2018/06/28 8:19

この日は山から下りてすぐ新島々駅付近の沿線に出かけてみました。まずは駅から800mほどのところにある築堤を走る下り電車を撮影。実はこの時間のこの場所での撮影には何度もトライしているのですが、○回目にしてやっとへこちらで紹介できる写真を撮ることができました。
良い写真が撮れたので意気揚々と新島々駅方面へ向かいます。国道158号線沿道にはお土産品店が店を開き、長野県側最後のセブンイレブンである波田赤松店の駐車場はクルマで混み合っています。
更に駅方面へ進んでゆき、新島々駅/バスターミナルの大きな屋根が見えてきたところにあるのが「ゲストハウスしましま」さんです。今夜はこちらに宿泊することにしました。昨年の5月にオープンしたばかりのお宿です。オーナーさん(若い!)にお話を伺うと、以前も旅館として使われていた建物を改修しているそうです。
お部屋には旧旅館時代の名前がそのまま使われています。案内されたその名も「西穂」のお部屋に入ると...筆者にとっては夢のような光景が広がっていました。この、ゲストハウスしましまさんについては別記事にて詳しくご紹介いたします。

2018/06/21 20:49

今回は普段みることのできない上高地の風景から。明神地区よりみた六百山です。手前に見えるのは明神三の池の跡とされるもの。現在の明神池は一の池、二の池の2つですが、江戸時代に書かれた「善光寺道名所図会」には明神岳直下に三靈湖が存在したと紹介されています。
この記事の冒頭で「普段みることのできない」と記述したのには訳があります。ここは梓川の右岸にある治山林道。この道は明神や徳沢、横尾方面への物資運搬のために開かれている道で、通常は歩行者の立ち入りが制限されています。
梓川右岸には治山林道と別に右岸道がありますが、その一部区間(上図参照)が現在工事のために通行止めとなっています。その迂回路として普段は歩くことができない治山林道が開放され、はじめの写真のような光景が自由にみられる...という具合なのです。工事は7月18日までの予定と看板に表示されていました。
もう一度、明神三の池跡の様子をどうぞ。現在の池は梓川に流れ込む支流となっていますが、二の池に見られるような浮島や立ち枯れの木から往時の姿が偲ばれます。自然の生み出す景勝地として日々変わりゆく上高地。一度来たことのある人も、はじめて行くという人も、是非その時の光景を目に焼き付けておきたいものです。

2018/06/14 20:46

6月6日に梅雨入りが発表された関東甲信越地域。上高地線の走る松本もこの日は夕方から雨でした。夕立のなか、田植えの終わった田んぼの横を新島々ゆきの電車が走ります。車内には家路を急ぐ人々が。
雨が降り出した頃の奈良井川鉄橋。川原に無造作に生えたニセアカシアの枝を風が揺すります。空は厚い雲が広がっていましたが、遥か彼方、北アルプスの峰々が残光の中にうっすらと浮かび上がっていました。
ここでちょっとした資料のコーナー。まだJRが国鉄と呼ばれていた頃の松本駅のスタンプです。松本城と共に描かれるのは美ヶ原、そして北アルプス。DISCOVERJAPANの文字があるところから、これは1970年代のものと推測できます。この頃は松本=岳都のイメージが強かったのでしょう。

翻って現在は、三ガク都として楽都、学都、岳都のイメージを打ち出している松本。前二者は市街地に施設があり、イベントもあるのですが、そのせいか元々の岳都の印象が後退してしまっているような気もいたします。

2018/06/11 11:30

この日は森口駅からスタート。上高地線では唯一相対式ホームのあるこの駅で、まずは1日2回しかない上下線の列車の交換を撮影しました。この日はリバイバルカラー列車と松本山雅FCのヘッドマークをつけた3001-3002編成が走っていました。

