2018/08/12 5:27

この日は夕方の波田駅周辺を歩きました。まずは駅の東側にある山道踏切で電車を待ちます。やってきたのはリバイバルカラーの3007+3008でした。日中も勿論良いのですが、西日が当たって色の表情が柔らかになるこの時間が筆者は好きです。
上の写真を撮影した地点から50mほど行ったところ、線路の南側ではりんご畑が宅地に変わっていました。波田駅周辺は松本市の立地適正化計画、いわゆるコンパクトシティ政策のなかでの都市機能誘導区域に指定されました。現地に建てられた看板をみると宅地開発は民間事業者が主体となっているようですが、この計画の策定が背後にあるものと思われます。
今もなお宅地化の進む波田駅周辺ですが、渕東方面へゆくとご覧のような田んぼが広がる風景がまだまだ見られます。沿線人口が増えることは上高地線にとって良いことなのですが、こうした同線沿線が元々もっている良さを残しながらの開発が進むことが、今後も地域を維持する(住みたいと思ってもらう)ことの前提にあると思われます。

2018/08/03 13:35

来たる8月4日は「第44回夏まつり 松本ぼんぼん」です。上高地線では例年臨時列車を運行していますが、今年も夕方から夜にかけて上り下り3本が運行されます。(詳しくは時刻表をご覧ください:PDF)写真は下新駅の掲示。今年の変更点として「お帰りのきっぷは降車後回収箱にお入れください」とあります。混雑の状況によっては無人駅であっても全ての扉を開け、お客様が電車から降りられるようにするのでしょうか。(ある意味信用乗車に近いですね。)


2018/07/24 23:26

この日は夕方出かける前に西松本駅周辺から松本駅西口にかけてを短い時間歩きました。まずは田川にかかる鉄橋を渡る新島々ゆきを。電車の屋根の向こうには北の山々の稜線が浮かびます。川幅よりもずっと広い河原は背の高い草で覆われています。
上高地線沿線にあって、この西松本駅周辺は変化の多い地域です。例えば駅の西側にあった中条保育園は施設の老朽化のため今年の春に移転。同園はJR東日本松本車両センターと上高地線が隣接。まだ園が現役だった頃「電車の好きな子は飽きないだろうなー」となどと思いながら前を通り過ぎたものです。
上高地線の北側では道路の東側にあった古い家屋が次々と取り壊されご覧のような広い空間が出来上がっています。近くに松本共立病院もある関係で道幅を大きく広げるのでしょう。先ほど紹介した旧中条保育園の敷地も道路になるのでしょうか。その際気になるのは間にある上高地線の踏切のことですが、さてどうなりますことやら。
松本駅西口ー中条地区のもう一つの大きな変化といえば中心市街地に至る新しい陸橋の整備。従来2車線だったものを4車線化するため、橋を2本造るようです。折角2本も架けるのなら、片方に線路を敷いて中心市街地に直通させる...なんて妄想したくもなりますが、残念ながら鉄道車両が通行できるような設計にはなっていないようです。

2018/05/24 8:36

大庭駅のホームに写真のような大きな看板が取り付けられていました。アルピコ交通の運行する高速バス(新宿・名古屋・京都・大阪方面)の宣伝です。大庭駅は松本インター前のりばから徒歩9分(約720m)の位置にあります。上高地や波田方面から高速バスに乗り継ぐ場合は、松本バスターミナルまでわざわざ足を運ぶまでもなくここから歩いても良いのです。
駅の入り口にも新しい看板が取り付けられていました。こちらは「大庭駅」と表記してあり、デザインはホーム上の駅名表を踏襲しています。ちなみに裏面は「高速バス→」と案内表示となっています。
大庭駅には昨年12月、松本市の次世代交通政策の一環でパークアンドライド駐車場が整備されました。利用料金は入庫後24時間まで200円です。当初は多い日でも1日6台という利用状況でしたが、近頃は通りかがると常に10台以上の利用が見られます。しかし駐車場全体が50台分のスペースを確保していることを思うとまだまだ低い水準に留まっています。同じくP&R駐車場がある新村や平田に比べ、主要幹線道から入って来にくい位置にあることと、大庭駅自体の知名度がまだまだ低いことが主な理由でしょう。

中心市街地の時間貸駐車場が概ね2時間600円であることを踏まえると、2時間以上滞在する場合はP&Rの方が安く上がります。(駐車料金200円+松本-大庭往復340円)ただ、公共交通機関を利用して街に来る人を増やすには、例えば中心市街地のお店で買い物をした際に、かえりのきっぷや利用補助券を出すなど、行政以外の取り組みも必要になってくるでしょう。

