2012/05/11 0:22


連休中の話ですが、『インバウントマーケティング』という本を読んだので、備忘録としてまとめます。

この本では、従来のマーケティング手法を「アウトバウンド・マーケティング」とし、著者が提唱するマーケティング手法を「インバウンド・マーケティング」として、様々な実例を元にインバウンド・マーケティングの具体的な方法を紹介しています。

僕みたいな制作側の人間だけでなく、企業のweb担当者の方にはぜひ読んでもらいたい内容です。

たとえば、webサイト。僕自身制作側の人間として結構、耳が痛いことなのですが、「webサイトがwebカタログ」になっていないか?ということ。
「見栄えを綺麗に、企業なり団体が伝えたい情報を掲載する」=「情報の押し売り」はだめということです。
そうではなくて、いかにエンドユーザーから見つけてもらえるサイトにするかが重要。
その見つけてもらう方法として、検索なども従来の手法も当然大切ですが、「いかに魅力的なコンテンツ」を提供し続けることができるかが大切との事です。

まさに!おっしゃる通りです。

企業ブログで、担当者のプライベートな情報(どこで遊んだとか、何を食べたとか)なんて掲載してはダメというような事まで書いてあります。
それが、正しいかどうかは、業種とか程度の問題であるので、一概には言えませんが、個人的な考えとして「ブログ=担当者の日記」であったら、あまり読みたいとは思いません。特に、「何か」を調べていて、その業界の企業ブログにたどり着いた時に、だたの日記だったら・・・

そうゆうことなんです。

この本には、そういったコンテンツのいろは、ソーシャルメディアの使い方、検索対策や制作会社の選び方に至るまで細かく記されています。
著者はアメリカの方なので、全てが日本(特に地方)で当てはまる訳ではないと思いますが、それでもとても参考になると思います。

・・・というか、この本のような内容を実務で提案できるようにならないとな・・・
頑張ります。

2012/04/04 21:15

まとめ系の記事は少しお休みして(1回ボウズかよ・・・)個人的にタイムリーな話題をば。

先日、このブログでも紹介した「ソーシャルデザイン」と津田大介さんの「情報の呼吸法」という本を購入しまして、とあるキャンペーンで電子版のデータを頂きました。(残念ながら、キャンペーンはもう終了してます)

スマホに変えて、2年近くになるのですが、本格的に電子書籍を利用するのは、初めてです。
せっかくなので、体験記的に感想をまとめてみたいと思います。

まずは、僕の環境を。
エクスペリア androido2.1
アプリ FBReader


読んでみた感想。



どこでも続きが読めるというのは、かなりいいです。
割りとどこでも本を持ち歩くタイプなので、携帯だけ持っていれば、好きな本がちょっとしたスキマ時間で読めるのはいいです。

アプリの仕様にもよりますが、ブックマークや、気になったところをツイッターとかevernoteなどへの共有もカンタンにできるのはいいですね。
本を読むときは、付箋ベタベタはっちゃうのですが、それは結局あとで読み返すという作業をしないといけないので、ソーシャルとか自分のメモへデジタルデータとして流しておければ、後でブログとかにまとめるのもラクになりますね。
ちょっと読みにくいかも・・・と思っていましたが、なれると意外と平気ですね。

ただ、何となく手にとって本を読むという行為から離れすぎていて、そこに違和感を感じました。

電子書籍の方が検索性も高いし、情報の二次利用(個人的まとめとしてなど)は簡単なのですが、
「たしかこの辺のページに書いてあったっけ」とか、残りページがコレくらいというのを触覚的に感じることみたいな
感覚的な要素がなくなってしまったのが少し寂しいかなぁと。

で、結局どうなのよと言われると・・・悩ましいですね。
それぞれ長所や短所があり、一概にはどちらがいいかというのはわかりません。
ただ、個人的には、「紙」質感とか、マーカーを引く行為とかすごい好きなので、これからも紙の本を買い続けるんじゃないかなと。

あと、長いメルマガとかも電子書籍で読むといいかもしれません。と、津田さんのメルマガのサンプルを実際にepub版で読んで思いました。

2012/03/20 21:48



「未来はもっと素敵だと思いますか?」

この質問に「いいえ」と答える人は、もしかしたら、この『ソーシャルデザイン』という本を読んだ方がいいかもしれません。

この質問は、今日紹介する『ソーシャルデザイン』という本の冒頭で質問されています。
なんだか、自己啓発的な紹介の仕方ですが、この本は、ぜんぜんそうゆう類のものではありませんので(^^;

greenzという社会の問題を面白く、かっこよく解決できるアイディアを紹介してくれるwebマガジンがあります。
この本は、そのwebマガジンの中で紹介されている「ソーシャルデザイン」=「社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組み」のアイディア集です。

