第845回:大庭駅パークアンドライド駐車場は12/25から | Home | 2018年もよろしくお願いいたします。
2017/12/25 12:00 | 印刷

2017年の上高地線の出来事を順不同で振り返ってみました。(3年ぶり2回目)今年は上高地線そのものの動きよりも、上高地線の外部で起きた様々なイベントや企画、トピックに関わる話題が多かったそんな1年になったとの印象を受けます。

○駅ナンバリング導入(3月関連記事① 関連記事②
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に全国各地の鉄道事業者で進む「駅ナンバリング」がアルピコ交通上高地線にも導入されました。起点となる松本がAK01以下AK14新島々まで付番されています。導入に伴い各駅の駅名標にナンバーが追加されたほか、車内の路線案内図、時刻表なども変更されました。
○ALPICO FREE Wi-Fiサービス開始(4月)
訪日観光客向けのサービスとして各地で導入が進む公衆無線接続サービスが、上高地線の電車車内・新島々駅などでもはじまりました。
○新村旧駅舎解体(3月関連記事① 関連記事②
2012年3月の使用停止後、アルピコ交通と地元新村地区との間で解体/保存に関する協議が続いていた新村旧駅舎が解体されました。上高地線の前身である筑摩鐵道時代の大正10年に建てられた建物の解体はメディアに大きく取り上げられ、最後の公開となった3月20日には1000人近くの人が訪れました。
◯モハ10形リバイバル塗装列車登場(6月)関連記事① 関連記事②
上高地線で運行している3000形の一編成(モハ3003-クハ3004)編成が、昭和33年から昭和61年にかけて活躍したモハ10形をイメージしたカラーにラッピングされました。信州ディスティネーションキャンペーン(下記参照)の盛り上げに一役買おうと企画されたものです。

○信州ディスティネーションキャンペーン開催(7月〜9月)
大型観光キャンペーン「信州ディスティネーションキャンペーン」が開催されました。キャッチフレーズは「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」上高地といった山の名所が控える上高地線でも記念きっぷの販売やリバイバル塗装列車の運行(上記参照)が行われました。なお期間中は天候不順に見舞われたことから、県全体の宿泊者数は目標の667万人に対し605万人に止まりました。

◯新キャラクター!? 「新村さやか」現る
上高地線で活躍するアルピコ交通3000形電車を擬人化したキャラクター新村さやかさんが新たに登場しました。これはのアイテック阪急・阪神様のプロデュースする企画「路娘MOTIONぷろじぇくと」のキャラクターです。鉄道車輌を擬人化したキャラクター「路娘」のいる社局をめぐるスタンプラリーのほか、関連グッズが展開されています。上高地線イメージキャラクターとして不動の地位を築いた渕東なぎささんの強力なライバルとなるか!?今後が気になります。
◯スタンプラリー企画続々
つなげて!全国”鉄道むすめ”巡り(2月〜)を振り出しに、路娘MOTIONスタンプラリー(6月〜12月)上毛電鉄友の会スタンプラリー(12月〜)と複数の鉄道にまたがるスタンプラリー企画への参加が続きました。これらのスタンプラリーをきっかけに、上高地線をはじめて訪れたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。路娘MOTIONスタンプラリーは今年いっぱい、上毛電鉄友の会スタンプラリーは2018年3月25日、鉄道むすめ巡りは2018年5月31日までの開催です。この冬は是非上高地線へ!
◯イオンモール松本開業と松本市の次世代交通政策
9月21日松本市中心市街地にイオンモール松本が開業しました。周辺道路の渋滞悪化が懸念されたことから、松本市ではタウンスニーカーの増便、レンタサイクルの強化など、市が進める次世代交通政策に則る形での対策が取られました。上高地線関連では新たに大庭駅そばにパークアンドライド駐車場が整備されました。
◯アリオ松本店閉店「アルピコプラザ」へ 関連記事①
9月10日、アルピコ交通が管理する松本バスターミナルビルに入居していたアリオ松本店が閉店しました。現在同ビルは「アルピコプラザ」として2018年度中の再オープンが予定されています。上高地線との直接の関わりはありません(いや、でも渕東なぎささんが前面に出てるしなぁ...)が、商業施設の動向は人の流れを変え、交通にも大きな影響を及ぼすことから敢えて取り上げました。

◯利用者2年連続の160万人台
平成28年度の上高地線の延べ乗客数は168万8308人でした。内訳は通学定期が110万7644人、通勤が23万2998人、定期外58万664人です。これは平成27年度(166万7430人)と比較すると1.3%の増加ですが、ここ5年の増加に比べると伸びのペースはやや鈍化傾向にあるといえます。しかしながら、訪日観光客の利用や、大庭駅のパークアンドライド駐車場整備をはじめとする松本市の次世代交通政策、中心市街地の商業施設の充実、沿線の松本市立病院の移転先決定(森口-下島の沿線)、松本大学教育学部の新設など、より多くの利用者獲得に向けて生かすことのできる機会に恵まれていると言えるのではないでしょうか。

少し早いのですが、今年の白かえる通信はこれにて終了です。ご覧いただきありがとうございました。来たる年も上高地線のことをより多くの方にお伝えすることができれば幸いです。

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