2018/08/08 22:19

この日は日没前の渚駅周辺を訪ねました。まずはホームの西の端から一枚。空には黄金色に光たなびく雲、その真下にはアルプスの稜線。家路を急ぐ人々を乗せた新島々ゆき電車の先には、残照に輝く二本の軌条が伸びています。
次の上り電車を待つ間にも空の表情は刻一刻と変化して、最後は一面の夕焼け雲。山からのお客様とこちらもまた帰宅の途上にある学生さんたちを沢山乗せて、松本行き電車の到着です。
この日の松本も暑い1日となりました。そんな中で黙々と走る上高地線電車の後ろ姿をみていると「きょうも1日ごくろうさま。」とつい声を掛けたくなってしまうのは筆者だけでしょうか。
夕食は駅から徒歩5分ほどのところにある「COFFEE&REST ザウス」さんにて。創業から40年近くとなるまちのコーヒーハウスです。コーヒーをはじめとするドリンクはもちろん、フード類も充実しているので筆者は時々利用します。この日はハンバーグカレーを注文。筆者にとってはちょうど良いボリュームです。

2018/08/04 12:59

新村のひまわりが早くも見頃を迎えた上高地線沿線ですが、沿線各所でもこの花の姿がみられます。写真は渕東駅。ここは地区の方による花壇が毎年利用者の目を楽しませてくれるのですが、やはりもうひまわりが咲いていました。
上高地線沿線で夏の花といえば三溝駅付近のフラワーロードも忘れてはなりません。線路に沿った100mほどが地区や有志の方による花壇となっています。マリーゴールドが夏日に輝く中を、新島々ゆきのなぎさTRAINがやってきました。


大本命である新村のひまわり。今年、筆者は行けそうにないのですが、8月4日・5日は松本大学・JA松本ハイランド新村支部青年部主催の「ひまわりまつり」が開催されます。今年は新たな試みとして、最寄りの新村駅か北新・松本大学前駅を利用し、会場まで切符を持参した方には記念品のプレゼントがあるそうです。

2018/08/03 13:35

来たる8月4日は「第44回夏まつり 松本ぼんぼん」です。上高地線では例年臨時列車を運行していますが、今年も夕方から夜にかけて上り下り3本が運行されます。(詳しくは時刻表をご覧ください:PDF)写真は下新駅の掲示。今年の変更点として「お帰りのきっぷは降車後回収箱にお入れください」とあります。混雑の状況によっては無人駅であっても全ての扉を開け、お客様が電車から降りられるようにするのでしょうか。(ある意味信用乗車に近いですね。)


2018/08/02 20:53

この日も山と電車のある風景を求めて上高地線沿線へ。下新駅で下車。駅から西へ少しいったところから、谷の向こうにうっすら見える乗鞍岳を望みます。やってきたのは3007+3008編成の松本ゆき。
最初のポイントから更に西へ移動してカーブの内側へ。それぞれ濃淡の異なる青色をした空と山とが線路の向こう側に広がります。いよいよ色の濃くなった草地の緑の中を松本ゆきのなぎさTRAINが走り抜けてゆきます。
下新へ行く前に渚駅に立ち寄りました。ホーム上から例の如く常念岳、横通岳、大天井岳の峰々を望みます。いよいよ八月。沿線から眺めるのも勿論良いのですが、電車の終点新島々から足を伸ばしてこれらの山々を訪ねてみるのも如何でしょうか。

2018/07/28 11:19

最高気温が35℃を超える日が続く今年の松本。月の終わりの金曜日”プレミアムフライデー”に当たる7月27日(金) に上高地線で「サッポロビール黒ラベル 上高地線納涼電車!」が運行されました。参加は事前申し込み制。松本と新島々駅の間をお酒と料理を楽しみながら1往復します。写真はお客様の待つ松本駅へ向かう同列車を渚駅で捉えたものです。
今回は新島々駅での折り返し時間が長めに取られ、ミニコンサートなどのアトラクションもありました。松本駅に戻ってきた列車からはヴァイオリンの音色が。電車から降りられるお客様は皆様よろしく”出来上がって”おりました。この納涼電車、8月17日(金) にも催行予定です。お席は残り僅かになっているとのこと。お申し込みはお早めにどうぞ。