2018/02/16 21:40

アルピコ交通が所有する松本バスターミナルビルが、2月15日「アルピコプラザ」としてオープンしました。アリオ閉店後も営業を継続していた7階店舗、昨年12月に先行してオープンしたファッションセンターしまむらとその系列店に加え、グループ会社のデリシアなどが今回新たに入居しています。
こちらは松本駅側から見た様子です。注目したのは壁面に掲げられたバスのアイコンとBus Terminalのサイン。電車から降りてきたお客様に向けての案内・誘導をする上で効果を発揮するのではないでしょうか。

なお、駐車場は付属の立体駐車場・周辺の提携駐車場も含め、税込み1,000円以上の買い物で2時間無料と案内されています。買い物の有無に関わらず5時間無料(土休日は3時間)のイオンモールと比べると割高な印象を受けますが、やはりここはアルピコ交通の電車・バスでの来店を狙ったものでしょう。『中心市街地へのお買い物は電車・バスで』ここ30年の地方都市を取り巻く地域構造の変化から半ば忘れられていたスタイルがは、息を吹き返すことができるでしょうか。

2018/01/24 19:54

上高地線の電車車内や駅に「信州 私の街 フォトコンテスト」のおしらせが掲出されていました。今春のグランドオープンが予定されている「アルピコプラザ」(松本バスターミナルビル)が主催です。テーマは「信州、私の街」となっていますが、主に松本地区で撮影した写真が選考対象になる模様です。勿論、上高地線の電車や沿線で撮影した写真も対象になりますよね...?沿線で良い写真が撮れた!という方は是非応募しましょう!

2017/10/13 19:47

9月21日にグランドオープンしたイオンモール松本へ出掛けてみました。上高地線で松本まで出てお城口の2番乗り場でタウンスニーカー東コースを待ちます。このタウンスニーカーに関しては、イオンモール開業に先立つ今年8月より松本市が実質運行する形で大幅増便されました。この東コースについては休日午前8時40分から午後8時まで20分毎の運行となっています。写真は松本駅お城口に到着したバス。20人余りが下車。
この日(10/8)は松本城でそば祭りが開催されていたこともあり、日中を中心に中心市街地は終日渋滞していました。筆者は午後6時過ぎの便に乗りましたが、写真の伊勢町交差点で渋滞に掴まり暫し立ち往生。
松本駅を出たのが18:20、日の出町バス停に着いたのは18:39でした。ダイヤ上の所要時間は8分ですが、今回のようにイベントが開催される場合はまだ油断はできないようです。それでも、写真のように日の出町バス停にはバスを待つ人が20名余り。仮にこの土日にバスを利用してイオンモールを訪れた人が全員自家用車を利用していれば、より激しい渋滞となっていたでしょう。
さてイオンモール松本です。写真は核店舗となるイオンスタイルをやまびこ道路側からみた様子。若い人に混じって買い物袋を提げたお年寄りの姿も。ここから約700m北に西友元町店がありますが、それ以外はいわゆるスーパーマーケットの空白地帯であったことを考えれば、今回の出店で「助かった」方も多いのではないでしょうか。

2017/05/02 14:29

上高地線では6月17日に実施される「第57回 全日本花いっぱい運動松本大会」に合わせ、フラワートレインを運行しています。写真は同大会の開催をPRするヘッドマーク。花いっぱい全国運動は松本市が発祥の地であり、また今回の大会が松本市市制施行110周年記念事業に当たることから、関係者の間では特に力の入るものになるのではないでしょうか。
車内も気合が入っています。3004号車の天井周りにはご覧のような造花の装飾。これまでもクリスマスの時期などにリボンやリースで飾るなど車内装飾の例はありましたが、今回は広告類も一切取り払っての装飾となっています。
新島々駅と松本駅東西自由通路では、これまでの花いっぱい運動の歴史を振り返るパネル展示も行われています。この、花いっぱい運動の歴史は長く、昭和27年、当時松本市の小学校に勤務していた小松一三夢氏の手で始まったもの。背景には勿論、戦後の荒廃した世の中があり、小林先生はそこに文字通りの豊かさの種を蒔いた人物といえます。それから70年近くが経った今も豊かさに関する議論は尽きませんが、こうした先人に倣って今度はどんな種を蒔けば良いのだろう。そんなことを思った筆者です。