”マツモト・バウンド”~bluesが聴こえる~
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2008/10/11 10:18 | 印刷

今日は、作品自体の是非はともかくとして、裁判員制度が始まる前に気楽に読める漫画をご紹介。



   タイトル:裁判長!ここは懲役4年でどうすか
   漫画:松橋大輔
   原作:北尾トロ
   メーカー/出版社:新潮社
   メディア:単行本








現在4巻まで発売されている漫画です。
元々は北尾トロ氏の同タイトルの著書ですが、画が加わるほうがより楽しめるとは思います。

主人公である北尾太郎が、ふとしたきっかけから裁判の傍聴に行くようになり、そこで繰り広げられる人間模様に、時には怒り時には泣き、そして時にはちゃかすというような内容のものです。

以前から傍聴ファンという方が存在していたのは事実ですが、北尾氏の著書の影響で傍聴する方々が増えているのは事実でしょう。

知らないよりは知っているほうがいいと私は思いますから、裁判員制度が開始される前に、実際に生の裁判を体験しておくことは有意義であると思います。
ただ、「野次馬的」な感覚で傍聴することには、やはり「?」ですね。
この漫画は、ノンフィクションとフィクションが入り混じっています。
特に、フィクションの部分は当然ながら北尾氏が想像で描いているものですから、非常に「野次馬的」です。
漫画としてはそういう部分が面白いのですが、やはり「被害者」の方々に対してはやや配慮に欠けると言わざるを得ないでしょう。

したがって、この漫画に対する世間の評価は賛否両論ですね。
「裁判を身近なものとして感じることができる。」という意見がある反面、「法廷をちゃかすような記述はいかがなものか。」というような意見があります。

ただ、私はそういうもの全てをひっくるめて、この漫画は読む価値があると思います。
我々は、いずれ裁判員として裁判に参加することになるのですから、その緊張感や責任感をまずは少し和らげるという意味で、この漫画を読む価値はあると思います。

そして、この漫画を読んだ後、もう一度裁判に参加することの意義や責任というものを考えればいいのではないかと考えます。




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