”マツモト・バウンド”~bluesが聴こえる~
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2008/05/20 16:11 | 印刷

今は、音楽が多様化して、バンドマンが減少しているように見えますねえ。

というわけで、根っからの”バンド好き”を自負する私なりの、”バンドブーム”解説を。

ここから先の文章は、全て私の私見です。(年代等は間違いのないようにしてありますが、もしも間違ってたらごめんなさい)

さて、一言に”バンドブーム”と言っても何時の時代のことを言うのでしょう?
調べてみて分かったのですが、日本の音楽史上”バンドブーム”と呼ばれるムーブメントは4回あったそうです。
ただ、単に”バンドブーム”と言って多くの方の頭に思い浮かぶのは、あの時代。
そう、80年代後半から90年代前半ではないでしょうか?
この時代の”バンドブーム”は、頭に”空前の”が付くと私は思っています。

その火付け役となったのが、「原宿ホコ天」と、「イカすバンド天国(通称:イカ天)」であることは、疑いようがないでしょう。

この頃の音楽シーンを振り返ってみると・・・。
87年、後のアーティスト達に大きな影響を与えることになる偉大なバンドがメジャーデビューしています。
それが、ブルーハーツユニコーン
ブルーハーツは、それまでのパンクの概念を壊したと言えるバンドです。彼らが登場するまでのパンクといえば、アナーキーなどに代表されるように”反体制”、”反社会”がテーマでした。しかし、ブルーハーツは、それまでのパンクには有り得ないような、”やさしさ”や”青春賛歌”がテーマになっていました。また、ユニコーンは、ビジュアル的には、ややパンクよりでしたが、曲はポップでキャッチー。でもロックの王道のようなコード進行は無視してないというようなスタイルだったと思います。
この二つのバンドが商業ベースに乗ったことが、後の日本のロックバンドへ大きな影響を与えたと言えると思います。

また、この時期には日本ロック史上大きな事件がありました。
それが、88年のBOOWYの解散です。
ブルーハーツやユニコーンがシーンに登場したのと入れ替わりでBOOWYが姿を消しました。

このようなことから、87年と88年は、日本のロック史上重要な位置にあると私は考えています。

そして、88年にもう一つ見逃せないバンドがデビューしています。
それが、ジュンスカイウォーカーズです。
彼らの成功は、間違いなくバンドブームに火を付けたと思います。その後の日本の音楽シーンに登場するバンドの多くが、彼らの成功のおかげでデビューできたと言っても過言ではないのではないでしょうか?
そして、竹の子族(皆さん、知ってますか?筍好きの集まりじゃないですよ!)以来の原宿ホコ天ブームの火付け役も彼らであることは間違いないでしょう。

当時、彼らがホコ天でライヴを行っていた場所は、彼らのメジャーデビュー以降、その場所でライヴをやったバンドはメジャーデビューするなんていう話もあったぐらいです。

ホコ天でライヴを行っていたバンドは常時約30ぐらいあったと思います。そのバンドがほぼ同時に音を出すのですから、本当に凄い状況でした。めちゃくちゃ人だかりのあるバンドがある一方、当然のことながら足を止めて耳を傾ける人が皆無のバンドもいましたが、皆それぞれ自分の音やメッセージを伝えるんだという熱気みたいなものに溢れていたと思います。
そして、そんなバンドを見に来ていた人の数の凄いこと。その中心は中高生のしかも女子だったと記憶しています。日曜日になるとどこからともなくそんな人たちが集まる場所がホコ天。

あれだけホコ天バンドが人を集めたのは、多分、路上ライヴ故の生感(こんな言葉あるか?)と無料であるということではないでしょうか?
やはり、中高生はそれほどお小遣いを持っていなかったでしょうから、タダで好きなバンドのライヴが見れるホコ天は、そんな人たちにとってもまさに”天国”だったのでしょう。

バンドマンにとっては、沢山の人が集まる場所で、思いっきり自分達の音楽ができる場所。そこへ向かう人々にとっては、ただでライヴが見れる場所。需要と供給のバランスが見事に取れていたのでしょうね。

おっと、「ホコ天論」のようになってきてしまいました。

ちなみに、ジュンスカイウォーカーズに代表される音楽ジャンルを当時は、”ビートパンク”と呼んでいました。(ひどい造語)
どんな音楽なのかを一言で表すなら、「タテノリのビートに乗せて分かりやすい唄を歌う」ですかねえ。
とにかくサウンド的にはタテノリのパンクよりの音をしているのですが、メロディはとても分かりやすくキャッチー。ファンの女の子達がサビを一緒に大合唱!なんてのが当たり前でした。(統一された振り付けまであったし・・・)
ある種、宗教ですね。皆で同じ方向を向いている。一体感が気持ちよかったのかもしれませんね。
この辺りも、「ホコ天」ならではのことだと思います。

長くなってしまいました。

この続きは明日書きたいと思います。
明日のテーマは、「イカ天が火をつけたバンドブームとバンドブームの終焉」についてです。

っていうか、明日には完結させます。

最後に、こんなサイトを見つけたので、貼っておきます。

On The Street @Tokyo [Harajyuku Hokoten]

わたし、今になって、バンドブームの人と付き合ってるんですよね・・
って…竹の子族は、わたしが大学卒業して東京を去る頃に話題になってました!
なので、実物は見たことないけど…懐かしいなぁ♪♪
ちなみに、PLANET EARTHなんてバンド知りません??
(* ̄∇ ̄*)エヘヘ☆
竹の子族は、私も見たことがないです。
一度見てみたかったですねえ。

PLANET EARTHですか?
私が知っているのは、10年ぐらい前に存在したアメリカのハードロックバンドしかありません。
それ以外、つまり、バンドブームの頃や今現在のバンドであるとしたら、私の知識の中にはありません。すいません。
大変わかりやすい解説をありがとうございます!
常日頃から、疑問に思っていたことが、とけました。
テレビで当時のブームを特集した番組を見た時、
ずいぶんバンド同士が
近いなぁ、と思っていたんです。
やっぱりすごい状況だったのですね。
知らないことがいっぱいで、勉強になります。
ご理解いただけたようで、ありがたいです。
文章をまとめるのが下手なので、いつも長文になってしまい、申し訳ないです。

本当に、当時はバンド同士が近かったですねえ。
となりでやっているバンドが盛り上がっている時は、そのとなりのバンドは一旦、演奏休止。
なんてこともあったらしいです。

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