2018/05/16 0:02

上高地線の大庭と下新の間の沿線でも,田んぼに水が入っていました。先日出かけた渕東や新村付近よりもここは少し遅いようです。風が少し出ていたので水鏡は断念しましたが、北アルプスの山々をバックに走る電車をまずは一枚。
上の写真のすぐ松本寄りにも水を張った田んぼがありました。折り返しの新島々行きを待って一枚。こちらの背後に見えるのは旧小県郡との境にある三才山です。ひときわ背の高いNTTの西松本交換所の鉄塔が平凡な風景のよいアクセントになっています。
更に待って次の松本ゆき電車も撮影。ここに撮影に来ると通りがかりの方によく話しかけられるのですが、この日の第一声は「今日は乗鞍が真っ白だね」でした。この写真の一番奥、一面白色に輝くその山が乗鞍岳です。やってきたのはなぎさTRAIN。「全国”鉄道むすめ”めぐり」のヘッドマークをつけています。同企画は今月末まで。この姿もまもなく見納めです。
(歩いた日:平成30年5月11日)

2018/05/12 7:34

上高地線沿線は新緑の季節。この日は雨が上がるのを見計らって、波田駅から歩いてみました。駅から渕東方面へ200mほどのところにある第4種踏切のそばで待っていると、リバイバルカラー列車がやってきました。坂の少し上からは小水力発電のために設けられた水車のバタンバタンという音が聞こえてきます。

線路沿いの小径にはツツジが植えられています。旧波田町の花。現在も波田地区のまちのあちこちで見ることができます。写真の左手崖下には中学校があるのですが、部活動でしょうかスポーツをする生徒のたち声が聞こえてきました。

波田堰に沿って歩いてみます。取水口は赤松地区にあり、総延長は23km、灌漑面積は300haに及びます。現代の波田地区は下原すいかに代表される農業のまちですが、それは明治7年に通水したこの堰の存在が大きく関わっているそうです。こうして水辺をただ歩くだけでも良いのですが、案内板の類があっても良いのかな、と筆者はここを歩くたびに思います。

渕東側に出ると線路の両脇に田んぼが広がっています。先ほどの波田堰はカメラをもう少し左手に振った一段高い所を通っているので、この田んぼもその水によって満たされているのでしょう。筆者のように現代に生きる者がこうして水鏡のある美しい風景を写真に収めることができるのも、こうした先人の存在があってのことです。


(歩いた日:平成30年5月9日)

2018/05/08 8:55

新村から三溝にかけての上高地線沿線には、線路の両脇に田畑が広がっています。ここは年によってコメ、そば、大豆など作付けされる作物が変わるのですが、今年は田んぼに水が張られていました。風が出ていたので水鏡はちょっと厳しいかな...と思いつつ電車を待っていると、やってきたのはリバイバルカラー。早いもので、この色になってからもうすぐ1年。
線路の北側も今年は田んぼになるようです。屋敷林の向こう側からなぎさTRAINが姿を現しました。水鏡は潔く諦めて引きで撮影。冬の間鉄粉で茶色く汚れていた電車は5月の連休を前に綺麗に掃除されました。写真映えしますね。

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2017/08/05 18:05

上高地線の新村-北新・松本大学前にあるひまわり畑が今年も満開になりました。8月5日(土)・6日(日)には松本大学の学生さんによる「ひまわり祭り」も開催され上高地線電車にも「新村のひまわり」をPRするヘッドマークが掲出されました。
筆者が訪れた際は電車と花の組み合わせを狙うらしいカメラマンの姿も見られました。この電車とひまわりの組み合わせは2009年頃からメディアにも登場するようになりましたが、ここに来てすっかり定着してきた様です。ちなみに…今年は例年より花の背が高い?と見えて、理想の構図を撮るには踏み台・脚立等があった方が良いかも知れません。12日頃まで楽しめるそうです。訪問はお早めに。

