2019/05/31 14:10

5月31日を以て新島々駅・波田駅・下新駅での硬券乗車券の発行が終了しました。上高地線の硬券乗車券については2018年末を以て、線内各駅から松本行きのきっぷの発行が終了(軟券に切り替え)していますが、今回の発行終了に伴い更に取り扱いが縮小することになりました。

特筆されるのは、新島々駅・波田駅で発行されていた「東京都区内ゆき」のA型硬券の発行終了です。上高地線からJR線への連絡運輸自体は継続しますが、このタイプの硬券乗車券は姿を消すこととなりました。画像の二枚は筆者が実使用したものですが、出場の際に係の方に珍しがられたものです。

2019/05/19 20:30

上高地線を運行するアルピコ交通が2019年3月「全国登山鉄道‰会」に加入しました。同会は2009年に発足したもので、南海電気鉄道・箱根登山鉄道・叡山電鉄・神戸電鉄・大井川鐵道・富士急行が参加し、会社合同のイベントやPR活動を展開しています。
現在、モハ10形リバイバルカラー列車には、同会の加入を記念したヘッドマークが取り付けられています。なお、‰(パーミル)とは勾配を示す単位のひとつです。例えば50‰の勾配は、1000m進んで垂直方向に50m上昇(下降)する勾配を指します。国内では箱根登山鉄道の80‰・アプト式の大井川鉄道井川線の90‰が知られています。
なお上高地線内で最も急な勾配は21.4‰です。発足時から参加している6社の中では一番平坦ですが、その一方で現在も上高地をはじめとする北アルプス各地を訪れる登山者や観光客に多く利用されています。歴史的にみても、前身の筑摩鐵道が上高地の観光開発を目的に設立されており、山とは切っても切れない関係です。故に、険しい山岳地帯を走らずとも「登山鉄道」と名乗ることに何ら遜色はないでしょう。今回の加入を機会に「山行き電車、上高地線」がより広く認知されていくと良いですね。

2019/05/13 10:48

5月1日の新天皇陛下御即位に伴い、元号が「令和」と改められました。アルピコ交通上高地線ではこれを記念してヘッドマークを掲出しました。ヘッドマークは「令和 れいわ」を大きく表記したもので、青基調のものと紫を基調としたものの4種類が準備されました。
掲出が始まった5月1日から6日にかけては10連休の真っ只中でしたので、沿線にはこれを撮影しようと多くの愛好家の方がいらしたそうです。また当初は6日までであった掲出期間も、問い合わせが相次いだことから12日まで延長されました。
また改元に合わせて、2種類のきっぷ(入場券セットと上田電鉄とのコラボきっぷ)も販売されました。こちらは10日を待たずして完売となりました。このきっぷの販売、ヘッドマークの掲出はそれぞれテレビ・新聞などでも取り上げられました。

先の「平成」は、人口減少・少子化・規制緩和、と地方鉄道にとっては先が見えない苦しい時代でした。そこから「令和」へと踏み出すこのタイミングに、改元を印象付けることに一役買った上高地線の姿をみると、単なる移動手段としてだけではない「メディア」としての鉄道の役割をみたような気がします。

2019/03/15 15:01

この日は10形リバイバルカラー列車を追って沿線へ。まずは下新-大庭の北アルプスを望む地点から。今年に入ってからというもの、松本へ来るときはいつも曇っていたり、晴れていても山は雲の中だったりで、天気に恵まれずにいたのですがようやく。
下新駅より下り列車に乗り込みます。電車の右手に見える台形は美ヶ原(王ヶ頭)この時間はちょうど2限になるのでしょうか、お隣北新・松本大学前まで乗車する学生さんで車内は混雑していました。
終点の新島々で電車を降り、松本方面へと歩いて戻ります。国道158号線沿いの場所で折り返しの松本ゆきを撮影。同駅での折り返し時間は日中10分程度なので結構急ぎました。
ちょうどお昼時になりましたので、上↑↑の地点から目と鼻の先にある「とく兵衛」さんで昼食にしました。かも汁そばを注文。この時期の撮影は何より寒さとの戦いですから、温かい食事は有り難いですね。

2019/03/10 14:22

2度目のJ1昇格を果たした地元松本のチーム「松本山雅FC」。アルピコ交通をはじめとするアルピコグループは同チームのオフィシャルスポンサーとなっています。上高地線ではこれまでも試合日にヘッドマークを掲出するなど、盛り上げに一役買ってきました。

