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2008/10/25 16:10 | 印刷

ニュースとしては少し古くなってしまいましたが、Vistaの次のWindowsの正式名称が「Windows 7」に決まりました。
Vistaと比べて、どの部分がアップデートされ、より優れたOSになったのか(またはそうではないのか)の詳細は分かりませんが、このネーミングには、「Vistaとは違うけどVistaですよ」という、Microsoftとしてはちょっと苦しげな釈明が入ってそうな事情があるようです。

Windows Vistaほど、世間のPCユーザーからブーイングが出まくったOSがかつてあっただろうか?と思うのですが、過去にWindows MeというOSがありましたね。

Vistaの不人気は、Meの不人気とはまた違った事情があり(Meの不人気の原因は、あまりにも不安定なOSであったこと)、その事情の殆どが、アプリケーションの互換性が乏しい、とにかく重い(ハードウェアに高スペックな仕様を要求する)の、2点に集約されるでしょう。

なので、MicrosoftがVistaの次期OSの開発に着手し、その開発コードが「Windows 7」であるというニュースが発表された当時は、「次期Windowsは、Vistaベースではない」という憶測も飛んでいました。

ここでちょっと、Windowsの歴史を整理してみますと、以下の通りになります。

第一世代: Windows 1.01、Windows 1.03
第二世代: Windows 2.03、Windows2.1、Windows2.0
第三世代: Windows 3.0、Windows 3.1、Windows NT 3.1、Windows 3.2
第四世代: Windows 95、Windows 98、Windows 98SE、Windows Millennium Edition(Me)
第五世代: Windows 2000、Windows XP
第六世代: Windows Vista、Windows 7


ここで、アレ?と思われる方もいらっしゃるでしょう。

まず、第三世代までは、WindowsのコードバージョンがそのままWindowsの名称に使われています。第四世代からは、コードバージョンを名称に使用することをやめ、年代であったり、何かを象徴する記号だったりします。

正式には、
Windows 95→コードバージョンはWindows4.0
Windows 98→コードバージョンWindows4.1
Windows 98SE→コードバージョンWindows4.1
Windows Me→コードバージョンWindows4.9
Windows 2000→コードバージョンWindows5.0
Windows XP→コードバージョンWindows5.1
Windows Vista→コードバージョンWindows6.0
となります。コードバージョンで表すと、どのWindowsのバージョンがどのバージョンと仲間(?)であったのか、判りやすいですね。

ところが、次期OSであるWindows 7。名称だけ見ると、バージョン6.0のVistaとはまるで別の世代のOSであるかのようです。

ところが、Windowsのバージョンとしては、Windows6.1なのです!

つまり、Windows6.0であるVista直系のOSということになりますね。

Windows 7という名称は、Microsoftでの開発コード名をそのまま使ったわけですが、ここで言う「7」は、Windows95以来7番目のWindowsであるというだけの意味だったのです。

そして、IT業界内で「開発コードがWindows 7ということは、Vistaとは一線を画した新OSなのか?!」ということが話題になり、それが一般のニュースにも現れ、そして世間の反響が、「(かの悪名高き)Vistaとは違う!」ということになったので、不評だったVistaのイメージを一新できるメリットに気がついたMicrosftが、開発コードをそのままOSの名称にしてしまった・・・、ということが真相のようですw

ただ、Windows 7が、Vistaの汚名挽回となるほどの出来映えなのか、相も変らぬ糞OSであるのかは、もう少し先にならないと判りません。


因みに昨日、お客さん用のパソコンを発注しましたが、OSはWindows XP Professionalへのダウングレード権付のWindows Vista Businessを選択しましたw