2017/06/11 21:41

モハ10形カラーの電車(3003−3004編成)が走り始めて早一週間。この日は沿線の各所で同編成を撮影して廻ることに。まずは北新・松本大学前−下新にて。北新・松本大学前駅の南東歩いて3分ほどの場所から北アルプスを仰ぐ形で上り電車を捉えます。
こちらは渕東−波田にて。上高地線では数少ない俯瞰ポイントです。普段のダイナミックストライプも勿論良いのですが、やはりこの山と田園に囲まれた、30年前と大きく変わることのない風景にはオレンジとグレーのツートンカラーがより似合うのではないでしょうか。リバイバルカラーはとかく車両にばかり目が行きがちになりますが、こうした沿線風景の中に置いた時に価値を持つような気がいたします。
…とはいえ、やっぱり車両主体で撮りたくもなるのがこの趣味の世界の人間です。順光になる時間まで待って、下新−北新・松本大学前の大カーブで下り電車を捉えました。下新駅からは歩いて7分ほどです。
以前ならば『同じ色の電車ばかりでつまらなーい』と言われた上高地線ですが、なぎさTRAINを加えてこれで3種類。運用情報はバスウォッチャーにて公開しておりますのでお確かめの上この機会に是非お出かけください。

2016/08/31 20:34

明日より9月。盛夏の頃よりも日射しが和らぎ,空気の澄む日が増えて,上高地線電車の車窓に山々の稜線をみることを期待できそうな,そんな季節のはじまりです。写真は下り電車が西松本を発車した直後の車内より。
さて,先々週の話ですが,コワーキングスペース『Knower(s)』を利用しました。デザイン?コミュニティ?ソーシャル?と何となく興味があるけれどこれまで余りタッチできずにいた横文字群の中に含まれていたこの場所。実際利用してみて,成程,筆者のように「なーんか,できないかなー」とぼんやり考えている人(本当はもっとしっかりとした考えがある人の方が良いと思うけれど…)こそ足を運ぶべき場所だと感じました。
4月にこちら(長野県)に戻ってきて,訪問回数を増やしたり「しましま線の日」を開いてみたり,その他色々考えたりして早5ヵ月が経過しました。この辺りでぼちぼち「やってみたかったけれど,やれずにいた」そんなことに取り組む時期になったのかな,と思う8月の終わりでした。

2016/08/27 7:38

この日もまた新村-三溝の専称寺ヶ原へ.線路の向こう,島々谷の向こうには乗鞍岳が顔をのぞかせていたのですが,電車の通過時にはあいにく雲の中.初夏のカエルに代わって虫の声が聞かれるようになったこの沿線ですが,山の姿がはっきりとみえない辺りはまだまだ夏を感じさせます.
川久保踏切付近の様子です。今年の新村-三溝間ですが,新村よりでは線路の南側にそば畑,北側では稲作が行われています.今年も車窓に信州らしい表情を見せてくれそうな,そんな沿線風景です.
今週末は雨または曇りの予報が出ている松本平.お出かけの際はお気をつけて.

2016/08/23 20:13

ある日の夕刻、雨が上がったばかりの沿線に出掛けてみました。新村から20分、田園地帯を上高地線の線路に沿って歩き、用水の流れる堤防の上へ。例によってああでもないこうでもない、とやっている内に西陽を真向に浴びた「なぎさTRAIN」が通り過ぎてゆきました。
線路の南側に青々と広がる田圃。近づいてみるとその一つ一つにはもう稲穂が出ていて,一足早い秋のはじまり,そして短い夏の終わりを感じるのでした。上高地線の穏やかで美しい季節がやってきます。

2016/08/18 20:57

…などとタイトルに書きましたが,鉄道に従事する者の宿命,こと上高地線に関しては繁忙期ということもあり夏休み…とは中々言えないのが現実です。この渕東駅の渕東なぎささん(等身大パネル)も24時間365日,皆様を迎えるべく駅に立ち続けております。(会いにきてね!)

