2018/03/28 6:49

リニューアル工事が進められていた新島々駅のトイレですが3月23日(金)より供用がはじまりました。上の写真は多目的トイレ。以前は通常の洋式便座のみでしたが、写真のようにオストメイト対応の便座が増設されました。また赤ちゃんのおむつ替え用のテーブルも設けられました。
こちらは通常のトイレの個室内の様子です。以前のトイレは平成14年の駅舎改築に合わせてつくられたもので、よくいえばシンプル。わるくいうと機能一辺倒で味気ないものでした。それが今回のリニューアルでは、壁は白木風のパネル、黒い腰板を巻き、床にはタイルを敷いてシックな雰囲気です。リュックサックなど荷物が置けるスペースもできました。これは上高地をはじめとする山の玄関口として相応しいデザインではないでしょうか。今年の上高地行きバスは4月17日よりスタート。多くのお客様に気持ちよくご利用いただけると良いですね。

2018/02/27 11:17

この日は上高地線の北新・松本大学前から新村に向けて歩きました。松本大学横でやってきた上り電車を撮影。電車の足元をみると白っぽいバラストが目につきます。レール交換が行われたようです。
近寄ってみてみましょう。交換されたレールの側面には「50N LD JFE 2017.9」の刻印がありました。製造は国内最大手のJFEスチール。50Nとは旧国鉄が設計した50kgNレールを意味しています。上高地線ではこれまで37kgレールが使われていましたが、近年このように50kgレールに交換される箇所も出てきました。なお車輪の通過する部分以外は錆びておりますが、これは鉄の粒子を安定させるため敢えてこうしているのだと以前職員の方に伺いました。
踏切の更新も進んでいます。写真の新村駅松本寄踏切のほか、三の川踏切、川久保踏切などの新村駅周辺の踏切も新しくなっています。トリコした時などに押す非常停止ボタンも付いています。

2018/01/30 22:35

新村駅構内踏切の電車接近表示器が更新されました。下り方面の電車が接近すると「電車接近」とLEDが点滅、警報音と共にお知らせします。メーカーは東邦電機工業。この型の機器の線内での導入は昨年の信濃荒井駅に続いて二例目となります。
こちらはホーム先端から松本方面を見た様子です。新村車両所内に残っていた木製架線柱もコンクリート柱に建て替えられました。駅の南側には役目を終えた架線柱の山が。以前それらに取り付けられている表示(ホーロー製!)を見たことがあるのですが概ね昭和30年代のものでした。
ホームから見える新村車両所内の様子も。年末年始のED30形電気機関車のイルミネーションは終わり飾りが取り外されていました。ボランティアの方の手で綺麗に修復された姿を知らない人が見れば現役であると錯覚してしまうかも知れません。現在、電車車内にて作業の様子を紹介していますので、訪問の際はご注目ください。

2017/11/29 21:52

第836回でお伝えした上高地線大庭駅のP&R駐車場のその後の様子です。場内は舗装作業と駐車区画の塗装作業が終わり、駐車場入口の発券機・料金箱と思しきゲートの一群も設置されていました。この設備をみる限りは、有料駐車場として整備される模様です。料金などや使用開始時期についての情報は現地では確認できませんでした。
一方の大庭駅では11月27日よりホーム上の整備が実施されています。隣の信濃荒井駅と同様にホーム上に点字ブロックが新設されます。またホームの新島々方には新たに柵が設けられていました。下島駅も整備が行われるとアナウンスがありましたので、両駅を利用されるお客様はご注意ください。

2017/03/25 17:44

こちらの記事で紹介した信濃荒井駅の構内踏切・通路は工事が終了し新設されたスロープも含めての使用が始まっています。今回新島々方に延長されたスロープは以前のものに比べて傾斜が緩やかになり、手押し車やベビーカーでの利用が幾分か楽になりそうです。(電車に乗り込む際に段差や隙間はあるのですが…)
警報機・LED化された表示器。電車接近時の表示は「電車が来ます」でした。
新島々方の重軌条化された本線の様子も併せてお伝えします。線路の交換(37kg→50kg)に加え道床も厚くなりました。レールの側面には『50N JFE 2016.6』の刻印も。線路の更新工事は中々意識されることはありませんが、実際に意識して乗ってみるとなるほど乗り心地が違いました。線路の遥か彼方には北アルプスの山並み。霞んでみえるその姿に春の訪れを感じます。

2017/02/20 20:49

上高地線の信濃荒井駅では現在、駅構内の踏切の工事が行われています。写真は先々週の様子を駅西側から写したものです。警報機・列車接近表示器が新しいものに交換され、現在の通路の1mほど新島々寄りに新しい構内踏切の通路と思しきコンクリートが打たれていました。尚、過去に構内踏切の更新工事が行われた波田・森口の両駅では遮断機が新設されましたが今回はない模様です。
踏切の話題が出たのでもう一点。上高地線では54箇所ある踏切の内、現在も4箇所が第4種踏切(警報機・遮断機共に設置されていないタイプ)ですがこの冬のうちに写真のような表示板が設置されました。表示があるとはいえ、電車の接近を知らせる装置がないことに変わりはありません。引き続き、横断の際は十分ご注意ください。