2018/07/27 7:19

気象庁が「危険」と表現するほど気温の高い日が続いている日本列島。この日も「少しでも涼しいところへ」と山を目指すお客様で新島々駅は混雑していました。例年ですと電車を降りた時点でもう「涼しい」と仰る方もいるのですが、この日聞こえてきたのは「暑い」という言葉ばかり。本当に異常な事態です。
精算窓口前には例によってきっぷを買う人の行列ができました。松本〜上高地は往復4450円。松本駅よりご利用の際は、事前に駅の自動券売機できっぷお買い求めいただけると乗り換えがスムーズです。なお「信州・飛騨ワイドフリーパスポート」「上高地・乗鞍2dayフリーパスポート」などのフリーきっぷは駅前のアルピコプラザ1Fで販売しています。
これだけ多くのお客様が居ります故、上高地ゆきのバスは1台では到底足らず、2台目、3台目が次々と乗り場に入線してきました。数千人が利用し戦場のようであった往時に及ばぬとはいえ、現在も1日1200人余りが新島々−上高地のバスを利用されるそうです。
そんな”山の玄関口” 新島々駅を会場に、このような企画を準備中。タイトルは「別冊しましま本店-本と電車と山の休日-」です。過去2回、新村駅の5000形電車を会場に開催してきたブックイベント「しましま本店」の”別冊”として今回はじめて新島々駅で開催します。期日は9月23日(日)。改札前で小さな古本市を開きます。テーマは「山の休日を彩る、とっておきの一冊を」。

詳しい情報は
しましま本店WEBサイト
しましま本店Twitter
しましま本店Facebookにて随時お知らせして参ります。

2018/07/21 22:31

上高地線と山の関わりについて着目している今年の弊通信。電車車内で開催中の企画「ギャラリートレイン」で新しい作品の展示がはじまっていました。タイトルは『上高地線沿線山景色』作品は東京都在住のイラストレーター吉永直子さんの手によるものです。(吉永さんは上高地線のガイドマップを手掛けていらっしゃいます。)
今回の作品では沿線の様々な場所からみた山々が川柳と共に紹介されています。例えばこちらは沙田神社から山を眺めての一句。地元の人であれば「あれは常念」「あれは乗鞍」と分かるのですが、他所から来た人はそういう訳にはゆかない。その心情を表したものでしょうか。こうした地域の外からの視点が感じられる作品は、沿線を再発見する際の大きな助けになります。
この『上高地線沿線山風景』は3000形電車3007+3008編成でみることができます。松本駅7番線に停車中の電車にはちょうど山行き風の女性2人が乗り込んでいくところでした。登もよし、眺めるもよし、描くもよし、詠むもよし。上高地線を起点とした山の楽しみ方がここにあります。

2018/06/04 21:37

6月.山々の緑がすっかり濃くなった初夏の上高地です。4月に来た時はまだ真っ白だった穂高連峰も随分と雪が溶けて谷間に残るばかり。まずは梓川の岸に立って河童橋をいれた定番中の定番の構図で一枚。バスを下りて5分足らずでこれだけの風景が見られるのは上高地線のひとつの魅力でしょう。
まだ時刻は10時前でしたが、橋の周りには沢山の観光客がいました。夏には上高地銀座と称されるほどの賑わいを見せるここなので、この程度の人出はまだ序の口といったところでしょうか。そしてこの日も聞こえてくるのは異国の言葉ばかり。
こちらは上高地バスターミナルの様子。アルピコ交通のバスのほか、国内各地からのツアーバスがずらり。『釜トンネル 上高地の昭和・平成史』によると、上高地を訪れる人の3分の1弱がこうした観光バス利用とのこと。滞在時間は2〜3時間ですので、河童橋周辺か大正池周辺を歩いて帰る方が多いようです。