情報発信にも余念がない渕東なぎささん。今週末,8月21日(日)に埼玉県久喜市栗橋地区で開催される『栗橋みなみ夏祭り』にも出張いたします。今年は久々のお披露目となる新グッズも充実。幻の『運転中は話しかけないでください』ステッカーがまさかの復活…と,1964年の浅間線廃止時に配られたレール文鎮が入った1960年代スペシャルセット(15セット限定)も気になります。

(8/19)出ました!アルピコ交通お得意のイベント直前、仰天大発表です。新村駅や観光案内電車、イベントブースに登場する渕東なぎささんの等身大パネル(約152㎝)をあなたのお部屋に置けば,居ながらにして上高地線の空気が満ち溢れることでしょう!

2016/08/16 16:51

この日の上高地線も山からのお客様で大賑わい。色とりどりの登山リュックに交じって筆者も松本駅7番線に降り立ちました。この日は松本市美術館で開催中の展覧会「遥かなる山―発見された風景美―」を見に行こうという訳です。駅から美術館までは徒歩で。混み合うあがたの森通りを横目に東へ進みます。(バス利用の場合は国府町より【系統番号120】横田信大循環線にご乗車ください)
正直に申し上げるとこの筆者,松本市美術館に入るのは今回が初めてです。地元の人は地元の観光スポットに行かない。その典型例です。いまとなっては余りにも有名となったオブジェ草間彌生『幻の花』が出迎えます。周りにはポケモンGOをプレイする人がちらほら。(市内の観光地の幾つかが,ポケモンがよく出現する場所"ポケスポット"になっているようです。)
絵画鑑賞の後は周辺をぶらぶら。ふと思い出して足が向いたのは日の出町です。かつて片倉工業の製糸工場があり,日の出の如く発展する同社にあやかって地名がつけられたというこの一帯は現在イオンモール東松本(仮称)の建設工事の真っ最中です。建設計画のお知らせによれば地上4階建て,敷地面積は約62,500m²,170店舗が出店するそうです。

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2016/08/14 17:00

世間はお盆休みの真っ最中。この日の上高地線は2日前に第1回山の日記念式典があった流れもあるのでしょう、午後の下り電車には山からのお客様でいっぱい。3000形の乗車定員は240名ですが、ホームに次々と降り立つお客様の数はそれに迫るかのような勢い。バスに換算すると8台分、電車の面目躍如といったところです。
これだけ沢山のお客様に、松本駅では有人改札口だけでは対応できない、と、臨時の専用改札口が設けられていました。この改札口は上高地線のイベントや団体列車で使用されることもありますが、一般のお客様に向けて開放されるのは珍しいことではないでしょうか。
駅前に出ると暑い時間帯にも関わらず何やら人だかり。松本蟻ヶ崎高校書道部の皆さんによる書道パフォーマンスがちょうどはじまるところでした。これは現在開催されている「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に合わせて企画された「ウェルカムストリート・ライブ」の一環。6メートル四方の舞台の上を筆片手に飛び回り、ものの数分で「響」の文字を書き上げました。遙か彼方に過ぎ去りし筆者の高校時代を思い返すと、ちょうど高校と地域がこれからどう関わっていくのか、そんなことが模索され始めた頃。それがこうして形となり、地域の価値を創り出していることを心強く思います。

2016/08/12 23:01

8月11日は「山の日」でした。この日は上高地で記念式典が開かれたこともあり,臨時快速列車には早速100名を超えるお客様が乗車されたそうです。その後も各列車とも日中は各列車共に立ち客が出るほどの混雑だった模様です。写真は新島々駅。この日最後の上高地行きバスに接続する電車からもお客様が。この後の上り列車も新島々発車時点でほぼ満席でした。
三溝から新村にかけての車窓に現れた島々谷と乗鞍岳です。普段は雲かガスに隠れてしまっているこの山々も今日が「山の日」とあってはと顔を覗かせた形です。新島々からバスに乗り継ぎ高いところを目指すも勿論良いのですが,こうして平野部から眺める山もおすすめです。(一番は夏よりも1月~3月にかけての景色だけれど)
そんな「山の日」の第6回しましま線の日。5000形電車の車内をこっそり公開しました。急遽用意した山の日コーナーをご覧いただきました。新たに設置した図書のコーナーでは場所柄か『やこうれっしゃ』(西村繁男作)を手に取る方多数。記念の品として置いているポストカードは気がついたら品切れとなってしまいました。(そろそろ手弁当では厳しいかも…。)

