幅木 窓額縁下枠 | Home | 黒い家
2008/05/29 0:42 | 印刷

石膏ボードは優れた透湿建材です。これにビニールクロスを貼ると透湿しなくなって、ごくわずかな壁の隙間から水蒸気が入り、狭い範囲に湿気が集中することがあります。












内部結露させないように透湿壁の構成を考えるときに、透湿抵抗の高い順に室内から外へ向かって並べることができるなら話は簡単ですが…

実際は室内側から
珪藻土、ホタテ貝殻粉、紙など透湿建材で仕上げ
  ↓
石膏ボード
  ↓
透湿抵抗の低い断熱材
  ↓
この先が問題で… 通気層に面した場所に施工する耐力面材の普及品には、上記のものよりも透湿抵抗の低いものは…まず見当たりません。

では、内装側のボードを硬質石膏ボードなど特殊なものにして透湿抵抗をある程度高めたらどうか? 
セルロースファイバーなどの調湿性の高い素材を断熱に使用した場合、室内との水蒸気の出入り口にあたる部分で透湿抵抗が高いと壁体全体としての吸放湿速度が下がります。換気・透湿しきれずに最終的にあぶれる水蒸気が多いと低温室で結露したり、隙間に殺到することになります。

特殊な構成にせず施工性のよい普及品でまとめるなら、室内側に普通の石膏ボードを施工しても通気層までの間に内部結露しない条件設定が必要になります。

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