正午に近い時間だったので、駅から北に800mほど行ったところにある「NAMASTE」さんを訪ねました。今年の春できたばかりの南インド料理のお店です。芋のスープやひよこ豆のコロッケなど10種類以上の副菜と共に食べるカリーをいただきます。味はもちろん、見た目もカラフルで食欲をそそります。

店内には畦地梅太郎の作品や山の本がありました。ご主人にお話を伺うと、上高地の山小屋に勤務された経験があり、山がお好きなのだそうです。岳都松本や、山ゆき電車として親しまれてきた上高地線ですが、その沿線には山の好きな方によるお店や場所が今までなかった(過去にはあったがいつの間にかなくなってしまった)ように感じていました。そんな中で、このようなお店ができたことを内心嬉しく思う筆者でした。

2018/06/09 7:38

今回は上高地線イメージキャラクター「渕東なぎさ」さんの話題を幾つかご紹介します。まずは、ラッピング電車の「なぎさTRAIN」ここ暫くの間全国"鉄道むすめ"巡りのヘッドマークを掲出していた同車ですが、企画の終了を受けて専用のヘッドマーク姿に戻りました。なぎさTRAIN専用のヘッドマークは他のものとは異なり、上部が山のシルエットとなった非常に凝ったものです。

続いてグッズの話題。前述の通り、全国"鉄道むすめ"巡りは5月末を持って終了しましたが、オリジナルのスタンプは引き続き新島々駅で押すことができます。

また、このスタンプの絵柄と同じマグネットのプレゼント企画も開催中。新村・波田・新島々駅の窓口で、1500円以上のグッズ購入の方にのみのプレゼントです。勿論、なくなり次第終了。筆者はクリアファイルと共に頂戴しました。

驚いたのは「品切れ」「売り切れ」のグッズが幾つもあったこと。全国的に展開する企画の力の大きさたるや!想像以上です。

更にもう一点:山から下りて来たら新島々駅に写真のパネルが設置されていました。山ガール姿の渕東なぎささんです。パネルにはキャラクターボイスを担当する新田恵海さんのサインが書かれていました。改札内にあるので、松本から山へお出かけの際はご注目ください。

2018/06/07 9:39

関東甲信越地方の梅雨入りが発表されたこの日。上高地線が走る松本は朝から降ったり止んだりの不安定な天候でした。それでも15時近くになると一旦雨が上がりましたので、ちょっと沿線へ。
大庭と下新の間の田園地帯へ。北の山々は厚い雲の中でしたが、その中で唯一乗鞍岳が雲間から顔を覗かせていました。小麦が色づきはじめた雨上がりの沿線を電車は走ります。
6/6付の市民タイムス紙によれば西部地域の小麦生産は上高地線よりも南側の笹部・神林などが主要地で今年は650万haの畑に作付けされているそうです。さきほどの列車が折り返し新島々ゆきとしてやってきました。リバイバルカラー列車は昨年6月3日の登場。もう一年経ちました。

2018/06/04 21:37

6月.山々の緑がすっかり濃くなった初夏の上高地です。4月に来た時はまだ真っ白だった穂高連峰も随分と雪が溶けて谷間に残るばかり。まずは梓川の岸に立って河童橋をいれた定番中の定番の構図で一枚。バスを下りて5分足らずでこれだけの風景が見られるのは上高地線のひとつの魅力でしょう。
まだ時刻は10時前でしたが、橋の周りには沢山の観光客がいました。夏には上高地銀座と称されるほどの賑わいを見せるここなので、この程度の人出はまだ序の口といったところでしょうか。そしてこの日も聞こえてくるのは異国の言葉ばかり。
こちらは上高地バスターミナルの様子。アルピコ交通のバスのほか、国内各地からのツアーバスがずらり。『釜トンネル 上高地の昭和・平成史』によると、上高地を訪れる人の3分の1弱がこうした観光バス利用とのこと。滞在時間は2〜3時間ですので、河童橋周辺か大正池周辺を歩いて帰る方が多いようです。

○上高地・乗鞍高原への電車・バス時刻表はこちらから