2007/05/16 21:47
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[読書記]
やっとこさ、読みました。

士会という青年が主人公の物語。
舞台は約2600年前の中国、春秋戦国時代。
晋の文公こと、重耳がお亡くなりになった後からストーリーは始まります。
覇者文公が没したことにより、晋国内では内乱が発生。
祖父の時代には、晋国内で法家の名門として名を成した家柄であるが、家は政変に翻弄され今は落ち目となっている。
己の力でなんとか、家の再興を図りたいという主人公 士会。
士会という人は、たいへん才能のある方で、特に軍事面においてその才能は遺憾なく発揮された。だが、その天才的な手際のよさとはウラハラに、彼の出世は遅かった。文公亡き後の後継者争いに士一族も巻き込まれ、士会は、紆余曲折を経て隣国秦へ亡命したり、兄が亡くなったりといろいろたいへんだった。という事で、ようやく晋に戻って政治の中枢に参加するようになっても国の動向は、現存の派閥勢力に握られていた。
いくら、戦っても負けないと言っても、内部の人を説得できなきゃ、なんにもならないのだなあとか。確実なプランを組み立てたとしても、どうしようも出来ないしがらみができてしまうのだなあとか。そんなやりきれなさというか、運命みたいなものはどうしようもないのかなあとか思った。
士会は、そのような運命に真っ向から対峙し最後には国のトップである宰相の地位までたどり着きます。
そんなサクセスストーリーです。
投稿者 : eisin

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