なんだが、固い話のようですが・・・ぜんぜんそんな事ありません。

編み物が上手なおばあちゃんが元気を元気にするニットブランドであったり、
タバコのかわりにシャボン玉を一服する「東京シャボン玉倶楽部」であったり、
街を賑わす「うわさ」の張り紙であったりと。

あえて詳細まで書きませんが、どれもちょっと「なに?」って気になるような話題じゃないですか?
これらに共通しているのが、「普通の人」が、「身近な課題」を「楽しく解決しよう」とした事です。

震災があってから特にそうだと思いますが、身の回りの問題に対して何かしていきたいと感じる人が増えているんじゃないでしょうか。
でも、自分は特別な能力もないし、政治家でもないし、大きな団体に所属している訳でもないし・・・と諦めている。
僕自身、そこまで真剣に何かを解決しなければと考えている訳ではないですし、自分に特別な力や権力がある訳でもないです。
ただ、この本を読んで、もう少し、身近な問題に目を向けて、何かしてみてもいいかなと。

プロポノという言葉があります。意味は「各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般」の事です。例えば、一日のうちの1時間をそういった活動に充てられたら、そんな人が増えてきたら、きっと未来はもっと素敵になるんじゃないかと思いますし、人生も豊かになると思います。

うーーん、なんか固い記事になってしまったんですが・・・
キーワードは「自分ごと」と「ちょっとしたアイディア」と「楽しさ」だと思います。
うん、何か見つけよう。

2012/01/06 22:22

あけましておめでとうございます。
本年も「半人前」をそうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年一回目のエントリーは・・・ブックレビューです。





ソーシャルシフト―これからの企業にとって一番大切なこと
著:斉藤 徹

出版されて2ヶ月ほど経ちますし、読み終えてからも1ヶ月以上空いてしまいましたが、ご紹介します。
このブログでも何度も登場しているループスコミュニケーションズの斉藤さんの最新刊です。

ソーシャルシフトという言葉は斉藤さんの造語のようです。
意訳かもしれませんが、
『ソーシャルシフトとは、(ソーシャルネットワークの普及で)企業と生活者との接し方が大きな変化。透明性の時代、ソーシャルメディアが誘起したパラダイムシフトの事』

この本の中では、いわゆるソーシャルメディアがどういったものなのかということから始まり、私たち生活者にどう影響を与えているか、そしてそれを受け、企業や団体はどう対応していけばよいのか。
また、特に中規模以上の企業において、どのようにソーシャルメディアを取り入れていけばよいかという事が書かれています。
それは、いわゆる「マーケティング」的な領域にとどまらず、会社経営や社員間での企業としての目的共有といったマネージメント的な部分も含まれています。

大企業が中心になりますが、担当者レベルでの実例紹介なども豊富に掲載されているので、イメージしやすいのではないかと思いました。

特に、企業間でのソーシャルメディアの利用は、運用ルールや目的の選定など決して簡単ではないと思うのですが、実在する企業のそういった運用ルールの一部もご紹介いただいているので、参考になります。
(零細企業であれば、担当者=代表となる事が多いと思いますが、中規模以上の企業であればそうもいかないですし、場合によっては、広報担当とクライアント対応の担当が別の人物という事もあり得ます。)

「ソーシャルシフト」の内容とは直接関係ないのですが、実はこの本は出版される前から一般に公開されていました。
Facebookの非公開グループ「ソーシャルシフトの会」の中で、ほぼ完成している原稿が公開され、メンバーは自由に読む事ができ、斉藤さんに直接フィードバックを送る事ができました。もちろん、そのフィードバックは、原稿に反映されているのですが、大変新しい試みだと思います。
ソーシャルシフトの会は、非公式グループですが、申請すれば誰でも入る事ができます。
出版後も、活動は続いていて、ソーシャルシフトへ向けてどうすればよいか、事例を紹介したり、意見を自由に発言できる場になっています。

少し話が逸れましたが、「ソーシャルシフト」大変参考になりますので、ソーシャルメディアを活用したいという方はぜひ読んでみてください。というか、こうゆう本を読んでおけば、某クチコミ系サイトの騒動みたいなことは起こらないと思うのですが・・・

