2018/10/30 11:14

大正池よりバスに乗り込み、降りたのは次の帝国ホテル前。バス停からエントランスへの坂道を下っていくと、木々の間より堂々たる3階建ての建物が姿を現しました。元々は長野県が東京の帝国ホテルに委託する形で、1933年(昭和8年)に開業したものです
現在の建物は、1977年に建てられたものですが、開業当時の姿が忠実に再現されています。深紅の屋根越しに穂高連峰を望む様子からは、本場スイスにひけをとらない山岳観光地を目指した当時の人々の意気込みが感じられます。なお、このホテルが開業した昭和8年には上高地までのバスが開通しています。
帝国ホテルの裏手から梓川の畔に出ます。ここには田代橋・穂高橋の二つの橋が架かっており右岸側に渡ることができます。こちらは穂高橋の上からみた山々の様子。この山々をバックに記念撮影をする形も多くみられます。
右岸を歩いて上高地温泉ホテル、上高地ルミエスタホテルの前を過ぎるとウェストンレリーフの前に出ます。ここで梓川は大きく蛇行しており、背後の霞沢岳と共に美しい景観を生み出しています。
河童橋方面別へ。六百山の通称ゴリラ岩を眺めます。岩全体の形、植物の生えかた、目鼻のような岩の窪み。これをゴリラと言わず何といいましょう。岸辺の落葉松は大分色づいていました。

2018/10/26 20:34

10月ももうすぐ終わり。この日は秋の色が濃くなる上高地線沿線を訪ねました。まずは定番中の定番、渚と信濃荒井の間にある奈良井川鉄橋から。午前中のこの時間(10時頃)は上り方面の電車を順光で撮影することができます。やってきたのはモハ10型リバイバルカラー列車。この日は今年の鉄道の日記念ヘッドマークを掲出していました。
奈良井川のほとりから歩いて渚駅へと戻ります。駅のすぐ後ろには戸隠神社の小さな分社があり、毎年そこに植えられた木々が綺麗に色づきます。ホーム上の渕東なぎささんの駅名板と合わせて一枚。
線路の南側にはまだ若いケヤキの木が数本。さきほどのモハ10型リバイバルカラー列車が折り返し新島々ゆきとしてやってきました。乗り込むと車内は学生に地元の方と山へ向かうお客様が半々で座席が概ね埋まるほどの混み具合でした。

2018/10/25 7:19

この日は大正池周辺を散策しました。この辺りは今年の7月にも一度歩いたコースですが、さてさて秋の様子は如何なりしか。胸を弾ませ午後の上高地行きバスに乗り込みました。
バスは梓川に沿って国道158号線を走ります。シャトルバスの乗り換え拠点であるさわんど地区を過ぎた辺りから、山々の紅葉が目立ち始めました。画像は奈川渡ダムの堰堤上からみた梓川渓谷の様子です。いかがでしょうか。
急勾配の釜トンネル・上高地トンネルを抜けるといよいよ上高地です。最初の目的地は大正池ですが、前回と同様に今回もあえて手前の太兵衛平でバスを降りました。曲がり角の先に見えるのは既に冬支度に入った穂高連峰の姿です。
堰堤を過ぎて大正池の畔までやってきました。すっかり黄色くなった落葉松林の向こうには焼岳。今日も活動を続ける活火山ですが、この日は頂上付近からチョロッと噴煙のようなものが出ている様子が確認できました。
次の目的地へ向けて、大正池バス停へと向かいました。この時間(午後2時過ぎ)はお客様の下山がはじまる時間帯です。この日は月曜日でしたが、下っていくバスを見ると行き先に関わらず座席の多くが埋まっている状況でした。(訪問日:平成30年10月23日)

