第1003回:さようならカエル君〜5000形電車の旅立ち⑵ | Home | 第1005回:筑摩鐵道創立から100年
2020/03/27 12:55 | 印刷

夜。下り最終列車の新村通過に前後して、5000形電車の出発準備がはじまりました。まずは5005号車が新村車両所を出ます。まずは緑色のランプをつけた誘導車が数台出てゆき、その後からトレーラーに乗った5005号車が公道上に姿を現しました。時刻はまもなく3月24日午前0時。



県道48号線と交差する南新交差点で方向転換。最後の点検を終え、保存先の群馬県へ向けていよいよ出発です。ところで、深夜にも関わらず交差点付近には同好の士(?)の姿も。聞けばこうした鉄道車両の陸送を追いかける方が近年増加しているようです。
5005号車に続き、5006号車も公道上へ。東京から松本に来て早34年。長年の寝ぐらであった新村車両所ともいよいよお別れです。

引退後の12年間しか知らない筆者ではありますが、この間にあった様々な出来事、人との出会い、人生のターニングポイントには、いつもこの電車の存在がありました。それはきっと、この電車が松本を離れた後も変わることはないでしょう。ありがとうカエル君、どうかお元気で!