松本山雅FCの今季の戦いは既に幕を明けましたが、上高地線では電車一編成(3001-3002)を松本山雅FCの応援列車としています。これまで通りのヘッドマークの掲出はもちろん。車内には今季の試合日程を記した中吊り広告が掲出されています。
つり革には応援メッセージも。「信州の誇り松本山雅FC」「走り抜け!松本山雅FC」「緑の勇者松本山雅FC」などなど。ご乗車の際はご注目ください。



2019/01/11 23:51

2019年・平成31年最初の弊通信です。今年も細く長く上高地線の話題をお送りして参ります。さて新年最初の話題はやはり「謹賀新年」ヘッドマークのこと。今年は1月1日〜1月6日の間掲出されました。このヘッドマークは毎年新しい絵柄のものが登場することで注目を集めていますが、今年は特にカメラを向ける方が多かったようです。画像は新島々駅にて1月6日に撮影したものです。

今年は新たに2種類の絵柄がお披露目されました。いずれも2019年・平成31年の文字が入っており、今年の正月〜松の内までの限定でした。今年5月には新天皇の即位、新しい元号が発表されるとあって、平成31年と表記したヘッドマークにより注目が集まったのではないでしょうか。


この「謹賀新年」ヘッドマークにはもちろん、上高地線イメージキャラクターの渕東なぎささんが起用されています。地元での認知度も上がり、熱心なファンもついてきた渕東なぎささん。
それが証拠に、彼女の登場するヘッドマークが出る度、そのミニチュアが発売されています。今回ももちろん登場。しかしながら、ヘッドマーク自体への注目が集まったためか、忽ちにして在庫僅少。1月6日に波田駅を訪れた際は同駅分が品切れとなっていました。

2018/12/17 18:45

気温の低い日が続き、遅れていた北アルプスも冠雪。12月も下旬になってようやく冬らしくなってきた筑摩野です。この日はまず渕東付近で一枚。穏やかな陽射しのなかをなぎさTRAINがやってきました。
駅横の踏切から、新島々へと向かう列車を見送ります。新島々駅よりも西側。梓川を遡ったところにある安曇地区(旧安曇村)方面の山々には、既に雪が降り積もっているのがわかります。
折り返しの松本ゆきに乗り込みます。車内にはクリスマスに合わせたモールなどが飾り付けられていました。あと1週間ほどでクリスマス。クリスマスイヴに当たる12月24日には、新島々発 9:20|10:53|12:52と松本発 10:10|11:28|13:26の各列車にサンタさんが登場する企画も。詳しくはアルピコ交通公式サイトをご覧ください。

2018/12/09 20:05

新村駅の冬の風物詩イルミネーションの点灯が12月7日よりはじまりました。今年もED30形電気機関車にLEDや電球を用いた電飾がなされています。1927年に米国のメーカーで製造されたこの機関車は御歳91歳。満艦飾の連結器とスノープロウ周りはなんだかヒゲのようにも見えます。
新村駅舎側にもイルミネーション。きらきら光る改札口の脇には「年末年始輸送安全総点検」の看板。結構渋いです。イルミネーションは例年、12月初旬〜翌年1月初旬まで行われており、点灯は日没〜午後8時頃まで。ホーム上など安全な場所からご覧ください。
新村駅の待合室にもクリスマスの装飾が。今年はクリスマスツリーとサンタクロース人形と本格的なものです。ところで、今月24日には、上高地線の一部電車でクリスマスにちなんだささやかな企画を用意しているとの情報が。どうぞ当日をお楽しみに。

2018/11/27 6:42

上高地線の北新・松本大学前駅にて駅設備の塗装工事が行われていました。画像は駅前の様子。プレハブの駅舎の周りには足場が組まれています。なお塗装が終わっている箇所を見ると以前と同じ色が塗られていました。
ホーム側から。北新・松本大学前駅は上高地線の駅では珍しくホーム上家がありますが、そちらの支柱も塗り直される模様です。それにしても目立つのは縦1.2m、横1.5mほどもある大きな幕で出来た仮の駅名板。松本大学・松商短期大学部の最寄駅である当駅は1日の乗降客数が松本に次いで多いと聞けば納得です。

2018/11/25 15:44

上高地線の駅はその大半が無人駅です。また係員の配置駅でも、時間帯によってはきっぷを販売していない駅が多くあります。そうした駅から松本ゆきの電車を利用されたお客様には、松本到着後、車内での運賃精算をお願いしています。

精算を終えたお客様には画像の「運賃精算済」券を発行しています。この券が新しいものに変更されました。従来のもの(上)と比べると縦幅が狭くなり、表記も松本電鉄線内からアルピコ交通鉄道線と表現が改められています。