2018/10/17 21:21

鉄道の日に合わせた新グッズや、CVを務める新田恵海さんの本「長野ノススメ」で紹介されるなど、今年の秋も何かと話題の多い渕東なぎささん。写真は今回新たに波田駅にお目見えした等身大パネルです。当駅限定のカラー硬券と併せてお客様に楽しんでいただけると良いですね。
そのカラー硬券がこちら。新村・波田・新島々と渕東・渚の各駅のものが販売されています。新村・波田・新島々駅はそれぞれの駅のみの限定販売。無人駅である渕東・渚の分は新島々駅での取り扱いとなります。D型の券面には、駅員さん(それも夏服・冬服と両方)からハッピ、そして山ガールまで様々な格好をした渕東なぎささんが。途中下車をしながら集めてみてくださいね。
3000形電車車内の運転室後ろにある表示もリニューアルされました。近年の外国からのお客様の増加を受けて、今回からはじめて英文による表記が採り入れられました。半透明の素材に印刷されていることも大きな特徴です。なおこの「話しかけないでシール」は鉄道の日に合わせてイベントや各駅での販売が行われましたが、忽ち売り切れてしまう人気振りでした。2012年の春から早6年と半年。上高地線のイメージキャラクターとしてまだまだ頑張る渕東なぎささんです。

2018/10/14 21:03

10月14日は「鉄道の日」です。これは明治5年10月14日に、我が国はじめての鉄道が開業したことを記念し設けられたものです。例年、この時期には各地で車両基地の開放やイベント列車の運行など、鉄道にちなんだ企画が催されます。アルピコ交通上高地線でも毎年この時期、列車にヘッドマークを掲出しPRをしています。(撮影:上高地線渕東−波田にて)
この「鉄道の日」ヘッドマーク、長らく鉄道の日キャラクターのテッピーをあしらったシンプルなものが使われていました。それが、上高地線イメージキャラクター渕東なぎささんの登場後は、毎年異なるデザインのヘッドマークが見られるようになりました。今年は同じ長野県内を走る上田電鉄の鉄道むすめ「八木沢まい」さんとの共演です。このコラボ、上田電鉄でも実施されており、両者ともに互いの鉄道のPRに一役買っているようです。

2018/10/13 19:01

上高地線の発着する松本駅7番線ホームに新たに発車表示器が設置されました。松本駅では8月上旬より改札口前に発車表示器が設置されましたが、今回の機器ではKYOSAN(京三製作所、鉄道信号のメーカーです)のプレートが確認はできました。先発・次発列車の発車時刻と、新島々駅への到着時刻が表示されます。
秋の行楽シーズン真っ只中の上高地ですが、この日も同地を目指すお客さまの姿が多く見られました。従来の時刻表はスペースと情報量の関係上、文字が小さく読みづらい部分があったと思われます。それが今回、発車表示器になることによってかなり分かりやすくなったのではないでしょうか。

2018/10/05 20:10

夏の頃は午前5時ともなれば明るかった上高地も、この頃は6時半になってやっと谷底まで日が届くほどとなりました。いよいよ秋です。1枚目は朝焼けの明神岳。梓川に架かる明神橋の袂から見上げた光景です。実は、明神岳は独立峰ではなく、穂高連峰の属峰として扱われています。そのような山に、こうした尊称がつけられているのは、こうした朝焼けの光景があってのことではないでしょうか。
橋の上から梓川。夜明け前の水面が鈍く光ります。この時の気温は5℃。ダウンなしではそろそろ厳しくなってきました。ちょうど、頭にヘッドランプを点けた一行とすれ違いました。これから穂高かはたまた槍か、いずれかの山頂を目指すのでしょう。
梓川を渡った先、右岸の明神池の畔には『嘉門次小屋』があります。小屋の名にもなっている上條嘉門次は、14歳の時にはじめて上高地に入り、70歳でその生涯を閉じるまで、ほとんどの期間をこの地で過ごした人物です。猟師として山の地理に明るかったど同氏は、W・ウェストンの著作『日本アルプスの登山と探検』で紹介されたことを機に、山の名案内人として岳人たちの知るところとなります。
その上條嘉門次がイワナ釣りをしていたというのがこの明神池。池畔の落葉松は色づきはじめていました。来たる10月8日は池畔の穂高神社奥宮の例大祭。お船神事として知られるものですが、当日は神官を乗せた龍頭鷁首のお舟が出て、雅楽の音色と共に池を一周します。