2011/10/18 22:25


明日のコミュニケーション』著 佐藤尚之

以前このブログでも書きましたが、『明日の広告』の続編です。大変参考になったので、読書メモも兼ねて、感想を書きます。

この本は、主にソーシャルメディアを使った企業や団体と個人とのコミュニケーションの仕方について書かれています。ソーシャルって既にインターネット業界に限らず、多くの分野で使われている言葉だと思いますが、いまいち実態が掴めていないという方も多いんじゃないかと思います。(僕も実は)
それでも体感的に理解できる部分もあって、便利に使っているんですが・・・
この本ではそういったなんとなくだった部分が明確になるように感じました。

例えば、ソーシャルメディアを自動車に例えてみると、
教習所でもらうような教本は、いわゆるソーシャルメディアのハウツー本です。
道具としての自動車(ソーシャルメディア)の使い方が分かります。
この「明日のコミュニケーション」は、なぜ人間は自動車(ソーシャルメディア)という道具を使うのか、
使うとどんなメリットがあるのか?ということが書かれています。

普段使っているものの本質を改めて知ることって、実はすごい大切です。

その他、「共感を纏うことの重要性」や「ソーシャルメディア以降の消費者の行動パターン」など
なるほどと思える部分がたくさんありますし、すぐに実行できそうな事も沢山あります。
詳しくは、実際に読んでもらいたのですが、最後にグサッとささった一文を。

『まずはソーシャルメディアにどっぷり浸かって使いこなすこと。
使いこなせないのに「メディアはメディア。売り物として特性を理解していれば十分」と嘯いているひともたまにいるが、マスメディアのような一方方向メディアならまだしも、生活者同士のやりとりが発生ソーシャルメディアではありえない。』


ごもっともです。

まずは、きちんと提案できるように自分自身ソーシャルメディアをもっともっと使いこなさなきゃ。

2011/05/06 12:29


2月以降、バタバタしていて(いい訳ですが)あまり本を読んでいなかったので、今回のGW中には何冊が本を読もうと決めていました。

2、3冊読んだのですが、僕的にかなり衝撃的だった一冊を紹介します。

新ソーシャルメディア完全読本
著:斉藤 徹

looops.tvでおなじみのループスコミュニケーションズ代表斉藤さんの本です。USTの放送はよく拝見していましたし、ブログも読んでいたのですが、著書は初めてす。

ソーシャルという言葉は、以前のweb2.0のように一人歩きしている感が否めないのですが、この本を読むと「ソーシャル」という言葉の意味や実際に企業なり団体なり個人がどうつきあっていけば良いのかがわかります。

世の中には、ツイッター本やfacebook本など様々ないわゆるソーシャル系の解説本が発売されています。
ツイッターやfacebookは、ソーシャルメディアのツールだと思うので、ツールの使い方を知る事も大切ですが、まず「ソーシャルメディア」自体を理解することが大切だと思います。
そうゆう意味では、この『新ソーシャルメディア完全読本』は、とても良い入門書になるのではないかなぁと。
解説とデータに基づく分析と実例がバランスよく配されているので、わかりやすかったです。

キーワードは、三河屋さんですね。
しばらく読み返しそうです。

(本当は堀江貴文の『君がオヤジになる前に』についてブログを書こうと思っていたんですが、こちらの方が衝撃が強かったので。)

2011/04/18 23:29


いかにも今風な話題のタイトルで、「読んで」オーラ全開で本当に恐縮ですが・・・
近いうちに人前でツイッターの話をしなければならなくなりそうなので、復習と勉強のためにツイッター本を購入して読んでみました。

Twitterをスマートに使いこなす基本&活用ワザ
著者:コグレマサト、いしだまさき、堀 正岳

言わずと知れた、「マキコミの技術」の著者のネタフルのコグレさんとみたいもんのいしださんと、こちらも言わずと知れた「lifehacking.jp」の管理人、堀さんの本です。

僕自身、ツイッターを初めて2年近くになりますが、ほぼ毎日使っているけど、ほとんど独学で「使いこなして」はいません。
(特に勉強もしなくてもある程度使えるのがツイッターの魅力かもしれませんが)

この本には、「ツイッターを始めるには」から、ツイッターを使う上でのルール(心構え的なこと)、プラグインを使うと色々便利だよということや、ビジネス上での使い方まで網羅しています。全部で100項目!
各項目も1〜2ページくらいにまとめられているので、とても読みやすいです。

