高い脚立で小屋裏にあがり、下の写真の天井の右端に柱(小屋束)の脇から、
ブスッと150mmの温度プローブを刺したんだけど突き当たらずちょっとあせりました。
断熱材だけではなくシートなど色々あって、通気層を隔てる木質ボードまで180mmの厚みがありました。
屋根裏の通気層ボード下面に取り付けた結露センサは順調にモニターされていますが、
傍に設置した温湿度センサは不具合があったので(リンク先のコメント参照)、
写真のワイヤレス温度計のプローブを柱と断熱材の隙間から差し込むことにしました。
9/28朝のアメダス松本観測点の最低気温は6.5℃まで下がりました。
床を冷たく感じた人も多かったと思いますが、じゅうたん・カーペットは、
ダニアレルゲン対策にはNGです。
選択肢はフローリング以外ありませんが、冷たい床と暖かい床があります。
下の写真は奥が塗装したサクラ(樺桜)で冷たく、手前が無塗装の桐で暖かいです。
相対湿度は人を惑わす!?
洗濯乾燥機運転前後の洗濯室の相対湿度の推移を示すグラフです。
水蒸気がたくさん出てるはずなのにほとんど湿度が上がることがなく、
乾燥機運転終了後は急激に湿度が下がるなんて、変な挙動にみえるでしょう?
…本文に、分かりやすい絶対湿度のグラフがあります。
先日、「洗濯乾燥機からの水蒸気と結露(1)」という観点でアップしましたが、
実際の運転で、室温にどの程度影響するかを調べてみました。
一人でやってる効率の悪さ…機材そろえて測定開始まで1ヶ月ももたついたけれど、
9月1日から温湿度データロガー9台と無線式ロガー4台でようやく記録開始です。
クーラーの稼動は8月下旬から止めています。
夏の電気温水器の表面温度は、もっとも高い場所が34℃前後で人体表面と
ほぼ同じでした。
信州など内陸気候では、夏の逆転結露の心配はないとされているので、
透湿させながら結露しないようにするには、透湿抵抗の高い順番に
室内から外壁に向かって並べればいいとされています。
でも…一般的な建材を用いてスッキリ構成するのは、実は困難かも?
自作の結露センサ切替器の設置が済んで、住宅内40か所で結露をモニタリングする
準備が整いました。動作確認も終了しています。
“Harry Paper and the Chamber of Secrets”
秘密の部屋につづく入り口はトイレにあるのですが、中に巨大な蛇は住んでおりません。
冬の冷たい外気がこの階段下に直接入るので、そのまま室内に通すと住まい手が
寒さを感じてしまいます。
冷気が居室に入る前に加温するために、輻射型か対流型の暖房器具を用います。
“雨仕舞”的には、外壁の最外面にサッシ面がそろっているのが正解ですが、
その結果、室内側にはサッシ回りにハウスダスト対策上の課題が生じます。
壁内に埋もれてしまう結露センサーは既に取り付けと配線が済んでいます。
今回のように最近になって設置されたものへの表面への設置が数か所残っています。
これは6/15夜にユニットバス北西角の金属部分に設置したもの。
6/1午後は職場の壁掛けテレビ取り付け工事をして(本業ではありません)、
夕方は、設計部のK氏・工事部のK氏とこの住宅の現場打合せをしていたら
日が暮れてしまった… とほほ。 それでも気を取り直して施主施工再開。
6/3のユニットバス設置までには必ず完了させなければいけないので…。
朝9時から昼までかかって半間できました。
まずはセルロースファイバー吹き込みシートをタッカー留め。
施主施工で珪藻土を塗る話はWEB上でもよくみかけますが…
間仕切りの断熱を施主がやるって、いったい何じゃ?
石膏ボードは優れた透湿建材です。これにビニールクロスを貼ると透湿しなくなって、ごくわずかな壁の隙間から水蒸気が入り、狭い範囲に湿気が集中することがあります。
断熱材の室内側に透湿シートを張って、つなぎ目をテープで塞いであるので、
換気の有効性が低下する原因になるエアリークは更に低減されています。
Zテクニカ富山(小矢部市)のチームによる吹き込み作業は5/15朝から開始。
上から順次作業を進めるので、梁に上って屋根なりに吹き込んでもらっている写真です。
1)断熱材の性能評価は多面的
2)調湿は可能だが、過大な期待をしない
III地域で最も寒い場所に建てる透湿壁をもった住宅として、壁内結露がないことを証明しておく必要があります。建ててからでは壁の中は観察できないので、センサーを設置して結露が生じていないことを常時監視できるようにします。
パイプファン、配線の逃げ配管、エアコンの隠蔽配管など壁を貫通するもの、
壁の中を通るもの全て、先行して施工してもわわねばなりません。
このほか結露センサ、温湿度センサなども先行して取り付け工事をすることになっています。
外壁通気工法では、外壁が受けた輻射熱が通気層内の空気を温め上に昇って、軒天の有孔板と屋根裏~棟換気へ抜けていくとされています。入れ替わりに下端から新鮮な外気が流入し、建物内部に熱を伝えにくくなるとされています。
夏季には、北面以外の壁では、この理論が有効だろうと思います。では、冬はどうでしょう?
妻壁に施工したK社の製品A(防水・通気シート)です。エンボス加工がしてあります。
(強拡大写真・顕微鏡写真は本文に)
昨日(4/24)は小雨模様のなか、妻壁の防水透湿シート横張り・縦胴縁打ち付けをしていただきました。
最近のユニットバスは、内部のメンテナンスについては製品改良も進み、乾燥しやすい製品が出るなどカビ対策面で前進が見られます。
しかし、ユニットバス周囲の断熱とメンテナンスは… 悩ましい課題です。
建築の“常識”を覆す、III地域では最も寒い場所での「透湿住宅」ですので、数十個の結露センサーを壁内に仕込んで、この住宅(厳密にはセンサ設置部位)では冬季に壁体内結露が発生していないことを証明する必要があると考えました。
それは、松本地域で透湿壁にする場合、北/東壁の耐力面材に火山性ガラス質積層板を使うと壁内結露のリスクがやや高くなるためです。
3月22日のブログにも書きましたが、なにしろ「III地域では最も寒い場所に建てる」防湿シートなし住宅です…
この住宅の材料選定にあたり最も困難な要素が内装材であったのですが、これは以下の条件で選定しました。
昨日は、床束・大引の工程までやっていただき、雨よけにブルーシートの仮設屋根を切妻風に作っていただきました。
普通ポルトランドセメントの養生期間は、平均気温5℃以上15℃未満で5日以上。
上棟に晴天日を選ぶ理由は、2階剛床が仕上げが済んだ木材パネルを使用するから。
コンクリートの平衡含水率が大きく動くのは、Rh33%で1ヶ月程度。
3月22日の記事の関連事項です。
「計算又は実験の結果による温熱環境(結露の発生を防止する対策)に関する試験ガイドライン」から引用・編集してあります。
「計算又は実験の結果による温熱環境(結露の発生を防止する対策)に関する試験ガイドライン」というものがあります。III地域の中で最も寒い場所にこの住宅は建築されます。













