”マツモト・バウンド”~bluesが聴こえる~
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2007/01/09 22:20 | 印刷

最近頻繁に聞くようになったこの言葉。
ちょっと調べてみた。

日本語にすると、”労働時間規制適用免除制度”。

要するに、”残業代支払わなくていいよ!制度”。

もちろん、対象となるのは”ホワイトカラー”と呼ばれる人々の一部ですけど、そもそもホワイトカラーってのは、私の感覚からすると”ブルーカラー”(現場作業員、肉体を使う労働者)に対する言葉で、事務系の仕事をする人。というイメージなんだけれど、今回取り沙汰されている”ホワイトカラー”ってのはその中でも”会社から一定の裁量権を与えられた人で、法律の定める一定の所得を超えた人”だそうだ。

つまり、”法律の定める職種に従事し、かつ、法律の定める一定の所得を超えた人には残業代支払わなくていい”ってことらしい。

この制度の導入について考えられるようになった理由は、”労働時間に対して賃金を支払うのではなく、成果に対して賃金を支払う仕組み”を作りたいということらしいのだが、果たしてそのことと残業代カットが結びつくだろうか?

もちろん、今回のこの制度に対しては様々な異論・反論も出てきている。

例えば、”サービス残業の合法化”。
つまり、”残業代が出ないにもかかわらず、残業するのは自己責任によるものである。そして、自己責任で残業した以上、仮に過労死しても自己責任”である。

そして、なんだかんだ言って企業にとっては、総合的な賃金カットが可能になるのでは?ということも。

Wikipediaに面白いシュミレーションがあったので、それを元に仮説を立ててみました。
例えば、会社内でAさん(管理職・今回の制度の対象者)、Bさん(Aさんの部下・今回の制度の非対象者)、Cさん(非正規雇用・もちろん今回の制度の非対象者)で一つのチームとして仕事をしていたとします。

そして、今回の制度により会社側は3人トータルでの賃金のカットに踏み切りました。

元々、今回の制度により今までAさんに支払っていた残業代は支払わなくて良いことになります。

次に、Bさんの今までの年収は制度対象となる所得を僅かに下回る金額だったのですが、今回の制度の開始に合せて制度対象となる年収に変更されました。
Bさんは基本給こそ上昇しましたが、残業代が支払われないこととなり、結局トータルでは減収となってしまいました。

そして、AさんとBさんに残業代を支払わなくて良くなった会社は、Cさんが今までやっていた仕事をAさんとBさんに振り分けることによりCさんを解雇しました。

その後、減収となったBさんは、”やってられねえ”と一言言い残し会社を去ることに。

会社はBさんがやっていた仕事もAさんにやらせることにしました。Aさんは過労でダウンしてしまいました・・・。

もちろん、3人でやっていた仕事を1人でやること自体が無理だし、Aさんが過労でダウンする前に会社を辞めてしまえば、会社にとってもマイナスになるから、私の仮説は非現実的かもしれません。
しかし、全く可能性がないわけでもないような気がします。

某国の総理大臣は、今回の制度について、「残業代が出ないのだから従業員は帰宅する時刻が早くなり、家族団らんが増え、少子化問題も解決する。」と仰っています。

私の仮説とは全くの正反対の考え方です。
どちらが正しいと言うよりも、どっちも正しくないような気がします。

今回の制度についてはまだ検討段階のようですが、大きな問題を抱えているような気がします。

でも、”格差社会”を考える上ではいいきっかけになりそうですね。




ホワイトカラーエグゼンプションについては、
私もいつか触れたいと考えていました。

たいした権限は与えられていないのに、管理職に
させられて残業代は出ず、手当は微々たるもの。
既に私の会社では導入済みって感じでしょうか(;-_-) =3
ただし私の場合、一定の年収にはなってませんが。。。
まぁどこもそんな感じかも・・・

某国総理の見解には、
私は失礼ながら吹き出してしまいました。。。
総理の言う通りなら、我が家は今頃、大家族です(^^;;;
是非、トモさんのかお考え方も機会があれば聞かせていただきたいと思います。

今回の制度が導入されることになったとしても、
”我が社は残業代カットしません!”みたいな会社が
出てこないかなあと思っております。
まあ、法律的に許されることかどうかは分かりませんが・・・。

某総理の見解通りなれば確かに最高ですけどねぇ。

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