今回はこれからツイッターを始めたい方向けにお話をするための準備用にと思っていたんですが、意外とそれ以外にも利用できそうで、得した感じです。

どちらかというと、これからツイッターを始めてみたい方よりは、1,2ヶ月使ってみてこれからどうしようか?という方が読んだ方が理解が深まるのではないかと思います。
とても勉強になりました。

2011/02/22 1:32


facebookをビジネスに使う本
熊坂 仁美

アメリカの事例を中心に、facebookをいかにビジネスに役立てるかを紹介してます。当然、アメリカと日本、松本という地方都市では全てが当てはまる訳ではないと思いますが、ここで紹介されている事例は何かのエッセンスにはなるんじゃないかと思います。

事例だけでなく、facebookの具体的な使い方(操作方法からコンテンツの作り方、運営方法)も紹介されているので、ハウツー本としてもいいかと思います。

最近、ソーシャル系の本を数冊読んだのですが、共通することがいくつかあります。
「コンスタントによいコンテンツを提供し続ける事」
「相手にとって有益な情報を発信する事」

以前、このブログでも紹介した『マキコミの技術』にも同じような事が書かれていました。ツイッターは別としても、facebookやブログなどのある程度まとまった情報を発信できるツールでは、それなりに面白いというか、「また読みたい」と感じさせる情報を発信しないとだめなのかなぁ。
あー、もちろんビジネスでの利用の場合ですけどね。

少し話がそれましたが、とても参考になる本でした。

そして、そろそろ、実際にfacebookページ作ってみないとなぁ・・・思う今日この頃であります。

2011/02/14 23:47


明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法
佐藤 尚之

以前このブログで紹介したlooops.tvの一回目のゲスト佐藤尚之さんの話がとても面白かったので、ギリギリ同じ業界かなというのもあり読んでみました。
20年以上の広告代理店での経験を元にインターネット全盛の時代が到来した今(3年前の本ですが・・・)「広告」という媒体を通してどういう風に消費者と向き合っていけばいいかが書かれています。

本の中で佐藤さんも書いていますが、佐藤さんが体験した20数年の広告の歴史、これは、すごい変革の時期だったように思えます。
広告がもてはやされた時代から無視される時代へ
一方的な情報発信でよかった時代から消費者からの声が重要視される時代へ
そんな変化を具体的な事例を紹介しながら説明していますので、とても面白いです。

この本で書かれている「明日」というのは、実は「今」の事なのかなぁと思います。
『リアルタイムの動画にみんなが文字や音声でツッコミを入れて楽しむ時代が来る p181』
まさに、ソーシャルメディアですよね。

以前は、広告もエンターテイメントのひとつだった(僕は今でもそうだと思いますが)。時代が変わって、インターネットやソーシャルメディアの出現で「個人」の力に注目が行くようになった。
企業や団体は、個人の力という大きなメディアがあることを理解して、うまく付き合っていかないといけない。

looops.tvもそうですが、読んでいるととても元気がでます。
「やり尽した・・・」じゃなくて、これからなんだなって。
web屋さんの僕でもとても参考になる本でした。

2011/02/05 19:32



今更・・・なんですが
google analyticsをもっと覚えようと思いまして「現場でプロが培ったGoogle Analyticsの使い方」を読んでみました。

この本は2部構成になっていまして、
1.google analyticsの基本的な使い方
2.実務でどう活用するか

この本を読んで今までいかにgoogle analyticsに関して無知だったか知らされました。いやほんと、恥ずかしい・・・

ここで簡単にgoogle analyticsの用語説明を

ノーリファイラー:直接みる。ブックマーク、メルマガなど
参照リファイラー:webサイトやブログなどリンクから来る
検索エンジン:検索エンジンからのトラフィック

セッション:あるユーザーがwebページを見始めて、ブラウザを閉じるか、違うサイトへ移動するまでのこと。店の滞在
ページビュー:ページの閲覧数(同一人でもページが違えば1カウント)

セッションやページビューってわかりにくいと思いますが、
webサイトをデパートに、デパート内のテナントを各ページと例えると
セッションというのが、お客さんがデパートに入って出るまでの事
ページビューがデパートのテナントに入る事かな?
(違っていたらご指摘ください)

数字はあくまで数字であって、そこから何を導き出すか。そこまでできるようになりたいなぁと。