2016/10/28 18:21

既報の通り,上高地線内で唯一残っていた電鐘式踏切「北新停留所踏切」が11月8日を以て電子音式に更新されることとなりました.観光案内電車でも必ず紹介される沿線の名物的存在であっただけに,アルピコ交通公式サイトでは個別のお知らせが掲載されるという異例の対応が取られています。美しい音色を奏でる踏切の最後,静かに聞き納めたいものです。
そんな北新停留所踏切の音も収録された『アルピコ交通上高地線3000形 電車型貯金箱』は新村・波田・新島々の各駅窓口,アルピコ交通のオンラインショップで好評発売中です。
お知らせをもう一点。ちょうど2週間後の11月12日(土)ちょっと贅沢な大人向けの企画『エビスビール満喫列車』が運行されます。詳しくは例によって公式サイトをご参照ください。

2016/10/11 21:32

久し振りの上高地線施設更新事業見たままレポートです。今回は少し早足で進めます。まずは踏切。今年度も数箇所での機器更新がなされる見込みですが、その内のひとつが写真の北新停留所踏切。上高地線で今や唯一となった電鐘式踏切です。10月2日の時点で既に地中工事が行われた模様(土台部分が新しくなっている)傍らに立てられている工事看板によると、工事期間は11月10日までとなっています。
続いて架線柱。渚駅の西側のものは今年の春にコンクリート柱となりましたが,今秋は駅の構内のものについてもコンクリート柱に更新される見通しです。従来門型であったものについても片持ち型に変更されるのでしょうか。
営業線に並行して、新村車両所内の木製架線柱も更新工事が進められています。写真はホームからみた様子。10月10日現在,洗浄線の北側にコンクリート柱が建植された様子をみることができます。

2016/04/17 21:03

渚駅付近の木製架線柱がコンクリート製のものに交換されていました.上高地線の木製架線柱は古いものでは昭和40年代に建てられたものが現役.中でもこの渚駅の西側は門型のものが北アルプスを背に並ぶ場所でした.ちなみに上高地線の片持ち架線柱は全て南側に建てられています.これは北アルプスが車内から見やすいように…という配慮からそのような形になっているそうです.
新しくなった架線柱をもう少しじっくり見てみましょう.注目して欲しいのは「がいし」その多くは先日の高崎線の例にもあった通り磁器製ですが,今回の更新で取り付けられたのはポリマー製.錆や汚れに強くまた耐用年数も非常に長い(実験では70年との結果も)優れものです.

2016/03/05 0:46

PR】3月21日は上高地線ふるさと鉄道まつり!

こちらも久々となる上高地線の各施設更新事業の見たまま報告です.写真の新村変電所の設備更新工事がこの冬に行われたようです.筆者が訪問した時には新設備は既に稼働しており,整流器,高速度遮断器,断路器等が入る建物が変電所西踏切から確認できました.また線路の傍には増設されたと思われるインピーダンスボンドも.
ほぼ同アングルからのかつての写真.昭和30年代に西松本から変電所が移された際の建物です.内部には当時の主流であった水銀整流器等が置かれていたのでしょうか.今となっては確認のしようもありません…後悔先に立たず….

2015/04/05 10:55

西松本-渚の間にある国道19号線を越えるガードが補修されました.確か昨年11月下旬の時点で足場が組まれていたのを見た記憶がありますので,昨年の内に施工されたものと推測されます.訪問が3月の下旬とすっかり遅くなってしまいました…
南側から.再塗装前にリベットの打ち直し等も行われたのでしょうか.ガードに書かれていた「上高地・乗鞍 松本電鉄 電車・バス」の文字は過去のものに.もっとも今なら「松本⇔新宿 アルピコ交通 高速バス」と文句が変わっていそうな気もします.(この先の渚交差点を左折直進すれば松本I.C前バス停ですし.)

2015/03/09 15:00

昨年12月に更新された波田踏切をみて参りました.ここは上高地線でも比較的遅くまで電鐘式警報機が残っていたところで,一時期は鐘の不調により半分電子化されていたり,ある日突然それが復活したりと弊ブログでも度々話題となってきました.更新された踏切は坂の途中にあることから,他の踏切と比べるとノッポで閃光灯も横に突き出たアームに取り付けられています.
こちらは新村駅の西側にある変電所西踏切.踏切部分のレール交換が行われここも37k→50kレールに.今や37kレールを使用している鉄道自体が少数となったが故,新しい37kレールを使用するよりもこちらの方が経済的なのかも知れません.

2014/11/23 21:11

観光シーズンが終わった上高地線ではこれからの季節、大規模な施設更新作業が進んでゆきます。去る11月22日(土)には波田-新島々間を終日運休(バス代行)とした上で,波田駅西の分岐器の交換工事が行われました。写真は波田駅構内から新島々方をみたところ。資材搬入出用のトロッコが何台も出ています。奥には新しく敷設される線路がみえます。
現場に隣接する波田踏切の様子です。上高地線では残り2箇所となった電鐘式警報機が残る踏切ですが、こちらも年内に新しい警報機に交換される予定。山側の一機は既に遮断機が大同信号製のWL型に変更されていました。脇の看板には12/1の23時から翌日の6時にかけて踏切工事がある旨掲示されているので,この頃に何らかの動きがあると思われます。
後日、波田踏切より波田駅構内をみた様子です。今回のレール交換で分岐器部分は50N(それまでは37K)レールに交換されました。運転士のSさん曰く「ポイント通過時のアタリが柔らかくなった」とのこと。