2018/11/19 10:19

松本市を本拠地とするサッカーJ2チーム「松本山雅FC」のJ1昇格が決まりました。上高地線でも早速、J1昇格を祝うヘッドマークを掲出。昇格が決まったのは11月17日の対徳島ヴォルディス戦の結果を受けてのことですが、試合の結果速報が出ると、新島々駅ではすぐさまこちらのヘッドマークに交換したそうです。
同チームがはじめてJ1昇格を決めたのは4年前の2014年のことです。松本駅7番線で見ていると、いつもよりも電車にスマホやカメラを向けるお客様の姿が多く見られました。筆者はいまだ松本山雅FCの試合を観に行ったことはありません。それでも、普段から応援されている方にとっては4年前とはまた違った喜びがあるのではないでしょうか。

2018/10/13 19:01

上高地線の発着する松本駅7番線ホームに新たに発車表示器が設置されました。松本駅では8月上旬より改札口前に発車表示器が設置されましたが、今回の機器ではKYOSAN(京三製作所、鉄道信号のメーカーです)のプレートが確認はできました。先発・次発列車の発車時刻と、新島々駅への到着時刻が表示されます。
秋の行楽シーズン真っ只中の上高地ですが、この日も同地を目指すお客さまの姿が多く見られました。従来の時刻表はスペースと情報量の関係上、文字が小さく読みづらい部分があったと思われます。それが今回、発車表示器になることによってかなり分かりやすくなったのではないでしょうか。

2018/08/22 12:17

上高地線松本駅(JR松本駅)の改札口前に写真の発車表示器が設置されました。これは8月上旬に稼働をはじめたもので、こんどとつぎの上高地線電車の発車時刻を案内するものです。言語は日英中韓の4ヶ国語を表示。
電車の発車時刻以外にも、最下段では松本市福祉パスなど電車利用のご案内をスクロール表示していました。ディスプレイのメーカーは確認できませんでしたが、新島々駅の導入事例からSHARP製と思われます。
松本駅からはもう一点。上高地線が発着する7番線ホームにこのような広告看板が出現しました。登山者をターゲットとした情報サイト・スマートフォン向けアプリの広告です。同じ広告は同駅の改札口前にもありました。「登山中のあなたを宇宙から見守ります」なかなか印象的なコピーです。
車内からはこのように見えます。広告としての役割は勿論ですが、例えば山に行かない人であっても「あぁ、山に行く人が乗る電車なんだなぁ」と感じるのではないでしょうか。

2018/08/08 22:19

この日は日没前の渚駅周辺を訪ねました。まずはホームの西の端から一枚。空には黄金色に光たなびく雲、その真下にはアルプスの稜線。家路を急ぐ人々を乗せた新島々ゆき電車の先には、残照に輝く二本の軌条が伸びています。
次の上り電車を待つ間にも空の表情は刻一刻と変化して、最後は一面の夕焼け雲。山からのお客様とこちらもまた帰宅の途上にある学生さんたちを沢山乗せて、松本行き電車の到着です。
この日の松本も暑い1日となりました。そんな中で黙々と走る上高地線電車の後ろ姿をみていると「きょうも1日ごくろうさま。」とつい声を掛けたくなってしまうのは筆者だけでしょうか。
夕食は駅から徒歩5分ほどのところにある「COFFEE&REST ザウス」さんにて。創業から40年近くとなるまちのコーヒーハウスです。コーヒーをはじめとするドリンクはもちろん、フード類も充実しているので筆者は時々利用します。この日はハンバーグカレーを注文。筆者にとってはちょうど良いボリュームです。

2018/08/04 12:59

新村のひまわりが早くも見頃を迎えた上高地線沿線ですが、沿線各所でもこの花の姿がみられます。写真は渕東駅。ここは地区の方による花壇が毎年利用者の目を楽しませてくれるのですが、やはりもうひまわりが咲いていました。
上高地線沿線で夏の花といえば三溝駅付近のフラワーロードも忘れてはなりません。線路に沿った100mほどが地区や有志の方による花壇となっています。マリーゴールドが夏日に輝く中を、新島々ゆきのなぎさTRAINがやってきました。


大本命である新村のひまわり。今年、筆者は行けそうにないのですが、8月4日・5日は松本大学・JA松本ハイランド新村支部青年部主催の「ひまわりまつり」が開催されます。今年は新たな試みとして、最寄りの新村駅か北新・松本大学前駅を利用し、会場まで切符を持参した方には記念品のプレゼントがあるそうです。