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2006/09/21 21:11 | 印刷

えぇ、願わくば、予習の時間短縮に役立つ、運動部の皆さんの味方になれるサイトを目指します(笑

for students to students by students.

えぇ、伊勢物語より、東下り(あづまくだり)です。

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※ようは、あってるか不安だから違ってても許してくれって事です。

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※係り結びの部分のみ赤で強調してあります。

 東下り 


  【原文】  

昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、
「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに。」とて行きけり。
もとより友とする人、一人二人して行きけり。
道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。

三河の国八橋といふ所に至りぬ。そこを八橋と言ひけるは、水ゆく川の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋と言ひける
その沢のほとりの木の陰に下り居て、乾飯食ひけり。
その沢にかきつばた いとおもしろく咲きたり。
それを見て、ある人のいはく、
「かきつばた、といふ五文字を上の句に据ゑて、旅の心を詠め。」と言ひければ、詠める。

唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ

と詠めりければ、 みな人、乾飯の上に涙落として ほとびにけり。
行き行きて駿河の国に至りぬ。宇津の山に至りて、わが入らむとする道はいと暗う細きに、つた、かへでは茂り、もの心細く、すずろなるめを見ることと思ふに、修行者会ひたり。

「かかる道は、いかでかいまする。」と言ふを見れば、見し人なりけり。
京に、その人の御もとにとて、文書きてつく。

駿河なるうつの山辺の うつつにも夢にも人にあはぬなりけり

富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり。

時知らぬ山は富士の嶺いつとて鹿の子まだらに雪の降るらむ

その山は、ここにたとへば、比叡の山を二十ばかり重ねあげたらむほどして、なりは塩尻のやうになむありける

なほ行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中にいと大きなる川あり。
それをすみだ川と言ふ。その川のほとりに群れ居て、思ひやれば、
限りなく遠くも来にけるかな、とわびあへるに、渡し守、
「はや舟に乗れ、日も暮れぬ。」と言ふに、
乗りて渡らむとするに、みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。

さる折しも、白き鳥の、嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡し守に問ひければ、
「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて、

名にし負はば  いざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

と詠めりければ、舟こぞりて泣きにけり。

  【現代語訳】  

昔、男がいたそうだ。その男は、自分自身を必要のない者と思い決めて、
京にはいまい、東国の方に住むのにふさわしい国を探しにと思っていったそうだ。
以前から友人にしている人、一人二人と一緒にいったそうだ。
道を知っている人もいなくて、迷いながら行ったそうだ。

三河の国八橋という所についた。そこを八橋といったのは、水が流れていく川が
蜘蛛の手のようなので、橋を八つ渡してあるのにちなんで、八橋といったそうだ。
その沢のほとりの木の陰に馬から下りて座って、乾飯を食べたそうだ。
その沢にかきつばたがとても美しく咲いていた。
それを見て、そこにいる人が言うには、
「かきつばた、という5文字を各句の初めて置いて、旅のわびしい思いを歌に詠め。」
と言ったので、詠んだ歌。

美しい着物が何回も着ているうちに体になじんでくるように
慣れ親しんだ妻が都にいるのではるばるとやってきた旅がしみじみと思われることだ。

と詠んだので、一行の人々はみな、乾飯の上に涙を落として乾飯がふやけてしまった。
先へ先へと進んでいって駿河の国についた。
宇津の山について、自分がこれから分け入ろうとする道はたいそう暗く細い上に、
つたやかえでが茂り、何となく心細くて、思いがけなくつらい目に遭うことだと
思っていると、思いがけなく修行者が来合わせた。

「このような道に、どうしておいでになるのですか。」と言うのを見ると、
以前都で会って知っている人であったよ。
都へ、あのお方の所へと言って、手紙を書いて託す。

私は今駿河の国にある宇津の山あたりにいますが、その宇津という山の名ではないけれどうつつにも夢の中でもあなたに会わないことだなあ。

富士山を見ると、5月の終わりごろなのに、雪がとても白く降り積もっている。

季節をわきまえない山は富士の嶺だなあ。今をいつだと思って、子鹿の毛の白い斑点のように
雪が降り積もっているのだろうか。

その山は、都で例をあげると、もし比叡山を二〇くらい重ね上げたとしたらというほどの
高さで、形は塩尻のようであったそうだ。

さらに先へ先へと進んでいくと、武蔵の国と下総の国との間にたいへん大きな川があり、それを隅田川というが、その川のほとりにかたまって腰をおろして、思いをはせると、
この上もなく遠くへ来てしまったなあ、と互いに嘆き合っていると、渡し守が、
「早く船に乗れ。日が暮れてしまうぞ。」と言うので、
船に乗って川を渡ろうとすると、一行の人々は皆何となく悲しくて、都に恋しく思う人がいないわけではない。

ちょうどその時、白い鳥で、くちばしと脚が赤い、鴫ぐらいの
大きさであるが、水の上で遊びながら魚を食べている。
都では見かけない鳥なので、一行の人々は誰も見知っていない。
渡し守に尋ねたところ、
「これが都鳥だよ。」というのを聞いて、

おまえがその名にふさわしい鳥ならばさあ尋ねよう、都鳥よ。都にいる私の恋しい人は
生きているのか、いないのかと。

と詠んだので、船に乗っている人は皆泣いてしまったそうだ。



《参考リンク》

さっき某テレビ局の番組で、長野県では
掃除は無言ですると聞いたのですが・・・
だれも喋らないんですか?

ぁ、伊勢物語お疲れ様です。
コメントありがとうございます。

掃除・・・確かに小・中学校では無言でやれ、と指導されましたねぇ・・・・。
まぁ、私は喋りながらやったほうが楽しくて効率が上がったので普通に喋ってましたが・・・・。

確かに喋らない人が多いかもしれません。
・・・理由はわかりませんが・・・・。
はじめまして!
自分も高1です。よろしくどうぞw
今日テストなもので徹夜で勉強しています。
ちょうど東下りがテストにでるので参考にさせていただきます。
訳が間違えてないことをただ願うばかりですw
テストが終わったらまた覗きにきます☆
では②。
テストですか…お疲れ様です。
私もそろそろ期末の勉強を始めねば…

テスト、幸運を祈ります。お互いに。笑
高1です。
はぃ、古文苦手ですorz
役立たせて頂きました!ありがとうござりまするー
夏休みの古典の宿題ピンチでした。
本当に見やすくて役に立ちました本当に

めちゃめちゃありがとうございます!!!
めっちゃよかったっす

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