2016/08/09 19:25

ぼんやりとしている間に8月も第二週に突入。お盆を前に連日気温が30度を超える暑い日が続いています。そんなこともあってか,この日の上高地線は涼を求めて山を訪れるお客様で,各列車とも座席がほぼ埋まる程よい混み具合でした。写真の3005-3006編成は先月運用に戻ったなぎさTRAINですが普段とは異なる『新村のひまわり』というヘッドマークを掲げています。
その新村のひまわりがこちら。北新・松本大学前から新村に向かう車中の進行方向右手に見ることができます。この日は畑の持ち主である松本大学主催の「ひまわり祭り」が開かれていました。見頃は例年8月の中旬,お盆の頃まで。電車と一緒に撮影される方は午前中がおすすめです。

(*8/11に現地で確認したところ、ひまわりは例年より一足早く終わってしまっていました…)
そして忘れてはならないのが明後日に迫ったはじめての「山の日」新村駅の窓口ではこれを記念した記念乗車券が販売されていました。松本~上高地間の電車+バスの運賃2950円とちょっと手が出しづらいのですが,最初の山の日はもう二度とやって来ないことを思えば,この機会に手に入れぬ理由はないでしょう。

2016/08/02 21:15

夏です。渚がキラキラしたり、海には誰もいなかったり、大切なものをあげたり、時計を逆さまに回したり、そんな不思議な夏です。(元ネタが分かった人はコメントください)写真は,先週末松本大学の西側にあるひまわり畑を訪れた時のもの。この畑のひまわりは菜種油になる品種とのことでよくあるひまわりよりも幾分か小ぶりな花を咲かせます。8月6日(土)7日(日)にはひまわり祭り(PDF)も開催されます。北新・松本大学前駅をご利用ください。
季節の話題をもう一つ。松本駅に今年も「松本ぼんぼん」の提灯が出現しました。まちなかを歩くと歩行者天国のお知らせや街路灯にはスピーカーが。8月6日(土)当日は、行き帰りの時間に合わせ上高地線でも臨時列車が運行されます。是非,ご利用ください。

2016/07/31 19:48

去る7月30日上高地線沿線では開催される唯一の花火大会『波田水輪祭花火大会』へ出掛けてきました。(この水輪という名前が,会場である波田・梓川両地区の特産品であるスイカとリンゴから取られたものと知って今更驚いたことは内緒)メイン会場は三溝駅~森口駅の北方ですが,ここは上高地線と絡めて撮りたい筆者のこと。まずは会場の最寄駅のひとつである三溝で下車。普段は無人駅の同駅ですがこの日は係員2名体制で運賃の授受に当たっていました。
三溝から下りて夕闇迫る中を,ここは見えるかな?でもそこまで高く上がらないものもあるというし…と歩いていたら,下島駅まで来てしまいました。駅そばの歩道橋で打ち上げ開始の20時まで待機。
筆者のいた歩道橋に何人かの人影が現れたところで花火の打ち上げが始まりました。闇の中に色とりどりの光線が開き交差します。ところで花火大会というものに,花火がパッと開く→ドーンと爆発音が響く,その間が実にのんびりとしている,そんな印象を受けました。
そして本日の宿題「花火と上高地線」この時間は列車間隔が伸びるためチャンスは2回しかありません。ただやっぱりこの筆者,ツキがないようで1回目の上り列車は肝心の花火が上がらず撃沈。2回目の下り電車は予測していた通りのハイビームで「むむむ…」という出来でした。写真に関する技術はシロウト同然。まだまだです。

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そんなこんなで明日より8月。11日には『山の日』、お盆休み、そして…とやることが一杯です。猛暑との長期予報も出ていますが倒れぬ程度にぼちぼちやっていきましょう。