2017/05/26 21:20

上高地線を走る3000形電車のうち1編成が、かつて同線で活躍した10形電車のカラーリングにラッピングされます。昭和30年代に登場し、5000形電車が登場する昭和61年までの約30年間走り続けたこの10形電車。先日の新村旧駅舎内の公開でも現役時の写真を展示しましたが『懐かしい』『島々線と言ったらこの色だよね』と言った声も聞かれました。(島々線が上高地線に改称された直後に10形電車は登場しました。)沿線の方の記憶に残るこの色が、今度の土曜日6月3日、上高地線に再び戻ってきます。(写真はやまびこ国体記念きっぷより)

2017/05/22 20:59

通算2回目となる古い電車を使った本の企画『しましま本店 本と電車と春のそよ風』を開催いたしました。当日は松本市内、長野県内、東京方面から集まった計11組の小さな本屋さんと喫茶ヤマベボッサ様による出張販売、信州大学レトロ音楽倶楽部の皆様による懐かしの音楽の演奏など、1日5時間の枠に収めるのは少し勿体なかったのかな…と今更感じています。
前回に比べ大幅にボリュームアップしたこと、主催者である筆者の動きが遅かったことで、お客様・出店者の皆様にはご不便をお掛けする場面もあったと思われます。事故もなく終えられたことは何よりですが、次回の開催をより良いものとするためにも、開催時期、システム、運営形態など検討して参ります。改めまして、当日お集まりいただいた100名を超える皆さま、今回の開催に当たり、事前の告知にご協力をいただいた皆さま、会場の提供にご協力をいただいたアルピコ交通株式会社の皆さまに御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2017/05/17 20:47

昨年11月に開催し好評をいただきました。本と電車の企画「しましま本店」早くもこの週末に2回目が開催されることになりました。さわやかな風吹く5月、気になるあの人を誘って、本とひとをめぐる小さな旅へ出掛けてみませんか。

○しましま本店 本と電車と春のそよ風
日時:平成29年5月21日(日)10:00から15:00まで
会場:上高地線新村駅構内新村車両所(みどり色の古い電車)・入場無料
内容:古い電車の小さな古本屋さん(本のフリーマーケット・喫茶・ミニコンサート)

※新村駅駐車場は電車ご利用のお客様専用の駐車場です。
しましま本店お越しのお客様は是非、電車をご利用ください。ご協力をお願いいたします。

(詳しくはしましま本店のFacebookページをご覧ください。)

2017/05/12 19:42

観光案内電車などで配布されている上高地線のパンフレットが大幅にリニューアルされました。これまでの日本語版に加え、今回は近年増えつつある外国からのお客様に対応してEnglish versionも用意されているのも大きなポイントです。観光案内電車では松本出発前にガイドさんがこのパンフレットを配って歩くのですが、渡されたお客様がじっくりと読み込む様子は印象的でした。
上高地線の顔である3000形電車や白ガエル、懐かしの10形電車が描かれた表紙に「わぁ!」と声を上げてしまった筆者。中身の観光マップも含めた、これらのイラストは新島々駅や車内の展示でお馴染みのイラストレーターsonic様の手によるものです。(ブログはこちらから)丁寧な取材を基に描かれた沿線マップは、是非実物を手にとってじっくりとご覧ください。

上高地線観光案内電車は土休日の松本発10:10/11:28/13:28です。
パンフレットを片手に、上高地線片道30分の小さな旅をお楽しみください。

2017/05/05 15:04

5月の連休も半ばを過ぎてUターンラッシュなどというニュースも聞こえて来ましたね。写真は5月3日の朝に上高地線大庭−下新間で撮影したもの。冬の間、ブレーキシューから出る錆で汚れていた電車も、連休を前にすっかり真っ白になって、青い山々をバックに走る姿がよく映えます。
5月の車窓には桜、桃に代わって、梨の花、花壇のチューリップ、山の斜面に山吹など、役者が増えて来ました。写真は下島駅近くの梨畑。この時はちょうど観光案内電車に乗っていたのですが、案内人のHさんによると、この梨の花に少し遅れてりんごの花も咲き始めるそうです。
渕東付近の田んぼには水が入り始めました。途中下車して水鏡の写真を撮るもの良いかも知れません。これはあくまでも筆者個人の意見ですが、夏前のこの時期が上高地線の最も良い季節です。5月の爽やかな風吹く信州松本へ是非お越しください。

2017/05/02 14:29

上高地線では6月17日に実施される「第57回 全日本花いっぱい運動松本大会」に合わせ、フラワートレインを運行しています。写真は同大会の開催をPRするヘッドマーク。花いっぱい全国運動は松本市が発祥の地であり、また今回の大会が松本市市制施行110周年記念事業に当たることから、関係者の間では特に力の入るものになるのではないでしょうか。
車内も気合が入っています。3004号車の天井周りにはご覧のような造花の装飾。これまでもクリスマスの時期などにリボンやリースで飾るなど車内装飾の例はありましたが、今回は広告類も一切取り払っての装飾となっています。
新島々駅と松本駅東西自由通路では、これまでの花いっぱい運動の歴史を振り返るパネル展示も行われています。この、花いっぱい運動の歴史は長く、昭和27年、当時松本市の小学校に勤務していた小松一三夢氏の手で始まったもの。背景には勿論、戦後の荒廃した世の中があり、小林先生はそこに文字通りの豊かさの種を蒔いた人物といえます。それから70年近くが経った今も豊かさに関する議論は尽きませんが、こうした先人に倣って今度はどんな種を蒔けば良いのだろう。そんなことを思った筆者です。