りたい時は早起き必須です。
撮影後は大庭駅へ。昨年12月に供用がはじまった松本市のパークアンドライド駐車場ですが、この日停まっていたのは3台。まだ認知度が低いこと(松本にお住いの方でも、大庭駅の場所を問われて一発で答えられる人は少ないのでは?)が原因と思われます。また、定期利用者の利用を想定した料金形態になっていないことも、利用率低迷の背景にあると思われます。現在の駐車料金は入庫後〜24時間まで一律200円、松本までは電車で片道7分/170円です。

2018/01/20 6:58

この日の松本は雨。波田駅の西側にある赤松林にもしとしとと冷たい雨が降り注ぎます。天気が良ければ普通の写真を撮るのですがここは流し撮りに挑戦。3007+3008編成が木々の間を抜けてゆっくりやって来ました。
上の写真の小道の先には小さな踏切があります。遮断機も警報機もない第4種踏切というもので、上高地線には現在も計4箇所あります。通行に注意が必要な踏切ですが近年写真の警標が新たに建てられました。昨年末には「止まれ」との標識も追加されています。
「ゆずりあいの道」を波田駅へと戻ります。駅舎の風除け室のガラスにあるカッティングシートによる装飾は修復されていました。(以前の様子)待合室の片隅には植物の鉢も置かれています。大規模な投資は難しいのですが、こうした小さなことから駅の環境向上を進めることで、まちの玄関口としての存在感を保つことができるのです。

2017/12/08 18:00

最高気温が10℃を下回る日が増え、北アルプスはすっかり冠雪。山をバックに走る上高地線を撮るには良い季節になりました。まずは定番中の定番、信濃荒井-渚の奈良井川鉄橋へ。写真はお昼過ぎのものですが、北アルプスバックの撮影は午前中の比較的早い時間(〜11時頃)が良いと思います。
場所を移動して大庭-下新。この辺りまで来ると白馬方面の山も見ることができるようになります。線路の南側は一面畑になっていますので、引きで撮って更に北側の山を入れるのも良いかも知れません。13時を過ぎると松本方の前面はすっかり影になります。
午後の時間は専ら、下り電車を狙うことになります。急峻な北アルプスに比べ、なだらかな山稜が続く東山をバックにした写真もおすすめです。ここは下新駅から徒歩2分。

2017/02/25 22:55

上高地線電車の車内に皆様の作品を展示する企画「ギャラリートレイン」3008号車には現在イラストレーターのY様の作品が展示されています。松本から新島々まで、片道30分の沿線風景を切り取ったイラストとそこに添えられた詩句から伝わってくるのは秋の上高地線が持つあの空気感。今の時期はどうしても寂しい印象を持たれがちな上高地線ですが、こんな素敵な季節もあるのだと思っていただければと思います。

2017/02/18 15:32

年が明けてからというもの、毎週のような寒波続き、または天候不順でなかなか良いお天気に恵まれなかった週末の上高地線。沿線に出ての撮影をする機会もなかったのですが、立春を過ぎたこの日は違いました。青空と東の山々をバックに走り抜ける新島々ゆき電車を新村~三溝の築堤で捉えました。以前から撮りたかった一枚です。
場所を移してもう一枚。新村~北新・松本大学前を走る「なぎさTRAIN」です。背後には有明富士の別名を持つ有明山(写真の右手)をはじめとする峰々も姿を見せていました。春の気配が漂う上高地線に是非お出掛けください。現在開催中の「つなげて!全国”鉄道むすめ”めぐり」スタンプラリーに合わせ、上高地線電車一日フリー乗車券も毎日利用できます。

2017/01/17 20:34

この冬一と言われる寒波が到来した先週末。上高地線の沿線各所も白い雪で覆われました。寒い中ではありますが、渕東駅で電車を降りていつもの俯瞰ポイントへ。雪に覆われた田畑の中を折り返し松本ゆき電車がやってきました。
撮影中は運良く止んでいた雪ですが、撮影を終えて駅に戻った頃からまたちらちら。居合わせた地域の方と『最近の雪は極端だいね。降る時は本当によく降る。』等と言葉を交わしました。

2017/01/09 9:47

松本の小正月の行事「三九郎」上高地線の沿線にもその姿をみることができます。だるまや門松、しめ縄といった正月の縁起物をわらと共に焼くこの火祭りは国内各地で行われており「どんど焼き」「左義長」と呼ばれることもあります。開催日時は町内会ごとに決められますが、今年は1月7日、8日、14日に行うところが多いようです。(写真は上高地線下新-北新・松本大学前にて)
中心市街地に出ると松本あめ市の真っ最中でした。義塩伝説をきっかけとした塩市が近代になってあめ市に変化したものですが、縁起物のだるまや飴を売る屋台の他、七福神の時代行列やお神輿、写真の桝形付近には市内各団体によるアトラクションが出て非常に賑やかでした。

2016/12/07 23:49

12月最初の日曜日.朝の上高地線沿線は一面濃い霧の中にありました.大庭駅で降りた下り電車は発車後幾らも走らぬうちに霧中へと没してしまうほど.運転士のSさんによると、前日比較的気温が高いとこれだけの濃霧になるのだとか.
この日は晴れの予報でしたが,8時を過ぎても時々薄日が射す程度.川霧が濛々と立ち昇る奈良井川の右岸に下りて新島々ゆき電車を撮影します.島々方の前半分が霧の向こうから丁度顔を出すように…と考えていましたが自然相手のことですので思うようにはゆきません.
そういえば…霧に圧倒されてその場では気付かなかったのですが,松本駅7番線の横看板が一部撤去されていました.この日のような天気では望むべくもありませんが,この冬は7番線ホームから北の山々をより一層身近に感じることができそうです.

2016/03/18 22:38

PR】3月21日は上高地線ふるさと鉄道まつり!

上高地線の主力3000形電車は現在4編成8両が所属していますが、その内の2両(クハ3004/クハ3008)には霜切り用のパンタグラフが装備されています。この日の朝の松本の気温は氷点下,まだ日も昇り切らない時間帯の電車がパンタグラフを2つ高々と掲げてこちらに向かってきました。(上高地線下新~大庭間にて/クハ3008+モハ3007)
松本駅での様子。こちらはクハ3004の様子。朝一番の霜切りが終わると運転士さんの操作(車体の外側にあるコックで行う)で折り畳まれました。尚,この二丁パンタは過去のふるさと鉄道まつりでも頻繁に見られた姿です。今年も該当する編成が入るのでしょうか?これも来てみてのお楽しみです。