”マツモト・バウンド”~bluesが聴こえる~
暑いのは分かるけど… | Home | タバコも酒も、なかなかやめられません。
2008/07/08 20:53 | 印刷

第1編:商品と貨幣
第1章:商品
第3節:価値形態又は交換価値
A:単純な、個別的な、または偶然的な価値形態

は~あ。ここまでも結構面倒くさかったのに、この第3節の面倒くささは半端ねえなあ。

諸商品は、それらの使用価値の雑多な現物形態とは著しい対象をなしている一つの共通な価値形態ーーー貨幣価値をもっているということだけは、だれでも、ほかのことは何も知らなくても、よく知っていることである


いよいよ、第1編のもう一人の主役(一方は”商品”)である”貨幣”という言葉が登場。
確かにさあ、商品は貨幣と交換できるという価値があることは分かるけど、「だれでも・・・よく知っていることである」とか言うなよ~。あんたの文章は基本的に分かりにくい書き方してるんだからさあ。

”Xの量の商品A=Yの量の商品B”
全ての価値形態の秘密は、この単純な価値形態のうちにひそんでいる


マルちゃんは、このAを”リンネル”、Bを”上着”として、この公式の意味を「X量のリンネルの価値というのは、それと同等の価値を持つY量の上着があることによって相対的にはかることができる」って説明してるんだけど、商品と貨幣の交換価値について説明するのに、この公式は必要かい?
またあんたの悪い癖(回りくどい)が出ちゃったかな?

と、思っていたら、その後マルちゃんは、”リンネル”と”上着”の関係を使って商品の価値について語り始めた。(要するに、全然”貨幣”の話にはならないってことね)
そして、この言葉。

たとえば上着が価値物としてリンネルに等値されることによって、上着に含まれている労働はリンネルに含まれている労働に等値される


また”労働”だよ。
どうしてもこの世で最も価値のあるものは”労働”だって言いたいんだね。
そして、この後マルちゃんが語った面倒くさい文章をまとめると、こうなる。(はず?)
・・・それにしても、”貨幣”の話が出てこねえ・・・

”リンネル”(素材)が本来持っている「価値」は、”上着”(商品)という価値形態としての「塊」になって初めて計ることができ、”リンネル”を”上着”にするために支出された労働力もまた”上着”(商品)という「塊」の使用価値に含まれている。

よ~く読むとたいして難しくないね。
結局マルちゃんのまわりくどい表現方法がわかりにくくしているだけなわけね。(多分・・・)

でも、この理論って結局プロレタリアート(生産手段を持たない人々)のための文章だよなあ。だって、例えば”ミュージシャン”。
彼らが生み出す”価値のある商品”って、「楽曲」。つまり、マルちゃんの説明で言うところの「上着」と同じものですよねえ。
ということは、「リンネル」当たるものは何?
”楽器”?それとも”ドレミファソラシド”?
どうも納得のいく答えが得られないですよねえ。

ミュージシャンとは別に画家の場合はどうでしょう?
彼らにとっての”上着”は、”絵画(作品)”ですよね。だとすると、彼らにとっての”リンネル”は、”画材”ってことになり、この場合は割と納得できる。

では、スポーツ選手はどうでしょう?
彼らにとっての”リンネル”や”上着”は、どちらも納得のいく答えが見つからないですよね。だって、彼らにとっての商品は、”彼ら自身”ですから。

こうやって考えてみると、結局マルちゃんは、この「資本論」をプロレタリアートに向けて記していたのではないかという推論が成り立つわけです。
まっ、この「資本論」は、彼らの間で流行ったわけですしね。

ただ、「貨幣」に関する記述が出てくれば、全く違った展開を見せるかもしれませんが・・・。


コメント追加

タイトル
名前
E-mail
Webサイト
本文
情報保存 する  しない
  • 情報保存をすると次回からお名前等を入力する手間が省けます。
  • E-mailは公開されません - このエントリーの新規コメント通知が必要なら記入します。

Copyright © happa - Powered by マツアズ [ログイン]