○上高地・乗鞍高原への電車・バス時刻表はこちらから

2018/05/30 23:12

こちらはバスターミナルから徒歩25分ほどのところ、穂高橋よりみた穂高連峰の様子です。筆者が今年はじめて上高地入りした4月の下旬に比べると随分雪が溶け、前景となる河畔の木々は燃え立つような黄緑色となっていました。
この日は西陽が射しはじめてからの上高地入りとなりましたが、電車には同じく上高地へ向かうお客様が20名ほどいらっしゃいました。割合としての一番多いのはやはり外国からのお客様です。国はバラバラ。
このように、電車とバスを利用して上高地入りするお客様に配慮してか、新島々駅で配布されている時刻表も、日本語、英語、中国語、アラビア語のものがそれぞれ用意されていました。
ところで、バスターミナルに掲示されている路線案内図が新しいものに交換されていました。イラストは松本在住の漫画家・エッセイリストの鈴木ともこさんです。

2018/05/13 7:30

案内人が沿線の風景や見どころをご案内する上高地線 観光案内電車。今年度の運行が4月26日よりスタートしました。観光案内は土休日を中心に松本発 10:10 11:28 13:28 発の新島々ゆき電車にて実施。特定日にはバイオリンの演奏もお楽しみいただけます。乗車券のみでご乗車いただけますので、上高地線や上高地へお出かけの際は是非ご利用ください。

観光案内電車でのバイオリン演奏は、昨年よりはじまったものです。筆者はなかなかタイミングが合わず、今年はじめて乗車することができました。

写真は演奏をする牛山孝介先生です。誰もが一度は耳にしたことのあるクラシックの名曲やポピュラーを車内の我々の元に届けてくださいます。移りゆく上高地線の車窓と共に楽しめば、片道30分の小さな旅がより素敵なものになること間違いなしです。

詳しくはアルピコ交通公式サイトをご覧ください。

新島々に到着すると山に向かうお客様と入れ替わりに松本へ向かうお客様が多数乗り込んできました。上高地はこれからが本格的な新緑の季節。どうぞ上高地線の観光案内電車に乗ってお出かけください。
(乗車した日:平成30年5月12日)

2018/04/16 12:17

このところ「上高地線の新しい〜」と称する記事が続いていますが、今回は電車の行き先を示す方向幕の話題です。この4月より新しいデザインのものが使われています。今回のデザイン変更は2011年の4月以来のこと。1999年の3000形電車デビュー後は3度目となります。写真は方向幕が変更された後のリバイバルカラー列車。第881回で紹介した窓ステッカーの貼り付けもあり、少し印象が変わりましたね!
今回から使用がはじまったデザインです。上高地線ではワンマン運転を実施していますが、今回7年ぶりに表記が復活しました。ところで、過去の方向幕には、松本・新島々の他に回送・団体・快速新島々・快速松本のコマがありました。快速松本は既に運転されていないため、それどうなったのか...現地でお確かめください。

※今春の"快速 新島々"ゆき列車の運行は4月28日・5月3日の予定です。
詳しくはアルピコ交通公式サイトをご覧ください。


おまけ
過去の方向幕のデザインもご覧ください。今回のものはこの2案を折衷したものともいえそうですね。


デザインの話になると、どうしても気になるのが使われている書体のことです。欧文はHelvetica(Neue?)と思われますが、和文表記の書体は全く見当がつきません。この丸ゴシックはいったい...。

