結露センサ取り付け工事(2日目) | Home | 明日はいよいよセルロースファイバー吹き込み
2008/05/13 23:01 | 印刷

1)断熱材の性能評価は多面的
2)調湿は可能だが、過大な期待をしない

1)断熱材の性能評価は多面的
断熱材の性能には、基本である固有の断熱性能のほかに、経年劣化(収縮)や沈降で断熱欠損をつくらない、耐火性、撥水性、防カビ・防虫性、人体毒性(施工時、居住時、火災時)、施工性のよさ、材料価格・施工費用、環境負荷の程度などが評価対象になります。

2)調湿は可能だが、過大な期待をしない
換気回数が0.5回/時(建築基準法に定める最低限)以上であれば、室内の湿度調節にもっとも実効性があるのは、計画換気であるとされています。換気回数がこの数分の1程度の場合に、調湿建材の機能が発揮されるようですから、室内の調湿についての過大な期待は禁物です。

もし、内装側のポリエチレンフィルムで気密をとった場合、居室の湿度変動に対して緩衝するには、大量の調湿材を室内空間に配置する必要が出てきますので、薄っぺらな調湿塗料や調湿壁紙はまったくの“名ばかり調湿”だと思います。

ある程度実効性のある湿度緩衝を行うにあたり、壁の容積のかなりの部分を占める断熱材に、セルロースファイバーなど調湿性能を持ったものを使用することが可能なら大変に合理的なことです。一方、発泡系断熱材やグラスファイバーには湿度緩衝はできません。(続く)

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