2007/01/07 16:38

子供はやっぱりもう一人欲しいなあ。

というのが、観た第一印象。

Mr.インクレディブル(リンクはallcinema ONLINE)

あらすじ

無敵のヒーローMr.インクレディブル

颯爽と難事件を肉体で解決しスマートに決める。

今日も事件が待っている。

さて、ある高層ビルに入った強盗を捕らえようとするところから、ミスターの悲劇が始まります。

爆弾を利用して強盗を働いていた犯人を捕らえようと、自殺者を救うついでに飛び込んだ高層ビル。強盗を捕まえたまでは良かったが、インクレディブルをリスペクトしているという熱烈な少年ファンが事件現場にやってきます。スーパーな能力が無い代わりに、自作のロケットシューズでやってきた少年。だが、分別が無く、スゲー邪魔。そうこうしている内に少年のロケットシューズが壊れ、少年はビルから落下。それを助ける為に、あわや大惨事という事態に。

少年はそのまま警察に連行。インクレディブルは「相棒なんてイラねー、お前なんか邪魔」とパトカーに乗せられる少年に捨て台詞。少年はそれがトラウマとなり・・・

その後、ヒーローは慈善活動が裏目に出、裁判沙汰になったり、事件解決のためにいろいろな建築物が破壊され、それに伴う出費が国では補いきれなくなったりと、ヒーロー活動が事実上休止に追い込まれます。

それから、15年後。

インクレディブルは同じくヒーロー(ヒロイン)だったイラスティガールと結婚。

2男1女のパパとなります。

特別な人間が普通に戻る事はこれほどまで困難なのでしょうか。

顧客の利益よりも、会社の利益、株主の利益を追求する会社組織。

人助けが自分の全てのように生活していたクレディブルにとっては葛藤の連続です。

これまでは何とか我慢できましたが、会社の利益追求にばかり走る上司にヒーローとしてのプライドを傷つけられたクレディブルは、ついに逆ギレ。

上司を張り倒し、会社をくびになります。

家に帰ってかばんの整理。すると怪しげな手紙が・・・

クレディブルの運命は、ヒーローはこのまま社会という波に飲まれてしまうのか。。。



さて、前半クレディブルの寂しい姿がけっこうひっぱります。

15年のブランクは、さすがにヒーローでも一朝一夕に何とかなるもんでもないようです。

その時、支えてくれのが、妻であり子供達であります。

夫を助ける為に颯爽と敵のアジトに乗り込む妻。

胸が震えました。


一見本物かと見間違うほどに美しいCG。

テンポよく勧善懲悪でわかりやすいストーリー展開。

ビックバンドジャズな雰囲気でノリのよい音楽、満足のいく作品でした。



ただ、ちょっと気になったことが一つ。

悪役のシンドロームは自分が開発した兵器を売ることで、たいそうな金持ちになっています。その資金を元手に無人島を買い取り、武器開発の為の秘密基地を作ります。

そして

シンドロームがクレディブルと対峙した時に話した内容。

「ヒーローよりも強い武器を作り、それを使いやすく改良し、沢山の人に使ってもらう事で、みんながヒーローになる。そうすれば、ヒーローだけが特別じゃなくなる」

で台詞は終わってたんですけど、

その後私は、DVDをみながら勝手に

「どんな困難にも各々が対応できる、便利で平和な世の中になるんじゃないかあ!」

と台詞を付け足してしまいました。


シンドロームは何処で間違って道を踏み外したのでしょう。

あふれる才能を有効に使う事の出来なかった悪役。

家族の力を借りて、見事カムバックを果たした特別な存在であるヒーロー。

なんだか少しだけシンドロームが気の毒になりました。