2018/04/09 12:15

その①上高地線を走る3000形電車にドアステッカーが貼り付けられました。これまでもドアガラス部分には「入口」「締切」などカッティングシートによる表示がありましたがそれを改めた形となります。写真は車内から見た様子。従来の加え、出口の場所、全扉が開閉する駅の案内が情報として追加されています。
外からみた様子。全14駅中7駅が無人駅、また係員のいない時間帯のある駅が多い上高地線では、締切となる扉もあります。以前は余り乗り慣れていないお客様が締切の扉の前で待っている...という光景も目にすることがあったのですが、表示が変わったことにより改善されるのではないでしょうか。
その②新島々方の運転室後ろに鉄道車両用非常脱出ハシゴが備え付けられました。列車の運行中に災害や事故が発生し、駅と駅の間などでお客様の降車が必要となった場合に使われます。こういったものが使われる機会がないのが一番ですが。
小ネタ:一時姿を消していた「井上友の会」の広告ですがモハ10形リバイバルカラー列車(3003+3004編成)でしれっと復活していました。以前のステッカーではなくカバーをかける形のものですが、どうやら先代の5000形時代に使われていたもののようです。いったいどこからでてきたのでしょう...。

2018/03/21 22:06


3月17日のダイヤ改正後、上高地線電車で使用されている自動放送が変更されました。上のビデオは、上り列車の新村駅発車後に収録したものです。これまで通りの日本語の次駅案内に加え、今回は英語による次駅案内も加わりました。英語の案内では、駅ナンバリングもアナウンスしています。

また北新・松本大学前では、ダイヤ改正に合わせホーム側の全扉を開閉するようになりました。同駅は曲線上にホームがあるため、乗り降りの際の注意喚起なども放送には追加されています。
こちらは松本到着前の放送です。松本の到着時は以前から日英中韓の4ヶ国語による放送が行われています。日本語、英語放送については変更されていましたが、中国語・韓国語については以前のものがそのまま使用されているようです。また、松本出発時に車外スピーカーから流れる音声についても従来は「上高地線新島々ゆきが...」から「アルピコ交通上高地線新島々ゆきが...」と変更されているのを確認しました。

ところで、日本語の放送を担当されている方...なんというか、とてもアニメっぽいのですが...以前の方とは異なるようです...いったい誰なのでしょうか?

追記(3月24日)
みんな気になる新アナウンスの中の人の正体は...! 路娘MOTIONキャラクター新村さやか(CV:高瀬絵菜)さんでした!そうそう、早朝の臨時快速〔101列車)の運行が今シーズンもはじまります。こちらのアナウンスがどのようになったのかも気になりますね!

2018/01/10 19:50

上高地線で運行している3000形電車(全4編成)の車内に防犯カメラが設置されました。1両あたり三箇所のカメラに加え、車内には「防犯カメラ作動中 お客様に安心してご利用いただくため防犯カメラを設置しています。」とステッカーが貼られています。写真は運転室後ろの設置の様子。デジタルサイネージの上部にある黒い機械がカメラです。
車内への防犯カメラ設置は2010年にJR埼京線の一部車両ではじまりました。その後、2015年に発生した東海道新幹線火災事件(男が新幹線車内で焼身自殺を図ったもの)を機に広がりつつあります。牧歌的な風景の中を走る上高地線なだけにそうした事件とは無縁であって欲しいのですが、2020年の東京五輪を前に、駅や車内のセキュリティ強化が求められている時代の要請もあるのでしょう。

2017/07/22 21:44

6月より走り始めたモハ10形リバイバル塗装列車(3003-3004編成)にちょっとした変化がありました。変わったのは側面に取り付けられている車番プレートです。運行開始から暫くの間は他の編成と同様の書体が使われていましたがこれが今回丸ゴシックに変更されました。お手元に写真がある方は是非見比べてみてくださいね。
この日は雨の日曜日。松本駅に到着した列車からは山からの帰りと思われるお客様が降り立ちます。この日は特に中高年のお客様が目立ったのですが、中には10形電車が現役だった頃にも上高地線を利用されたお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。